マインドマップ読書術

マインドマップ読書術」というタイトルですが、マインドマップ云々よりももっとすばらしいメッセージを受け取りました。

「出す姿勢が個人ブランドを作る」きっかけを生み出し、「継続する努力」が個人ブランドを積み重ねる。さらに「ユニークさを求める姿勢」が個人ブランドを加速する。

読書マップの効果には、著者モードと自分モードの2つがあり、より自分モードの方が重要ということ。

  • 著者モード: 書いてあることをわかりやすく要約して表現する
  • 自分モード: 書いてあることに対する共感、インスピレーション、関連図書、考えたことなどを関連付けて表現する

自分モードを、さらにこまかく、

    • 自分の感じたこと
    • 自分の言葉で
    • 関連する事柄、本
    • 自分ならこうする
    • 絵(紐付け、関連付け)

キーワード

マインドマップもかいてみました。(かなり見づらいですが…)発散する思考や構造をまとめられ、後で全体を俯瞰してみることで、どこが重要なのかがはっきりと自覚できます。色づけによってそれが鮮明に脳にインプットされるような気がします。

王様の速読術にも書かれていましたが、左脳的なアウトプットだけでなく、こうした右脳的なアウトプットもなかなかよいですね。

FreeMindでかいたマインドマップはコチラ

ソフト

文献

著書のブログ:http://www.webook.tv/
以下の本を読み、マインドマップを書き、本書に載っているマップと自分のマップを比較してみる。

会社を戦略通りに運営する バランススコアカードの使い方がよくわかる本考える技術企画力 「共感の物語」を伝える技術と心得コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくるリーダーシップの教科書トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈1〉ブランド人になれ!戦略「脳」を鍛える

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

噂どおりのスゴ本でした。序章から衝撃的な文章で始まります。

優良経営企業の場合、すぐれた経営こそが、業界リーダーの座を失った最大の理由である。

さらに、

顧客の意見に耳を傾け、顧客が求める製品を増産し、改良するために新技術に積極的に投資したからこそ、市場の動向を注意深く調査し、システマティックに最も収益の高そうなイノベーションに投資配分したからこそ、リーダーの地位を失ったのだ。

と述べられています。

本書の内容は、「Life is beautiful - 図解、イノベーションのジレンマ」 にわかりやすく書かれているのでここでは省略し、自分の気になった部分について自分の意見を書いてみたいと思います。

その前に、「Life is beautiful - 図解、イノベーションのジレンマ」 で書かれている、DVDやBlueRay/HD-DVDiTunes のあたりは全くもって同感です。僕も「DVDレコーダが普及しない本当の理由」で同じようなことを書いていますけど。

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