▲ はじめに
「インデント」と「タブ」、聞きなれない言葉です。実は、ワープロ専用機でもこの機能はあるのですが、文字幅が決まっていた(=固定ピッチフォントを使っていた)ので縁遠い機能で、使った方も少ないことでしょう。次の例を見てください。
- MS 明朝体:ワープロ専用機でよく使われているフォントと同じで、文字間隔は固定,全角文字=半角文字×2 の関係にあります。「等幅フォント」とも言われます。
- MS P 明朝体:パソコンのワープロで使われている「プロポーショナルフォント」(proportional font )と呼ばれる書体の一種で、文字間隔が異なります。これは、英字の大文字と小文字、カタカナで顕著です。
全体としてバランスよく見えるように工夫されていて、同じ全角のスペース(空白)も、MS 明朝に比べ幅がかなり違います。
プロポーショナルフォントのように文字間隔が異なると、スペースを使って文字を縦に揃えるのは不可能です。そこで使われるのがインデントでありタブなのです。これは、固定ピッチフォントでも使って損のない機能です。
- Wordでは、「日本語用のフォント」と「英数字用のフォント」の指定があります。
初期設定では、日本語用が「MS 明朝」(固定ピッチ)、英数字用が「Century」(可変ピッチ)です。 - 多くの欧文(半角)フォントがプロポーショナルフォントです。
- 全角に等幅フォントを使っても、半角文字に等幅フォントを使わないと、半角混じりの文書では等間隔になりません。
- 更にWordは、日本語と英数字の間隔を自動調整する機能があり、縦に揃え難くなっています。
▲ Word の設定
インデントとタブを使って文書を整えるための最低限の設定です。基本的には毎回設定する必要がありませんので、一度、確認してください。なお、[閉じる]までの手順は載せていません。
- ルーラーの表示(必須)
- Word2003
- [表示]メニューをクリックし、
- [ルーラー]にチェックを入れる。
- Word2010
- [表示]タブをクリックし、
- 表示Gr.の「ルーラー」にチェックを入れる。
- Word2003
- ルーラーの単位を文字数にする
- Word2003
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックし、
- [全般]タブの、
- 「文字単位での編集を可能にする」にチェックを入れる。
- Word2007
- [Office]ボタンをクリックし
- [Wordのオプション]ボタンをクリックする。
- [詳細設定]の、
- 「表示」にある「単位に文字幅を使用する」にチェックを入れる。
- Word2010
- [ファイル]タブ ⇒[オプション]をクリックし、
- [詳細設定]の、
- 「表示」にある「単位に文字幅を使用する」にチェックを入れる。
- Word2003
- 文字グリッド線の間隔を 0.5 字にする
-
- 【ページ設定】ダイアログボックスの、
- [文字数と行数]タブの[グリッド線]をクリックする。
- 「文字グリッド線の間隔」を、“0.5 字” にする。(任意)
- 「規定値に設定」しても問題ない。
-
- 編集記号を表示する(必須)
- Word2003
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックし、
- [表示]タブの、
- 「編集記号の表示」にある「すべて」にチェックを入れる。
- [OK]をクリックする。
- 文書ウィンドウに戻ったら、
- 【標準】ツールバーの (編集記号の表示/非表示)をオンにする。
- Word2010
- [ファイル]タブ ⇒[オプション]をクリックし、
- [表示]の、
- 「常に画面に表示する編集記号」の「すべての編集記号を表示する」にチェックを入れる。
- [OK]をクリックする。
- 文書ウィンドウに戻ったら、
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[編集記号の表示/非表示]をオンにする。
- Word2003
- 自動的に書式設定させない ‥‥ Wordのお節介
- Word2003
- [ツール]メニュー ⇒[オートコレクトのオプション]をクリックする。
- [入力オートフォーマット]タブの
- 「入力中に自動で書式設定する項目」の
- 「箇条書き(行頭文字)」のチェックを外す。
- 「箇条書き(段落設定)」のチェックを外す。
- 「入力中に自動で行なう処理」の
- 「Tab/Space/BackSpaceキーで、インデントとタブの設定を変更する」のチェックを外す。
- 「入力中に自動で書式設定する項目」の
- Word2010
- [ファイル]タブ ⇒[オプション]をクリックする。
- [文章校正]をクリックし、
- [オートコレクトのオプション]をクリックする。
- [入力オートフォーマット]タブの
- 「入力中に自動で書式設定する処理」の
- 「箇条書き(行頭文字)」のチェックを外す。
- 「箇条書き(段落設定)」のチェックを外す。
- 「入力中に自動で行なう処理」の
- 「Tab/Space/BackSpaceキーで、インデントとタブの設定を変更する」のチェックを外す。
- 「入力中に自動で書式設定する処理」の
- Word2003
- タブの規定値を 4 にする
- Word2003
- [書式]メニュー ⇒[タブとリーダー]をクリックする。
- 「規定値」を“4 字”にする。
- Word2010
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[段落]をクリックする。
- [インデントと行間隔]タブの[タブ設定]をクリックする。
- 「規定値」を“4 字”にする。
- Word2013(2018.02.05追加)
- Word2010と同じであるが、パソコンの設定によっては「段落ダイアログボックスの[タブ設定]ボタンが切れて見えない」現象が発生する。
- Word2003
- 禁則レベルを高くする
これは行頭や行末にくる文字を禁止するものです。- Word2003
- [ツール]メニュー ⇒[オプション]をクリックする。
- [文字体裁]タブの
- 「禁則文字」を「高レベル」にする。
- 「新しく作成する文書の規定値として設定する」にチェックを入れる。
- [OK]をクリックする。
これにより、次回から自動的に「高レベル」になる。
- Word2010
- [ファイル]タブ ⇒[オプション]をクリックする。
- [文字体裁]の、
- 「禁則文字の設定」を「高レベル」にする。
- Word2003
▲ 目次へ
▲ インデントを使う
インデント indent は「字下げ」と呼ばれ、文字の開始位置や折り返す位置を変える機能です。
Word のインデントには、次の4種類があります。
-
- 1行目のインデント
- ぶら下げインデント
- 左インデント(または、インデント)
- 右インデント
インデントの設定は、ボタンやルーラーを使う方法と、【段落】ダイアログボックスで行う方法があります。最初は目で見える ツールバーやルーラーを使う方法 が解り易いでしょう。
インデントの設定は、「段落の書式設定」です。これは、次のことを言っています。
- 設定する段落 にカーソルを移してから行います。
- カーソルは、段落内であればどこにあってもかまいません。文字を選択しても構いません。
- 複数の段落をまとめて行う時は、設定する段落を選択します。
- 段落の一部でも選択されていればOKです。
- ルーラーに表示されるインデントマーカーやタブの位置は、カーソルのある段落の状態です。
- これを忘れてはなりません。忘れた方は、レッドカード です。
■ 入力
今年もまた全地域民協力して海岸をきれいにいたしましょう。干潮時刻の関係で、下記のようになりますがご協力のほどお願いいたします。
- ヒント)
- トリプルクリックで選択可能。
- Word にコピペ(コピー&ペースト‥貼り付け‥を略した言い方)後、
- Word2003,Word2007: [貼り付け先の書式に合わせる]
- Word2010: [書式を結合]
■ 左インデント(またはインデント)
- インデント(字下げ)する段落にカーソルを移す。
- インデントする。
- Word2003
- ツールバーの[インデント]をクリックする。
クリックのつど、一文字インデントされる。
- ツールバーの[インデント]をクリックする。
- Word2010
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[インデントを増やす]をクリックする。
クリックのつど、一文字インデントされる。
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[インデントを増やす]をクリックする。
- Word2003
- 段落が、まるまる字下げされる。
- 字下げされると、ルーラーのマーカー(○)も移動する。(正確には「左インデント」マーカー)
■ 左インデントの解除
-
- Word2003
- ツールバーの[インデント解除]をクリックする。
- Word2010
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[インデントを減らす]をクリックする。
- Word2003
ヒント
- 上記 ボタンを使う方法の利点は、確実に一文字ずつインデント出来ることです。
- 左余白内までインデント解除されないのも、ボタンを使う方法の利点と云えます。
- 上記方法の他に、ルーラー上のインデントマーカーをドラッグする方法があります。
この方法の- 利点は、「任意の位置の設定できる」ことです。
- 欠点は、
j「他のマーカーをドラッグしてしまう」等 操作ミスが多い。(本人は認めない...)
k「任意の位置の設定できる」ので、揃え難いことです。(たぶん)
■ 右インデント
右インデントは、段落の右端を左に寄せる機能です。
- 右インデントする段落にカーソルを移す。
- ルーラー上の[右インデント]マーカー(○内)を左または右にドラッグする。
- 「右インデント」と表示されるのを確認してドラッグする。
- ドロップした位置に右端が設定される。
ヒント
- 段落内の任意の位置で改行するには、
- 改行する位置にカーソルを移し、
- [Shift]+[Enter] します。
- 例えば上図で、“下記”の前にスペースを2っ入力しても、行は変わりません。(たぶん)
■ 1行目のインデント
日本語の文章では、1行目の1文字目を字下げすることが多いでしょう。
[space]キーを使って字下げするのは簡単ですが、プロポーショナルフォントではスペースの幅が狭くなっていますので、1文字分 字下げすることは出来ません? この方法を使うと、確実にn文字分字下げ出来ます。
- カーソルをインデントする段落に移する。
- 1行目のインデント マーカー(右図)をインデントする文字幅分ドラッグする。
- 「1行目のインデント」と表示されるのを確認してドラッグする。
- R 以後、この確認は表示しない。
- 1行目が字下げされる。
■ ぶら下げインデント
次のような文書を作成します。※入力
◎燃えないごみは、「缶・金属類」「ビン類」「ガレキ・陶器・ガラス類」の3種類に分別してください。ただし、缶・ビン類については、リサイクル可・不可に分別する。
◎海岸清掃以外のごみは、収集いたしません。- ヒント)
- トリプルクリックでは全て選択できません。ドラッグするか、範囲選択します。
- Word にコピペ後、
- Word2003: [貼り付け先の書式に合わせる]
- Word2010: [書式を結合]
- R 以後、このヒントは表示しない。
※ 手順
- 上の段落 ‥‥ 太字にする場合は、前もって行っておきます。
- 上の段落の任意の位置にカーソルを移す。
- 2文字分[インデント]する。
- 4字目まで[ぶら下げインデント]マーカーをドラッグする。
- カーソルを “◎” の右(空間を取る位置)に移す。
- [Tab]キーを1回押す。
- [右インデント]を行う。
- 参考) 段落内改行は、改行する位置で[Shift]+[Enter]です。
- 下の段落 ‥‥ 上の段落の書式をコピーします。
■ 段落の書式
インデントの設定は、ルーラーのマーカーをドラッグすることで簡単に出来ます。微妙な設定も [Alt]+ドラッグで出来ますが、文字数を揃えるのは難しい技です。このような時は、数値で指定できる【段落】ダイアログボックスを使うといいでしょう。- 設定する段落にカーソルを移す。
- 右クリック ⇒[段落]をクリックする。
ボタンで操作するには、- Word2003: [書式]メニュー ⇒[段落]をクリックする。
- Word2010: [ホーム]リボン/段落Gr.の[段落]をクリックする。
- [インデントと行間隔]タブ を選択する。
- 配置
- 右端の[▼]をクリックし、1っを選択する。
- 右端の[▼]をクリックし、1っを選択する。
- 左のインデント幅
- スピンボタンを使って入力する。または、“1字”,“1.75字”,“2.5字”等、単位を付けて入力する。
- 単位は“mm”でも可能。但し、確定後、単位が変わる可能性がある。
- マーカーの左インデントと連動している。
- 右のインデント幅
- 入力方法は、「左のインデント幅」と同じ。
- マーカーの右インデントと連動している。
- 最初の行
- 右端の[▼]をクリックし、1っを選択する。
- 右端の[▼]をクリックし、1っを選択する。
- 最初の行/幅
- 「字下げ」または「ぶら下げ」する量を入力する。
- 入力方法は、「左のインデント幅」と同じ。
- 何れもマーカーに連動している。
- 配置
▲ 目次へ
▲ タブを使う
タブは tabulation,表という意味です。
[Tab]キーを押すと、あらかじめ決められた位置にカーソルが移動します。結果として、表のように「文字列」が「縦」に揃えることが出来ます。マウスを使わないで、表(セル)に文字を次々入力してゆくイメージです。(たぶん)
■ タブとリーダーの種類
【タブとリーダー】ダイアログボックスを開くとわかります。- 共通
- 段落内の任意の位置を右クリック ⇒[段落]をクリックし、
- [インデントと行間隔]タブの[タブ設定]をクリックする。
- Word2003
- [書式]メニューをクリックし、
- [タブとリーダー]をクリックする。
- Word2010
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[段落]をクリックし、
- [インデントと行間隔]タブの[タブ設定]をクリックする。
※ タブの種類
例えば 2列の表があり、2列目のセル内の文字列をどう揃えるか‥‥ です。
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- 小数点揃え
- 縦線 ‥‥ これは、縦線を引くだけで、揃える機能はありません。
※ リーダー
[タブ]キーを押して出来た空間を埋める記号です。「目次」等でよく使われます。
■ タブの種類と位置を決める
まずはルーラー上で行い、細かな設定(修正)を【タブとリーダー】ダイアログボックスから行うのがいいでしょう。1)タブの種類を決める
ルーラーの左端にあるボタンをクリックして決めます。種類 ボタン 機能 使用例 左揃え 文字の左を揃えます。 文字を揃えるのに有効です。 中央揃え タブ位置を文字の中心にします。 平成23年1月1日
麻里府パソコン同好会
佐々木 小次郎右揃え 文字の右を揃えます。 数値を揃えるのに有効です。 小数点揃え 数値の小数点位置を揃えます。 小数点以下の桁数が不揃いの時に有効です。 縦線 タブ位置に縦線を表示します。 タブの位置に文字は揃いません。
縦線が表示されるのみです。2)タブ位置を決める
- タブを設定する段落にカーソルを移します。
- タブはインデントと同じで、「段落の設定」です。複数行をまとめて設定する時は、行選択します。
- ルーラー上のメモリの直下をクリックします。
- クリックした位置に、タブの種類が表示されます。(下図の○を参照)
3)タブ位置を変更する
- 変更する段落にカーソルを移します。
- 複数行をまとめて変更する時は、行選択します。
但し、段落によりタブ位置が異なると、表示されません。(グレイアウトされる)
- 複数行をまとめて変更する時は、行選択します。
- タブのマーク(種類)をドラッグします。
4)タブの解除(削除)
- 変更する段落にカーソルを移します。
- 複数行をまとめて削除する時は、行選択します。
但し、段落によりタブ位置が異なると、表示されません。(グレイアウトされる)
- 複数行をまとめて削除する時は、行選択します。
- ルーラー上のタブマークを、ルーラーの外までドラッグします。
- タブマークが消え、解除されます。
■ 【タブとリーダー】ダイアログボックスによる設定§ダイアログボックスの表示
- 共通
- タブを設定する段落の、任意の位置を右クリックし、
- [段落]をクリックする。
- [インデントと行間隔]タブの[タブ設定]をクリックする。
- Word2003
- タブを設定する段落にカーソルを移す。
- [書式]メニュー をクリック、
- [タブとリーダー]をクリックする。
- Word2010
- タブを設定する段落にカーソルを移す。
- [ホーム]タブ/段落Gr.の[段落]ボタンをクリックし、
- [インデントと行間隔]タブの[タブ設定]をクリックする。
- 既にタブが設定してある時 は、ルーラー上のタブマークをダブルクリックする。
§【タブとリーダー】ダイアログボックスの説明
- タブ位置を新設する
- タブ位置直下のボックスに半角で文字数を入力し
- [設定]をクリックする。
- タブ位置を削除するする
- 「クリアされるタブ」の中から削除するタブ位置を選択し
- [クリア]をクリックする。
- タブの種類またはリーダーを変更する
- 「クリアされるタブ」の中から変更するタブ位置を選択する。
- 「種類」「リーダー」を変更し、
- [設定]をクリックする。
- 全てのタブを削除する
- 「すべてクリア」クリックする。
▲ 目次へ
▲ 使用例
次のような文書を作る例です。
入力方法は色々ありますが、今回は下記とし、間を空ける場所は、とりあえずスペースを入力しておきます(任意)。要は、完成図をイメージしながら入力することです...3.清掃場所 ◇尾津西 桜川より西側(含、河口)
◇中郷・上組 桜川東側〜殿明商店
◇尾津中 殿明商店〜魚市場
◇尾津東・見田 魚市場〜東側
◇馬島 馬島全域説明の都合上、上から1行目、2行目 ‥‥ 5行目とします。
▲ 例1.タブのみ
§タブ位置を決める
- 1行目にカーソルを移す。
- 8字目に「左揃えタブ」をセットする ‥‥ j
- 18字目に「左揃えタブ」をセットする ‥‥ k
§タブを入力する1
- “◇”の前のスペースを削除(または選択)し、
- タブを入力する。([Tab]キーを押す)
- “桜”の前のスペースを削除(または選択)し、
- タブを入力する。
§段落の書式をコピーする
2〜5行のタブ位置を、1行目と同じにします。
§タブを入力する2
2〜5行目に[Tab]を入力します。
- 1文字目は、直接、タブを入力する。
- 他は、スペースを削除して、代わりにタブを入力する。
▲ 例2.タブとインデントの組み合わせ
§タブ位置を決める
例1と同じです。
インデントと組み合わせる場合は、タブの位置を「○字」ときれいな数字にしておかないと、きれいに揃いません。§タブを入力する1
例1と同じです。
§2〜5行目はインデント後、タブ位置を決める。
- 2〜5行目を行選択する。
- 8字までインデントする。
- これにより、1行目と“◇”の位置が揃う。
- 18字目に「左揃え」タブをセットする。
§タブを入力する2
スペースを削除して、代わりにタブを入力します。
▲ 例3.ぶら下げインデントを使う
§ぶら下げインデントとタブ位置を決める
- 1行目にカーソルを移す。
- [ぶら下げインデント]を8字目に設定する。
- 18字目に、「左揃え」タブを設定する。
§タブを入力する1
1行目のスペースを削除(選択)して、代わりにタブを入力します。
§2〜5行目は1行目と同じ段落にする
- 1行目の段落記号を削除(選択)し、
- [Shift]+[Enter](段落内の改行)を入力する。
- 2行目の段落記号を削除(選択)し、
- [Shift]+[Enter](段落内の改行)を入力する。
- 以下、4行目まで繰り返す。
▲ 例4.表を使う
タブの参考になれば‥‥ と、表で作ってみました。
- 3列5行の表を挿入する。
- 列の幅を変更する。
- 1列目: 約8文字分、2列目: 約10文字分
- 縦の罫線をドロップする直前に[Alt]キーを押すと、文字幅が表示される。
- 表の場合、セル内の余白(規定値では 1.9mm)があるため、タブの位置とは合わない。
(セル内余白は、[表のプロパティ]⇒[オプション]で変更できる)
- 1行1列目に、“3.清掃場所”と入力し、
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが1行2列目に移るので、“◇尾津西”と入力し、
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが1行3列目に移るので、“桜川より西(含、河口)”と入力する。
- カーソルを2行1列目に移し、
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが2行2列目に移るので、“◇中郷・上組”と入力する。
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが2行3列目に移るので、“桜川東側〜殿明商店”と入力する。
- カーソルを3行1列目に移し、
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが3行2列目に移るので、“◇尾津中”と入力する。
- [Tab]キーを押す。
- カーソルが2行3列目に移るので、“殿明商店〜魚市場”と入力する。
- 以下、これを繰り返し、5行目まで入力する。
■ 表の入力を省略するには
3.清掃場所 ◇尾津西 桜川より西側(含、河口) ◇中郷・上組 桜川東側〜殿明商店 ◇尾津中 殿明商店〜魚市場 ◇尾津東・見田 魚市場〜東側 ◇馬島 馬島全域 - 上の表をWordにコピペし、
- [貼り付けのオプション]を使って、Wordの書式に合わせます。
- Word2003,Word2007: [貼り付け先の書式に合わせる]を選択する。
- Word2010: [書式を結合]
■ 表の罫線を消す- 罫線を消す。
- 表の中の任意のセルを右クリックし、
- [線種とページ罫線と網掛けの設定]をクリックする。
- [罫線]タブの「罫線なし」をクリックする。
- 印刷プレビューで確認する。
■ 表を文字列に変換してみる- Word2003
- 表の中の任意のセルにカーソルを移す。
- [罫線]メニュー ⇒[変換]⇒[表の解除]をクリックする。
- 【表の解除】ダイアログボックスで、
- 「タブ」を選択し、
- [OK]
- Word2010
- 表の中の任意のセルにカーソルを移す。
- 表ツールの[レイアウト]タブ/データGr.の[表の解除]をクリックする。
- 【表の解除】ダイアログボックスで、
- 「タブ」を選択し、
- [OK]
▲ 目次へ - ヒント)