ブルックスの知能ロボット論を読んでみた
本
ブルックスの知能ロボット論―なぜMITのロボットは前進し続けるのか?
- 作者: ロドニーブルックス,Rodney Allen Brooks,五味隆志
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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ロドニー・ブルックスはルンバを開発したiRobot社の設立メンバーで,MITのコンピュータ科学・人工知能研究所所長.
サブサンプション・アーキテクチャを提唱.
感想
ブルックスは天才で天邪鬼でミニマリストだと感じた.
サブサンプション・アーキテクチャの考え方は素晴らしい.
ただ,天邪鬼な性格のせいで,あまり広まっていないのかなと.
動くことがすごく大切なんだろう.
だから,リッチなアルゴリズムは嫌いなんだろうなーと.
ブルックスによると未来は人とロボットの境界が曖昧になると.
これには賛成.
ただ,侵食型だと負担があまりに大きいから,非侵食が一般的になるだろうと思う.
(レーシックとコンタクトのような関係)
あと,日本の少子化問題をロボットにより労働力を増やすことでなんとかするという考えはいいと思う.
ただ,これもコストが高いよなーと.
(温泉地で仕事とかいいよなー)