2013-01-21

テロ　

　アルジェリアのイナメナス天然ガスプラントのテロ事件では人質になった現地プラント従事者の多くが犠牲になったことが徐々にわかってきた。まだ、確認されていないので日本人の犠牲については未だ正式になっていない。
　エンジニアリング系の企業で働いた人たちの反応を見ているとこのような事件で犠牲になった人たちに対して国からの補償があっても良いのではないかという意見がちらほら見える。
　しかし、国がこのプロジェクトを支援してこれらの企業に進出を指導したわけでもないし、国の方針として実行されてきたわけでもない。もちろんこうした企業がプロジェクトを完成させて利益を上げた時には法人税を国に収めるのは当然だけれど、だからといって国が民間企業のプロジェクトに対して補償するのは方向性が間違っているような気がする。ただ、問題なのは彼らの工事保険などには概ね内戦、暴動に対しては免責条項となっていることが普通だというところだろう。

2013-01-21

イナメナス

　アルジェリアの事件についてロイターは次のように伝えている。

　殺害された人質の数は48人となり、当初の政府発表の倍以上となった。武装勢力側の32人を加えると、事件による死亡者数は80人に達した。当局筋によると、死者数はさらに増える可能性

　どうやらアルジェリア政府軍は人質のことはまったく考えていなかったのではないだろうか。無差別に攻撃したということではないか。

2013-01-21

NFL

　今朝、NFLはAFCとNFCそれぞれのカンファレンス・ファイナルが行われ、朝早くからNHK-BSにテレビのチャンネルに合わされていた。両方とも最後まで息の抜けない一日だった。
　その結果、San Francisco 49ers - Baltimore Ravensの対決となりにけり。49ersのヘッド・コーチ、Jim HarbaughはRavensのヘッド・コーチのJohn Harbaughは兄弟で、Johnが1962年生まれのお兄さんで、Jimが1963年生まれの弟だそうで、両方のチームのヘッド・コーチが兄弟だというのは聞いたことがない。
　実は私はかれらふたりが兄弟だったということに今まで気がつかなかった。私は同じ様な男が二人いるとさえ思っていなかった。双子ではないのだけれど、それほど彼らはそっくりで、同じようにキャップを被っているので全く同一人物だと思っていた。つまりそれほどどのヘッド・コーチがどこのチームの人かということを気にしてみていなかった、ということなのだ。迂闊なものだ。
　49ersがSuper Bowlに出るのは18年ぶりだという。お、そんなに経つのかと今更ながら驚いた。

2013-01-21

ぶり大根

　昨日の夕飯のメインはぶり大根だった。私の妻（さい）の調理によるのだけれど、ぶりをフライパンで表面を焼いていたのを見て、アァ、なるほど、肉の料理と考えは一緒だなとは思ったけれど、自分では発想もしたことはないし、そうして料理をしたこともなかった。
　死んだうちの母は一つのものに凝るとそればかり作るという性癖があって、ひと頃のおやつはやたらと母が作るプリンだったり、ドーナツだった時期がある。しかも、当時のことだからどこかからそのレシピを仕入れてくるのだろうけれど、けっこう失敗した。やたら穴だらけのプリンを良く食わされた。
　食事もそうで、ひと頃は蓮根+人参のしんじょなんてものばかりでて来たことがあり、弁当のおかずにはちくわの甘辛煮ばかりだった時期もある。晩年、もう認知症が随分進んできてからはぶり大根ばかりをしきりに食べたがった。すぐ上の姉が隣に暮らしていたので日頃は見てくれていたのだけれど、しょっちゅうお助け隊で面倒見を変わっていた頃に、私もぶり大根が作れるようになった。ぶり大根は味がしみているととても美味しいが、私にはどうも飯のおかずになる気がしない。しかし、昨日のぶり大根は充分に味がしみていて、誠に満足だった。