安政柑ピール。

主様実家から頂き物の安政柑を送ってもらった。無農薬とのことなので、いわゆるマーマレードザボン漬けのと同じような工程でピールを作ってみることに。
今回は安政柑を2個使った。中身はそのまま剥いて頂く。さっぱりとしていてとても美味しい。
《作り方メモ》
皮をざっくりと剥いて、茹でこぼす。水をかえてしばらく漬ける。3回茹でこぼしたら、水につけて一晩おいておく。
翌日、5mmくらいの幅に千切りにし、砂糖を加えて煮る。

汁気をあらかた飛ばしたら、テフロン加工のフライパンにうつし、さらに汁気を飛ばす。クッキングシートに広げて1日乾かす。

きび砂糖をまぶして、保存する。

ピールショコラにしたかったので、チョコレートがけにしてみた。

安政柑のほろ苦さとチョコの甘みが素晴らしいバランス。オレンジピールより、和風の味。
何度も皮を茹でこぼす時に、風味も味も無くなってしまう気がするけれど、それれくらいでなくなる柑橘の風味ではない。苦みが苦手なら、少し長めに水に浸けると良いらしい。
難しい作業はないのだけれど、手間がかかる。そうして手間をかけたからの美味しさはあるのだけれど、そこまでして皮を食べようという執念すら感じる。
なかなか皮まで食べられる柑橘は手に入らないからこそ、入手した時は丁寧に丸ごと食べてあげたい。今度はレモンで挑戦したい。