日経平均、一時9500円台

19日の東京株式市場は、前日の大幅高の反動などで、売り注文が先行した. 日経平均株価の午前の終値は、前日より54円82銭(0.57%)安い9612円44銭. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同2.39ポイント(0.29%)低い816.88、出来高は7億9千万株だった. 午後1時時点の日経平均は、同72円26銭安い9595円00銭. TOPIXは同4.57ポイント低い814.70. 前日の日経平均が今年3番目の値上がり幅だったため、利益をいったん確定する動きが多くの業種で広がっている. 前日の欧米市場で株価が値下がりした流れも引き継いだ. ただ、外国為替市場で円安方向に傾いているのを好感した買い注文もあり、下げ幅は限られている.