マインドマップ読書術
マインドマップ読書術―自分ブランドを高め、人生の可能性を広げるノウハウ
- 作者: 松山真之助
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 単行本
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「マインドマップ読書術」というタイトルですが、マインドマップ云々よりももっとすばらしいメッセージを受け取りました。
「出す姿勢が個人ブランドを作る」きっかけを生み出し、「継続する努力」が個人ブランドを積み重ねる。さらに「ユニークさを求める姿勢」が個人ブランドを加速する。
読書マップの効果には、著者モードと自分モードの2つがあり、より自分モードの方が重要ということ。
- 著者モード: 書いてあることをわかりやすく要約して表現する
- 自分モード: 書いてあることに対する共感、インスピレーション、関連図書、考えたことなどを関連付けて表現する
自分モードを、さらにこまかく、
-
- 自分の感じたこと
- 自分の言葉で
- 関連する事柄、本
- 自分ならこうする
- 絵(紐付け、関連付け)
キーワード
- 経験曲線 = 経験×(目線+出したい気持ち)
- 忘却曲線(ヘルマン・エビングハウス) 1時間で56%忘れる
マインドマップもかいてみました。(かなり見づらいですが…)発散する思考や構造をまとめられ、後で全体を俯瞰してみることで、どこが重要なのかがはっきりと自覚できます。色づけによってそれが鮮明に脳にインプットされるような気がします。
王様の速読術にも書かれていましたが、左脳的なアウトプットだけでなく、こうした右脳的なアウトプットもなかなかよいですね。
FreeMindでかいたマインドマップはコチラ。
ソフト
イノベーションのジレンマ
イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)
- 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 単行本
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噂どおりのスゴ本でした。序章から衝撃的な文章で始まります。
優良経営企業の場合、すぐれた経営こそが、業界リーダーの座を失った最大の理由である。
さらに、
顧客の意見に耳を傾け、顧客が求める製品を増産し、改良するために新技術に積極的に投資したからこそ、市場の動向を注意深く調査し、システマティックに最も収益の高そうなイノベーションに投資配分したからこそ、リーダーの地位を失ったのだ。
と述べられています。
本書の内容は、「Life is beautiful - 図解、イノベーションのジレンマ」 にわかりやすく書かれているのでここでは省略し、自分の気になった部分について自分の意見を書いてみたいと思います。
その前に、「Life is beautiful - 図解、イノベーションのジレンマ」 で書かれている、DVDやBlueRay/HD-DVD、iTunes のあたりは全くもって同感です。僕も「DVDレコーダが普及しない本当の理由」で同じようなことを書いていますけど。
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