ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

温泉

とにかく温泉を求めて東北をバスで走り回るわけです。
本日の旅館を出発するのは午前10時という全くもってけしからん、レイジィーそのものの爺婆ツアーでございます。朝飯がまぁ、美味しくて、この旅館では夕飯よりも朝飯に力を入れているのではないかと思うくらいでございます。
で、今日はと申しますと、ただ単に東北高速道路を南へ下り、花巻で一休みいたします。花巻といったらもちろん宮沢賢治な訳で、賢治ゆかりのポイントはいくつもあるようでございます。今回このツアーでは「早池峰宮沢賢治の展示館」というところへ連れてきてくれました。大迫という町にあるのですが、これ、「おおはさま」と読みます。じゃ、早池峰はなんと読むのかといったらなんと「はやちね」でございます。頭に残りませぬ。この建物は元はといったら稗貫郡役場だったものを大迫の第二役場に使っていたそうで、なかなか風格があります。

中に飾ってあるものの中で最も気に入ったのが花巻人形。素朴な土人形で、元はといったら三色ほどの彩色をしていたそうですが、輸出するに従い色鮮やかな彩色を施すに至ったそうですが、この辺のものを輸出していたとは、当時としたらかなりな町興しではございませぬか。

あっという間に東京界隈はソメイヨシノが満開になりました。それまで咲いていたヒカンサクラとか、河津サクラとか、ヒカンサクラなんてのはあっという間に誰も見なくなってしまって、誰もかれもが大きく枝を広げた染井吉野ばかり見上げています。
少しくらい、染井吉野に先んじて、ほんのチョットの花を楽しませてくれた彼らを思い出してあげたって良いじゃないか、と思いながら染井吉野を見上げてしまいますなぁ。

2018年03月25日のツイート