豊島区の高野之夫区長と埼玉県秩父市の久喜邦康市長が、同市役所で会談し、豊島区が区内の高齢者に秩父市への移住を促し、秩父市が受け入れのための施設を整備する計画を進めることで合意した。
両区市は姉妹都市として交流があり、区内に特別養護老人ホームを新設する土地がない豊島区と、高齢者が健康なうちにケア付き施設に住む地域共同体の創設を構想する秩父市の思惑が一致した。十三日にあった会談は非公開。両区市によると、高野区長は「西武線一本で約一時間半で来られる。平日は秩父、週末は豊島で娯楽を楽しむライフスタイルも可能」と語り、久喜市長も「向学心のある高齢者に秩父の歴史や文化に接してもらい、生涯学習サービスも提供できる」と応じた。
高齢者の地方移住をめぐっては、民間の有識者団体「日本創成会議」が六月、都市部で医療介護サービスが急激に不足するとして移住を促す提言を発表した。 (皆川剛)
本記事では,豊島区と秩父市における高齢者移住の取組を紹介.
1983年「10月14日」に「姉妹都市の提携」*1を行った同市区.本記事によると,同市において同区の「高齢者」に同市への「移住」のための「施設を整備する計画を進めることで合意」したことを報道.「「政策ベース」の連携」*2となる同取組.合意内容は,公表後,要確認.