ビーマニッキ(実質エリアトラウト

もう皆伝になれないおじさんがエリアフィッシングにハマる話

穴冥を攻略(ノーマルクリア)しよう

今回は久々に冥[A]をクリアしたときに、自分がどんなことをしていたかを記してみようと思います。
攻略には直接つながらない情報かもしれないけど、参考程度に纏めてみます。ちなみに正直今でもクリア安定はしないです。2回に1回クリアできればいいといったところ。ACでクリアしてから半年くらい経っているんだけど、それでも安定はしてません。それくらい安定しづらい難しい曲だということを知っておいてください。



さて、まず冥を本格的に攻略しようと思い立ったのが今から1年程前。穴AAをハードクリアして『そろそろ冥でもクリア出来るんじゃないか?』と考えたからです。


結論から言わせてもらうと、冥をクリアするためには冥をひたすらやり込むしかないです。


自分はあまり弐寺のセンスや指の長さ、筋力などに恵まれていない方だからかもしれませんが、やり込みが最も効果的でした。これは穴AAを攻略した場合とは全く逆です。まんべんなく色々な曲をプレイするというよりは、むしろ冥だけをプレイするということが大切。冥には超密度、スピード、ソフラン、ラス殺しがこれでもかというくらいに詰め込まれており、ランダムでも譜面のパターンをなんとなく想像できるくらいにはやり込まないと、クリアは見えてきません。



それでは、自分がはじめて本格的に冥に触れてみた時のこと時系列にそってを書いてみます。基本的にCSを用いて練習は行いました。

≪5月≫

穴AAをはじめてハードクリアしたころです。某難易度サイトでは冥ノマゲとAAハードが同評価ということもあり、結構サクッといけるものだと思っていました。
そんな甘い考えで冥を初プレイした感想は、こりゃ穴AAとは別次元だなってコトでした。穴AAをまぐれでハードクリアした程度のクリア力、認識力では手も足も出ないというのが第一印象。BPM200の超密度が降ってくるので、運指のスピードが鍛えられていないと話になりません。勿論、その時はソフラン以降(後半・回復地帯)も回復には見えません。加えてラス殺しも強烈です。
後半〜ラストはあの高密度でありながら回復地帯(ウイニングラン)といわれています。それはおそらく、単に全体を見てまともに回復できる箇所がここしかないため、そう捉えられているだけではないでしょうか。ですから、本当のところは回復という名の発狂であり、通常の回復というイメージには当てはまらないのだと考えています。よって回復はとてもシビアです。BADやPOORはギリギリまで抑えなければなりません。

ちなみにこの時点でのBPは300以上でした。とにかく出来ません。


≪6〜8月≫

この間はACでは冥をやっていませんでした。クリア出来ないのだから、わざわざACでやる必要もないだろうと考えたからです。ですからその分、CSでは冥を重点的にやっていました。ランダムEASYオプションをつけてです。難度もプレイしていると分かるんですが、肩に力が入って力んでしまうからでしょうか、とても腕が痛くなりました。そういうこともあって、一日に冥を出来る回数なんて体力を考えて10回程度だろうと思います。それ以上やると次の日の生活にも支障が出てしまうので・・・。
この際の冥への挑み方は、前半適当・後半本気の流れでした。どうせ前半やってもソフランで2%になるんだから、後半本気出せばいいや・・っていう考えです。でも今思えば、前半を必死にやるのも上達という観点から見れば、よかったんじゃないかなぁって思ってます。そのときはクリアすることばかりに囚われていたと思ってます。とにかくBPは前半適当ってのもあって、300程度で5月とあまり変わりません。
この頃に後半は正規が当たりだと耳にして正規譜面にも挑んでいました。CSで冥のトータルプレイ回数は200回くらいにはなっていたと思います。
ちなみに稀にEASYでゲージを70%くらい残せることがありました。平均的には調子が良くても大体50%といったところです。


≪9月≫

色々練習してきているのに、全然クリアができません。あと一歩なのになぁ。こんなんではモチベーションも上がりません。やり込んでいるのにクリアできないんですから当然ですが。
今更ながら振り返ってみると、この頃は、もう冥をやるしかないのか・・・ってことで落ち込んできた時期でもあったようです。練習曲も少ないのでね。そこでモチベの維持ということで、☆10のフルコン埋めを新たな目標にしました。冥はたまにやればいいやって思うようにしました。ゲームなんだから楽しくなけりゃ嘘だろうということが基本にあったような気がします。
そんなこんなで、モチベは下がっていたけれど、本気でやればBPが250以内に収まるようになってきました。実力はついていたんですね、その時はあまり気付けないんですけど。ちなみにCSの最少BPは197ということで、はじめて200を切ったころでもあります。


この頃、必死に譜面を見て、必死に筋肉を総動員してプレイすることが大切だと気づきました。力むことと必死にやるということが、ちょっと違うと気づいたっていうのかな。似ているようで、やっぱり違う。必死さは成長する上で十中八九プラスになります。でも、やっぱり必死さは長くは持ちません。そこら辺は自分の気持ちに従って適当に流しつつ、本気でやるときは本気で・・・って感じで十分でしょう。


≪10〜11月≫

丁度冥をアシストクリアした頃ですね。アシストでも嬉しかったです。もしかしてEASYいけんじゃね?ってモチベも上がりますしね。ちなみに冥は後半回復がシビア(ほとんどミスを出せない)なので、スクラッチが無いだけでもいくらか楽になります。これくらいやりこんだおかげか、冥の譜面のパターンがランダムをかけても分かるようになってきました。


ここまできて漸くクリアのための攻略という考えが湧いてきました。


例えば、後半についてなのですが、大体ココでこのくらい残せると、ラストではこのくらいまでゲージがたまっているはずだから・・・とか。ラストの3連打をを2連打として見て、他の部分を出来るだけとるのがイイ・・・とか。ただし最少BPは変わらずといったところです。基本的には、まだこの時点でも前半は適当なので、スコアはよくてB、大体Cでした。
前半を叩こうと思うと凄く疲れるんですよね。後半だけを叩くのと比べて単純に倍は疲れます。クリアだけを目標にしていたのですから、まぁこれはこれで良かったんだと思ってますが。練習にはならなかったような・・・wちなみにこの頃は☆10のフルコン埋めに熱くなった時期でもあります。


≪12月≫

漸く・・・。半年の努力が実を結びました。念願の冥(A)クリアです。
CSでEASYクリア→ACでEASYクリア→CSでノマゲクリア→ACでノマゲクリア
この流れで、とんとん拍子にクリアできました。CSのEASYクリアからACのノマゲクリアまで、確か10日もかかっていません。一旦出来るようになるとモチベも急上昇し、クリアまでが早いこと早いこと。成果ってのはまとめて出てくるんだなぁと改めて実感しました。


クリアするということのモチベーションの上昇は凄いと思います。それがたとえEASYだとしてもです。だから僕はモチベの維持という観点から、EASYをつけることをオススメしたいと思います。緑ランプが恥ずかしいっていうより、自分にとって緑ランプだけれどクリアしたという事実がプラスになるんじゃないかなぁ・・・。勿論これは人それぞれでしょうが、一応目安にもなるのでお勧めです。


話は脱線しましたが冥は後半さえ正確に叩ければクリアは出来ます。この時の自分は、これを踏まえてどんなことに重点を置いていたか、以下に記します。



・ラストにある3つの縦連を2連打と見て、他の散らばった譜面に集中すること。
・縦連を意識しないこと。
・後半は必死に繋ぐこと。
ですかね。
このときACでのプレイ回数はトータル90回程度。CSでは300回〜400回はやっていたと思います。


今思えば、何気なく始めたフルコン埋め、スコアより繋ぐことを意識した緊張感の中でのプレイが、冥の後半を繋ぐという集中力を養っていたのかもしれません。



結論としては、冥をクリアするにはやはり冥をプレイすることが何より大切です。穴AAをいくらプレイしても、正直意味はありません。クリアするにはそれこそ数百回の選曲が必要でしょう。
あとは譜面をよく見て、後半を必死に繋ぐことが大切でしょう。繋げればベチャ押しでも構わないと思いますし、いわゆるスライドでも構わないと思います。見た目なんてどうでもいいのでとにかく繋げばいいのです。
冥をクリアしようと本気で取り組み出すと、冥ばかりをプレイすることになります。体力的にも精神的にも大変かと思います。ゲージが78%になることなんてザラにあります。ですが、冥クリアとは所謂「人間卒業」の指標だと考えて、懸命に頑張ってください。


この攻略とも言えない雑記が、何か、少しでも参考になれば幸いです。