川島むーのお茶祭り日記

お茶祭り企画代表、川島むーの心に映り行くよしなし事を、あれこれと

こどもとUPJ

 今回のUPJにはこどもとUPJと言う企画が進行しておりました。子連れの出演者・観覧者もいらっしゃると言うことで、トイレ・買い物・出番などでの一時預かり、飽きてきてしまった子供のためのオモチャ(折り紙や風船、シャボン玉など)の用意などがされていたのです。

 これは、いい企画だったなぁと思います。
 
 縦の通路近くに座っていたら、ぴょんぴょんと降りて行く少年。降りる時にくるりと回転を入れる。ヒーロー気分?私もやった記憶があるので、微笑ましく見守る。眼が合ったので「いいね〜」と目くばせ。何度目かな、ふと見ると、手には折り紙のカメラ。奴さんの袴のバリエーション。懐かしいなぁ。今どきの子でも、あれは嬉しいんだ。
 と、反応してくれるおばちゃんと認識してくれていたのか、少年カメラマンは振り返り、こちらに折り紙カメラを向ける。思わずピース!カシャ。よし!と言う顔で、またぴょんぴょん去って行く少年。最前列に行って、片膝ついていっちょ前なポーズでステージにカメラを向ける。
 ああ、もう、こう言うのに、たまらなく、萌えます。





 写真は、こどもとUPJ企画の石渡紀美さん。





 子供と言えば……横向きの通路に置かれたベビーカーの赤ちゃん。通路の向こうから、かなりの勢いで走ってくるスタッフのお兄さん。ベビーカーの近くまで来た瞬間、赤ちゃんがコロンとオモチャを落とす。お兄さんは、まるでそのために走ってきたかのようにさっとオモチャを拾い、走り去る。
 程なくして、やはり走って戻ってくるお兄さん。
 と、コロン。またも転がるオモチャ。お兄さんさっと拾って渡して去る。
 すべてを目撃していた何人か、肩を震わせ笑ってました。
 あれ、お兄さんが好みだったに違いない。