マイナースポーツを冷遇しすぎ

テコンドーで00年シドニー、04年アテネ、08年北京の五輪3大会に連続出場し、シドニー大会の女子67キロ級では銅メダルを獲得した岡本依子(37)が8日、東京都内で引退会見を行った。岡本は「選手としてより、指導者などとしての方が競技の普及につながると考えた」と引退を決断した理由を笑顔で語った。

テコンドー:五輪に3度、岡本依子が引退 今後は普及活動

 フェンシングの太田雄貴選手もそうなのだが、テコンドーの岡本依子選手も周りや国、企業などからの協力も得られず、苦労したと思う。日本には空手があるので、どうしてもテコンドーのレベルは低くなってしまうのだが、そんな環境の中でも岡本選手はよくやったと思う。
 柔道を選べば優遇され、テコンドーだと冷遇される……人気とか選手層の厚さを考えれば仕方の無いことなのだが、岡本選手が成し遂げた功績が過小評価されすぎているようで、不憫だ。

大泣きテコン銅メダル

大泣きテコン銅メダル

生きることとは慣れること

 ソ連時代、滞在時にちょっとしたトラブルがあって少々困ったことになったのだが、その際にとある作家から言われた。
 「ノリヒロ、心配しても仕方が無い。これがソ連の生活なんだ。我々の日常なんだ。恐怖と焦りと我慢ばかりの毎日だ。思うようになることなんて一つも無い。でも、その中で我々は生きてきたんだ。だから、みんな無感覚になって、それが当たり前のことだと思うようにしているんだ。そうじゃないと生きては行けない。何が起ころうとも、それが当たり前のことだと思って慣れて行くしかないんだ。それがソ連の社会なんだ」
 これ、今の日本の社会にそのまま当てはまるよね。面白い現象だ。
 でも、この人は、「希望」だけは捨てなかった。その意思は見習いたい。

こ、これはマジモンのフランカー

このラジコン飛行機はロシアの戦闘機Su-27を6.5分の1スケールで再現。ジェットエンジンを2機装備し、脚も引き込み可能。カラーリングもきっちりとして、さらにコックピットまで精密再現、操縦士のヘルメット、服装まで手を抜くことなく作りこんでいてもはや模型としても完璧です。

もはや本物といっていいラジコン戦闘機の初飛行

 私はねー、電子工作とかソフトウェア工作なら何とかなるんだけど、模型とか機械設計とかはまったくダメ。だから、こういう模型を作れる人って無条件に尊敬する。
 時々、フルスクラッチ蒸気機関車を作っちゃった人とか、マッチ棒で五重塔を作っちゃった人なんかが紹介されるけど、凄いよねー。
 でも、このフランカーを作るのに八年もかけたって凄いね。まあ、模型だからコブラとかクルビットはできないだろうけど、そんなのは抜きにして凄い。時々、帆船模型のキットが新聞広告に出ているんだけど、「こんなのが作れるくらいの器用さがほしいなぁ」とシミジミ思うね。