申請の準備

まず、ワンストップサービスを利用するには、Windows2000か、WindowsXPで、Internet Explorer 6.0以上が必要です。また、JavaJRE 1.4.2_09と指定されており、Java 5.0などがインストールされている場合には、アンインストールする必要があります。1.4.2系も、今日現在の最新版は1.4.2_12ですが、あくまでもサポートされているバージョンは1.4.2_09です。Java 5.0がインストールされた環境で、後から1.4.2_09をインストールすると、ツールメニューのオプションダイアログは、一見、下のように1.4.2_09を起動するように見えますが、実際には5.0系の環境を使ってJavaアプレットが起動してしまい、エラーになって動作しません。私が試した限りでは、5.0系はいったんアンインストールするしかないようです。

ワンストップサービスのトップページから実際に申請の画面に飛ぶと、いくつかの質問事項があります。まず、この申請画面が政府認証基盤という、通常のブラウザではプリインストールされていないルート認証局から発行された電子証明書を利用しているところが問題で、ルート証明書のインストールをしなければいけません。その上、ポップアップによる画面遷移などがあるので、Internet Explorerのインターネットオプションダイアログのセキュリティタブで、https://www.oss.mlit.go.jp/信頼済みサイトに追加しておくのが良いでしょう。
ディーラーが代理人となってワンストップサービスで登録することもできるので、その場合には受任者情報ファイルや委任状を作成することになりますが、私の場合はすべて自分でやるという目的のために、所有者による申請を選択して手続きを進めることになります。これはチェックリストだけなので、基本的に次に進めるような選択をして進むことになります。自賠責の代理店が電子化対応かどうかとか、自賠責がひとつか2つ以上か、という選択肢はちょっと迷ったりもしましたが、通常のディーラーで購入する限り、電子化対応じゃない自賠責ということもないようです。
このアンケートをクリアすると、いよいよJavaアプレットでの申請画面に行きます…。