ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

システム変更

 先月、半月の間閉めていた区の図書館がようやく開かれたのを知って、そういえばあの大著があるかも知れないと出掛けて見た。すると私が取り出した利用者カードをみるやいなや係りの女性(もちろん運営委託された企業に雇われたパートタイマーと覚しき方)が、「あ、古いカードですね、それは使えませんので、ここで作り替えて戴きます。身分証明になる様なものをお持ちですか?」と一方的にいう。どうやらここの図書館は人件費削減のために、セルフ貸し出し、返却に移行するらしい。こうなると、確かに経費は節減できるのだろうけれど、所蔵資料はあらゆる意味で傷むことになるだろう。それを見越しても経費を節減することの方が重要だということになるのだろうか。新しいカードになることによってID番号は変わるが古いカードの情報はそのまま移植されるという。
 この手続きが全部済んでから渡された紙には「図書館の利用カードが変わります!」と書かれていて私はもう既に充分知っているのだった。
 昨日知った書籍(「特攻」Maxwell Taylor Kennedy著)と下記の一冊を借り出す。「特攻」は相当に時間をかけて読んだ読者がいたようで、去年の7月に出版されたものとは思われないほどに傷んでいる。それに引き替えブリューゲルは多分これまで誰も開いたことがなさそうだ。一度には読み切れないに違いない。

ピーター・ブリューゲル物語―絞首台の上のカササギ (エディションq)

ピーター・ブリューゲル物語―絞首台の上のカササギ (エディションq)

  • 作者: ヨーンフェレメレン,John Vermeulen,鈴木久仁子,相沢和子
  • 出版社/メーカー: エディションq
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本
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Why!?

 午前中に医者に行った。先日実施した区の健康検査の結果をお伺いに。どうもコレステロール値が改善しないだけでなく、中性脂肪もあがってきているし、尿酸値も高い傾向にあるというのだ。「一番弱い」といわれる薬を毎日飲んでいるにもかかわらず数字が良くならないことにわが医者は「薬を換える」という。で、下旬に入ったらまた検査するというのだ。年内に様子を判定しようという。
 まぁ、すべからく加齢とともにこうした指標は悪化するのは仕方がないのだろうけれど、何でもかんでも好きなように食べたいという欲求は歳とともに衰えたりなんかしないのである。困ったものだ。
 生クリームたっぷりのケーキだって食べたいのだ。スーパーのお菓子売り場のショー・ケースの中にそんなロールケーキがあって、思わずじっと見つめてしまったのだけれど、知らない人は不気味な爺だと思ったに相違ない。

39周年


 1972年の今日は土曜日、結婚披露宴を堂々挙行。但し、役所への婚姻届は一ヶ月後の届け出でとなっていて、形式的には来月39周年ということになる。ま、いってみれば、8月15日にポツダム宣言受諾したと放送したけれど、実際に降伏文書に署名したのは9月2日だ、というのと同じだよ。(取り上げる例が良くないか。)
 今から考えてみるとまだ出勤だった土曜日に宴会をやっちまって随分態度が大きかったんだなぁと反省しきりである。なにしろ勤務は清水だったのに、宴会を東京で挙行して、清水から上司や先輩にわざわざ東京まで来て貰っちまったのである。しかも、就職してから2年目のことで、大学時代の友人達もまだ入ったばかりの会社やら専門学校なんかを休んで宴会に駆けつけてくれたのだから大恐縮なんである。
 多くの友人には宴会をやったところの近くの喫茶店を借り切っての宴会に来て貰い、わぁわぁ騒いだ記憶はあるのだけれど、実際にアレンジメントをやってくれたのは一体誰だったのだろうか。もうとっくに忘れている。
 それでも、その後約30回ぐらい、友だちの結婚披露宴の司会をやらせて貰ったから、少しはお返しができたのかも知れない。
 今年の5月に友人のひとりが結婚して、その披露宴の司会をやらせて貰った。その時に戴いたお礼で今日はランチ・ディナーで39周年を祝った。