抽象思考

初めて頭を使って勉強しなくてはと思ったのは、中学受験の時にTAP
進学教室に通いだしてからだった。小学校2年生から小学校4年生まで、
公文式に通って、算数ドリルをやっていた。これは計算が早くなったので、
良かったが、文章題などはないので、応用問題などはなかった。
小学校で学ぶ四則演算を学習したが、中学で学ぶ方程式や微積分の範囲
まで学習しておけば良かったと思う。
TAP進学教室に通い始めて、まず社会が得意になった。地理や日本史、政治経済
などだったが、当時は記憶力が良かったからか、簡単に覚えられた。
次に国語が得意になった。読書をする習慣はあまりなかったが、文章の読解
方法について学び、記述式も得意になった。
理科はまずまずの出来だった。基本的な問題は解けるが、麻布中や武蔵中の
入試問題のように、応用問題は解けなかった。そういう意味では、社会や国語
の方が得意だった。
算数は苦手だった。中学入試は算数ができるかできないかで、差がつくと思う。
私立では麻布中学開成中学を受験しようと思っていたが、算数が苦手
だったため、受験しなかった。TAP進学教室は私立の御三家や慶應など、
難関私立受験用の塾だったので、応用問題をやっていた。
算数が得意な人がいるんだというのが、中学受験を終えたときの感想だ。
中学校に進学してからのことはまた後日書きたい。