2011-09-16

何も知らないふり

　細野豪志が放射能で汚染されているがれきを福島県外で処理させようとしている。みんなで福島を支えようとかなんとかいっているらしいけれど、全く間違っているのは火を見るよりも明らか。単に放射能汚染を拡散しているに過ぎない。本気になってこんなことを考えているわけはないだろう。日本全国一律に汚染されちゃえばみんな反対運動どころではなくなるとでも思っているというのだろうか。
　福島県庁は飽くまでも放射能汚染地域に住んでいる県民を守る気持ちはないらしい。とにかく「大丈夫なんだ」「すぐにも帰れるんだ」という思い込みを県民みんなに押しつけようとしている。帰ることができるわけがないのはチェルノブイリを振り返ったら誰の目にも明らかじゃないか。しかも、福島第一原発はまだ収まっているわけではなくて、これからも汚染が拡大するかも知れない状況にいるのだ。
　チェルノブイリを全く学習していないといっても良いのではないだろうか。こうして何も知らないふりをしていって、この先この国に何を残そうとしているのか。これでは何も残す気がないどころか、多くの国民に多くの災禍が残ることをつとめて実施しているということになる。彼等は一体何物なのか。この国の行政を司る機関を動かしている人たちではなくて、この国を滅ぼすために侵略してきた生物が人間の姿を借りているだけではないのか。
　福島県民が早く目が覚めて佐藤雄策県知事が行っていることがどれほど間違っているのかに気がついてくれることを願ってやまない。

2011-09-16

戸建て住宅

　昨日のこと、プールに歩いて行くのには概ね20分近くかかるのだけれど、いつもの真っ直ぐ行って右折して真っ直ぐ行って到着という経路に飽きてしまったので、途中から適当なところで曲がった。このあたりは基本的には四角に道路が走っているから、どんなところを曲がったって、90°にしか曲がらないから、迷うことがない。だから適当なところを適当に曲がってもなんの不安もない。これが便利なところだけれど、つまらないところでもある。
　突然建物が潰されていても、前がなんだったか思い出せないということは良くあるけれど、昨日もまたそんなところに遭遇した。ところが普通と違っているのは、そこをどこかの不動産屋が買ったらしくて、戸建ての住宅を建て売りにしますよとビラが貼ってある。やたらと貼ってある。4180万円だと書いてある。普通の売り方と違うのは、そこに若い男の人が立っていて、手にビラを持っていて通りかかる人に、声を掛けている。
　「さぁ、如何でしょう！一戸建て、土地付きで、僅か4180万円でございます！」と張り切った声を掛けている。八百屋の店先で、「ご利用！ご利用！いらっしゃい！」てんじゃないんだよ。彼は家を売っているのである。こんな光景を初めて見たけれど、カメラを構える勇気はなかったなぁ。
　それにしても、彼はどうして私にはビラをくれなかったのだろうか。その値段なら二軒ばかり買おうと思っていたというのに。
　クロネコに宅急便を頼んだら、袋だけで140円払う。バスで届けに行った方が安かったな。

2011-09-16

蕎麦や

　わが家では昼飯に蕎麦でも喰いに行こうじゃないかというと、観音裏、浅草見番の筋向かいにある「弁天」という蕎麦やに行く。金曜日が多い。というのは金曜日には玉子焼きと天ぷらの取り合わせが三割引になる。二人でいってこれの他に盛りを一枚ずつ注文して食べると、これはもう腹一杯になる。実は玉子焼きは半分持って帰って来ちゃうのである。ここで蕎麦を食べると他で食べる気がなくなる。鮨は京橋の「京すし」以外で食べる気がしない。こうなると、いちいち難しい判断を下す必要がなくなって楽だ。
　で、入った時に隅に座っていた若い男女が丼に入ったおつゆの蕎麦を注文していた。こっちからはどんな蕎麦を頼んだのか見えないのだけれど、気がついたら男性が蕎麦を箸で持ち上げたと思ったらそれをレンゲにまとめて、食べている。そんな蕎麦の食べ方なんてあるものか。ずっずっと手繰らなきゃ蕎麦じゃねぇだろう。どう見ても西洋で育った人でもなさそうだ。ありゃ一体どういうことなんだろうか。帰ってきてからもスッキリしない。

2011-09-16

やっぱりね

　9月11日の新宿デモではなんと12人ものでも参加者が警察に連れて行かれてしまったのだけれど、半数以上は立件できないとして釈放。遮蔽服に防毒マスクをつけたフランス人が拘束され、その逮捕の様子を（多分）某右翼会がYouTubeにアップしたものだから（彼等は自分達の行動を誇示しているつもりだというのが笑えるのだけれど）、如何に警察がなんの抵抗もしない人をあたかも凶悪犯人を取り押さえるかの如く扱っていたか如実になってしまった。
　見せしめ、デモ参加者を脅すための逮捕と捉えていたけれど、そのまま今日の東京新聞が取り上げているらしい。他のどの新聞がこうした取り上げ方をしたかと考えると東京新聞の覚悟が判る。来月から東京新聞に切り替えることにした。