もう牧野伊三夫さんと書くのは気が引けるが、昨夜、またまた牧野邸へ。先日うかがったとき、「Aria」のギターがあって、触ると弦が相当古い。これ、弦換えるといい音出ますよ、と言ったのだが、おせっかいにも、弦を換えに行くことにした。牧野邸はふたたび宴の状態。女性編集者と、こんど一緒に仕事を組む女性が来訪し、その歓迎として、オードブルや鍋の用意がしてある。女性二人が帰った後も、深夜2時近くまで牧野さんといろいろ話す。東京堂イベントの予行の意味もある。
四月ということか、また学校の夢を見る。新しく赴任が決まった学校へ初出校するも、勝手がわからず、うろうろする。自転車置場で着替えたりして、だんだん不安になってくる。夢のテーマの多くが、この「不安」なり。水口義朗『「週刊コウロン」顛末記』中央公論新社を読み始める。かつて「新潮」「文春」に続けと、週刊誌ブームの時代、中央公論社が週刊誌に参入する。しかし、たった2年で撤退。その編集部にいたのが若き水口さん。深沢七郎のエピソードなど出てきて、いやあ、おもしろい。