涼宮ハルヒの憂鬱 第13話「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」 ★×7

ああぁっ!!無理だろぉっ!!待ってても何も起こらねえよ!!何かやっても何も起こらねえよ!!
こういう鬱憤の最大の原因ってのは「世界が自分にどこまでも無関心」であることなんでしょうな。世界は残酷なんじゃなくて、個人に対してどこまでも無関心で、社会を動かすのに都合のいい歯車の存在に対してだけ歓迎的なその態度が鼻につく。別に個人ってレベルでどんな事件、悩みが起きようと、社会はどうでもいい。救われようが、救われまいが、そんなことは知らん。そういう諸般の諸々はどうでもいいから、社会に歓迎されたきゃ、大多数の「我々」に属した、つまらん人生を送れってこと。
奴の正体に気づいちゃったら、そりゃ、そんな「自分の気持ち」の問題に、どこまでもどこまでも無関心を貫き通す世界って奴のポーカーフェイスを崩してやりたいとは思うよな。世界の色んなルールから自由に生きている自分らしい私を見せ付けてやりたいよな。
それで必死にもがいてみせるハルヒも相当色々溜め込んじゃってるみたいで、例の閉鎖空間で破壊行為に耽ることで解消していた模様。
ハルヒの不幸は、「自分は特別じゃなくて、自分の目の前の生活も特別じゃない」ことを思い知らされるのが、あまりにも早すぎたことだと思う。本来なら思春期を経て、「仕方がない」という大人の呪文でどんなことでも諦められるようになっている高校生以降に思い知ることなんですよね、これって。小学生でこのことに気づいてしまっても、はいそうですかって諦められる訳が無い。
しかしながらこんな世界に埋もれてたまるかと、中学生に始めた色んなことが前回の第12話で活かされた結果、何かをやってると思えたわけで。世界は味方でもなけりゃ、敵でも無いでしょうが、皮肉にも特別になるために始めた努力が、結果的に社会の人間らしい達成感に結びついた訳で。
何が言いたいのかと言うと、「例え自分がやってることが大多数の中の一つだとしても、それを私にとっては唯一無二の生き方だから、それは私らしさ」という結論に落ち着かないで、ハルヒらしくどこまでも突き抜けてもらいたいな、そんな風に思うわけですよ。

7月新番組

そろそろ新番組まで一週間。という訳で自分用新番組メモ。紹介とかじゃなくて、自分用メモ。
月曜

私は京アニよりも実はユーフォーテーブルの方が好き。俺達の望むアニメが無いんだったら、俺達が作ればいいじゃないか!という自主制作に駆られるアニメーターらしい気持ちも忘れてない、そんなところが。思うに、最も若々しいアニメ製作会社。「僕らはこんなアニメが見たかった!」と言わしめる良作に期待。

キャスト変わって切れてた人がいたけど、せやったらトライネットに人骨送るくらいのことしてくれへんかな?そうしたら私もこれ観るのやめるわ。
火曜

もとから作画が破綻してるのは気のせいだろうか?まじぽか終わって斎藤桃子分は一体どこで補給しようかと思っていたら、しっかり後番組でフォロー入れてくれて助かりました。OP・EDは数ヶ月前、秋葉原の店頭イベントをたまたま見かけたとき「なんだこいつら。m9(^Д^)プギャー!! 」した連中でした。
それと、なんだかんだで私は妹属性なんで、それなりに楽しみにしてますよ?
水曜

  • 新番組なし(プリプリD≠アニメ)

木曜

大先生がハマっていると言うあの、ハチクロです。前期シリーズも殿堂入りもののクオリティということで、7月期でも特に期待度高い。私も留年して自分探しのたびに出たいです。
大先生フリークなら、見て当然。

原作既読。作風は自分内偽善者アニメの決定版「魔法遣いに大切なこと」と似た感じ。ARIAほど甘くなく、でもそこには脳内お花畑がちらほらと。とにかく優しいだけの、もんもんデイズ。まぁわりと私は好きですけどね。
そういえば金田朋子が主役って相当な久しぶり。これだけでも楽しみ。あとはEDが限界じゃなければ良かったのに。

私はあのチャンピオンの、頭悪そうなテンションとノリが好きになれない人間なのですよ。だからもし、そういう不穏な空気がこの作品からしたら多分切っちゃうと思います。
金曜

ラノベくぎみーアニメ第二段。前情報なし。こんなとき神がいてくれれば。

あらすじを読む限り、今期一番私好みなアニメ。中山恵里奈が出てるってことは、自分が出てる。皆見てね!でも他の声優が初心者だの、役者だのが多くてムカつくのよね。
土曜

に、ふたご姫を組み合わせたら「スーパーぽじてぶタイム」が出来るんじゃない?良かったな。
日曜

絵柄を見る限り、エロ有りまほらば萌えアニメの乱造に加担することになるのだろうか。

そりゃ、僕だって楽しみですよ、K谷さん。でも、これみたら僕は就活やめますよ?