金沢

ふと「金沢に行こう！」そう思った。

思い立ったのが朝の9時半。急いで着替えて車に乗り込む。
高速を飛ばして3時間弱、運転疲れが丁度でた頃に到着。
意外に近い。到着時刻は13時過ぎだった。
ガイドも下調べも何もせず出かけたので、車を駅前の駐車場に止めて、まずは金沢駅に。

帰りの時間もあるので、滞在時間は16時までの3時間とする。
観光案内所でもあるかな、と思ったのだが、意外にも無い。
いや、あったのかもしれないが、見つけられなかった。
仕方ないので適当な地図が載っているチラシを探してガイドとする。

とりあえずは駅周辺地図とかを見ながら観光ルートを検討。
出来上がったのが
金沢駅⇒近江町市場⇒尾山神社⇒金沢城公園⇒兼六園⇒片町⇒長町武家屋敷
を一気に見て周ることに。
移動はバスやタクシーを考えたけど、距離を考えて全工程徒歩とした。

写真は兼六園。灯篭の写真が撮れただけで金沢に来た甲斐があったと思う。
時間が余ったので武家屋敷からは犀川を渡って、にし茶屋町⇒寺町寺院群へ。
静寂とした路地裏を抜けて、お寺をいくつか訪問して、最後はバスで金沢駅まで戻る。
時刻は丁度16時を廻ったところだった。

結構早足の弾丸ツアーだった。
休んだのは兼六園で5分ほど座っただけ。
あとはチラシを片手にひたすら歩き回っていたからね。
こういうときに一人旅は良いな、といつも思う。
実際相当早歩きしていたのけど、誰かと一緒だったら、絶対途中で挫折しただろう。
途中で寄り道したいところが何箇所もあったが
とにかくルート完遂が目標なのだよ。

今回は挨拶程度に。ゆっくり巡るのはまた今度、ということで。

総論。金沢は結構いいかも。
ふと、スペインのマドリードの町並みを思い出した。
新旧の風情や町並みが、とてもいい感じで調和している。
平日だったからかもしれないが、必要以上に人がいないのもいい。
城、神社仏閣、路地裏マニアには堪らないと思う。

もう一度来てみよう、そう思わせる数少ない街である。
次はもうちょっとだけ下調べをした上で。