ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

真珠湾

 安倍晋三はいったい全体なにを思ってオバマ真珠湾に行くんだろうか。真珠湾で何をいうのだろうか。

  • 「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという未来に向けた決意を示したい」
  • 「犠牲者の慰霊のための訪問だ」
  • 「日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」
  • 真珠湾を訪問することの意義、象徴性、和解の重要性について発信したいとずっと考えてきた」

菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、安倍晋三首相による米ハワイの真珠湾訪問では先の大戦への謝罪を行わないと明言した。「先の大戦に関する首相の考え方は昨年8月の戦後70年談話に全て尽くされている。今回の訪問は戦没者の慰霊のためであり、謝罪のためではない」と述べた。(共同通信2016/12/6 11:39)

菅氏は、首相のハワイ訪問について「オバマ氏の広島訪問と関係するものではない」と説明。首相が訪問を決めた理由として真珠湾攻撃75周年ということも頭の中にあったのではないか」とも語った。(東京新聞2016年12月6日 夕刊)

 へぇっ!物見遊山なの?この時点でもう既に真珠湾に行く意味が全くないね。

「ありがと」

 先日随分ビックリすることに遭遇しました。ネットで読んだんですが、コンビニやドラッグストアでキャッシャーのバイトをしている若い人がこんなことを書いていたんですよ。
 買い物を持ってきたお爺さんからお金を受け取ってお釣りと領収書を出してあげたら、上から目線で「ありがと」っていった。
 えっ!?ッと私、驚いたわけです。なにがいけないんだか、全然理解できなかった。尤も文字で書いてあるだけだから、そのお爺さんの発したニュアンスがよくわからない。それに私はしょっちゅう、そういう時にレジの人に「ありがとう!」といっているんですよ。ところがその若い人は、爺さんのその「ありがと」が威張っているように聞こえているってんですよ。じゃ、爺さんとしてはどうすれば良いのか?「ありがとうございます!」っていうの?それはそのレジの人がいうんじゃないの?それともなんにもいわずに去って欲しいのか?
 わからんなぁと思いながらも私は依然としてそうしていますよ。
 ところが、今度はこんな場面に遭遇しました。
 地下鉄の駅で降りて、地上に出るエレベーターに乗りました。そこへ、荷物をガラガラした爺さんが来たので、扉を押さえてあげました。すると、その爺さんが私に向かって「ありがと!」っていったんです。これが私にはとても不愉快に思えたんです。私はこの爺さんの知り合いでも何でも無い。執事でもないし、ベルボーイでもない。お前の「ございます」はどこへ行ったんだっての。
 するとその爺さんが降りるときに私を先におろそうとするんです「どうぞ」って。あれ?こいつ、悪気があるわけじゃないんだ!って思ったので、「荷物がおありでしょ、お先に!」といったんです。するとこの爺さん、また「ありがと」っていったんです。
 この爺さんは礼を尽くしたと思っているらしいんですが、私には上から目線に聞こえるんです。こういう時は「ありがとうございます!」じゃねぇのって。
 難しいですねぇ、日本語って。

世の中は

 次から次に、あれよあれよと、やりたいこと、聞きたいこと、見たいこと、行きたいことがどんどん広がっていって、全くの話、キリがないのだけれど、甚だ残念なことにそれを実現するための時間と、そして費用が続かないというなんとも悲しい現実があるわけですねぇ。
 それをどうやってクリアーするのかといっても、全然そんなことは実現しないわけで、ただただ、夢を見るだけでございますな。
 しかし、かつてに比べますと、そのいわば「夢」というか、「夢想」といいますか、勝手気ままに想像するには、これまでの歴史をあっと言うほどに覆してしまう手立てが次から次にでてきていて、ビックリですね。
 今だって、ラジオでホセ・カレーラスの素晴らしい、胸の空くような歌声を聞きながら、モニターではどこの誰だか、まったくわからない人の旅行記を読んで、いったことがないところをあたかも旅したような気分に浸っておりますよ。せいぜいこれが私の出来るってことかなと思うわけですね。

2016年12月05日のツイート