東北地方太平洋沖地震の発生から5日目を迎えました。
時間を追うごとに被害の新たな詳細が報道されています。
2次災害・3時災害・・・
原発の爆発事故・・・
人類がいまだ経験した事のないような規模の災害。
目を疑うばかりの光景。
新聞の記事を読んでは、涙を流す日々です。
ただ悲しんでいるだけの何も出来ない自分に腹立たしさも感じています。
こちらの地域では義援金はもちろんですが、被災地に支援物資を送る事になりました。
私が出来ることなど『焼け石に水』かもしれないけど、どんなに微力でも大勢の方の支援物資が集まれば、一部の方の役に立つ事が出来るのではないでしょうか・・・
悲しみのどん底で、不便で辛い時間を強いられている被災された方々に、届きますように・・・
そして、・・・・・・
今日3月15日は我が家の愛犬『ウイリー』の19回目の誕生日でした。
しかし、19回目の誕生日を前に2月21日まだ暗い早朝に旅立って行きました。
そして、今は小さなお骨になって、私のそばにいます。
数年前から、ドンドン後ろ足が弱ってきていました。
1年ほど前からは、自力で立てなくなって、時々夜鳴きするようになりました。
その夜鳴きは、去年の夏ごろから連続毎晩になりました。
これって介護なんだなっ!・・・って感じるようになったのは、1年前からです。
横にゴロンと転んだまま自力では起きれなくて・・・
それでもそれでも、起き上がろうと必死になって毎日を過ごしてました。
そんな状態が何ヶ月も続いて、摩擦から来る一種の床擦れ状態が左腰と右肩にきました。
最悪の状態になるまで、私が気が付いてやる事が出来ず、わかった時には酷い状態でした。
1月24日(月)その日から病院通いの始まりでした。
その頃から、ほとんど食べ物を受け付けなくなり、ブロ友のSCさんのご好意でサプリメントをスポイドで与えていました。
そして、ちょうど4週間目の2月21日骨と皮のように小さく小さくなって、旅立って行きました。
1992年4月15日。生後1ヶ月で我が家にやってきました。
小1の息子の国語の教科書に載っていた物語に登場する、犬の名前を名付けました。
たぶんこの物語です(???)違うかな・・・
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その3年後、8歳で全盲になりました。
その後も眼球の調子はジワジワと悪化していき、亡くなるころには眼球は萎縮して、目が開いているのかどうかも分からない状態になってました。
10年以上病気と付き合いながら、私たち家族を癒してくれる大切な大切な存在でした。
そんな我が家の一員のウイリーの今日は記念すべき誕生日です。
この日にあわせて記事を書こうと、亡くなった時から心に決めていました。
小さいころはデジカメもなく、フィルムカメラだったので、あまり写真もありませんが、その写真をまたデジカメで撮り直したり、スキャンしたりで、何とかPCに取り込むことが出来ました。
ここにウイリーの写真を載せます。
今までこのブログに載せた物と重複する物もあります。
↓我が家の一員になったころ。
↓近くの公園で、子供たちと遊ぶのが好きでした。
↓シャンプー後、ホッと一息。
↓お父さんと妹に初めて会いました。
↓5・6ヶ月のころ。嬉しい時必ず何かをくわえる癖がありました。
デジカメで撮り直した日付です。
↓雪の中で鬼ごっこ。大はしゃぎでした。
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ここからは全盲になってから
↓全盲になって最初のころ。
↓2008/11 立ったまま地べたの物を食べるのが困難になりました。
↓2009/1 気持ち良さそうに日向ぼっこ。
↓2009/3 17歳の誕生日
2010/1 雪の中、短い距離を散歩。
↓2010/6 立ったまま水をもむ事が困難になりました。
↓2010/11 横寝したまま動くので、体中傷だらけ。
あちこちから出血してました。
↓2011/1/18 大雪の中、久しぶりに外に出ました。
↓2011/2/1 治療が始まって10日ほど。
↓2011/2/13 患部(腰)が少し良くなりました。
↓2011/2/21 最期のお別れ。天国への旅立ちの時。
今頃は・・・・
広い広い草原を思いっきり走り回っていているのかな。。。。
そして、綺麗な花や景色を沢山見て、私たちの事を思い出していて欲しいな・・・
一人で介護する事の難しさ、辛さ!
苦しい気持ち、嬉しい気持ちを分かち合えないもどかしさ。
いろんな思いが交差していた1年間だったように思います。
そんな時、沢山の方々から励ましのメッセージをいただきました。
くじけそうになった時、どんなに心強く感じた事でしょう。
心のサポートをしていただいたのだと思います。
多くの方の励ましの言葉をいただいてなかったら、きちんと最後まで看てやれなかったかもしれません。
感謝の気持ちで一杯です。
ありがとう〜。ありがとう〜〜〜。何度言っても言い足りないくらいです。
✷そして最後に、見ず知らずの私に、高価なサプリメントを惜しげもなく無償で送ってくれたSCちゃまに、心からの感謝の言葉を送りたいと思います。
あなたのその寛大な心に、どれ程の人たちが助けられたのでしょうか…?
もちろん、その一人は間違いなく私です。
たった一言『ありがとう☆』