俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ヒューストン6日目【Old Town Spring & Wood Land】

8/28 (木)、晴天。帰国が明日に迫り、実質、今日が最終日の気分。さみしいわ〜。
今日の予定は「Old Town Spring」という町まで、ちょっとした遠出。その後、ヨーロッパ風の大規模モール「Wood Land」を散策、夜は友達のご主人と合流し、BBQでヒューストン最後の夜を飾る、という流れ。
8:00起床、8:30朝食、9:40に出発し、10:10すぎに Old Town Spring(以下 Spring)へ到着。Spring は、西部開拓時代の名残りを残す町並みが有名な地元観光地だそうです。「大草原の小さな家」が町なかに引っ越した感じ、とでもいいましょうか。
おおかたの店が開く11時までは間があるので、かるく散策。小さい町なので、メインストリートはすぐに1周できます。平日の午前中、人が少ないから歩きやすくてよし。ストリートから外れたところに出ると、線路が。

貨物列車が、非常な鈍行運転でのろのろと通過していきました。何両もの貨車が連なっている。写真右端は、歩道の煉瓦。字が彫ってあるけれど、人名? 地名?

昔ながらの家は、骨董品店、土産物屋などに化けて営業しているところ多し。アメリカで助かるのは、冷やかしで入っても、ちゃんと「見るだけね」と言えば「OK!」と気軽に返ってくるところ。おかげさまで、こちらも気軽にのぞくことができました。町の雰囲気を堪能したところで、チラシを配っていた喫茶店に入り、休憩。私は紅茶、みんなはピンク・レモネードを注文。ここはやはり紅茶ではなく、ピンク・レモネードの写真が欲しいところよね。

12:30〜40頃、Springを後にし、モール全体がヨーロッパ風の外観だという「Wood Land」へ進路変更。雲の感じが大陸っぽいよね。

13:10頃、Wood Land へ到着。フレンチ風の店で昼食。

ごはんは美味しかったのだけれど、ドリンク・バーの American Coffee の破壊的まずさに茫然。しがしがする、というか、粉っぽいというか……ネスカフェのほうが、なんぼかコーヒーらしいわ! というお味。友達の秀逸な一言、「風味がないよね」。帰国してから、アメリカに行ったことのある人に聞いても「現地のアメリカン・コーヒーがまずいか? 覚えてないなあ」という反応だったので、あの店・あの時だけの味だったのだろうか。気になる。しつこいけれど、それ以外は美味しかったですよ。
写真中央はモール内の公園、右は子供用品店の、店先ディスプレイ。かわいい。
14時くらいに昼食の店を出たかしら。本屋をのぞいたり、いくつか店を回ったところで、時間を決めて解散、各自買物タイム。ええ、まだ買うんです。開き直りました。


16:15頃、Wood Land を出て、ちょいと別のモールに立ち寄り、18:10帰宅。家主の友達のご主人が、早く会社を退けてくださって、みんなで美味しいBBQ店へ。


牛リブ、St.ルイス豚のリブ、ブルスケット (薄切り肉)、ソーセージ。おーいーしーイィーーー!
付け合わせはコーンスローサラダとポテト (BBQ店では定番の付け合わせだそう)、そして豆。これまた、うまっ! うろ覚えの記憶だと、BBQ店は店ごとにソーセージを手作りするので、各店味わいがちがうとか。へええ。この店はパンも有名とのことで、前菜代わりに頼んだら、これも美味しい。「美味しい」しか出てこないよ〜。
BBQ、というから、自分たちで焼くのかと思っていたら、ここの店は焼いたのを持ってきてくれるシステムでした。あと、どの店にも言えることだけれど、アメリカでは、店員の注文取りがさっぱりしています。日本では「お飲み物は」「次のお料理は」と、グラスや皿が空き次第、こうるさく聞かれて、なにか注文しないと居づらい空気になりますよね。アメリカは、軽く聞かれることもあるけれど、別段、追加注文しなくとも平気。4〜5人で一皿だけの注文でも、受けてくれる寛容さがあるそうです。日本の居酒屋にも見習っていただきたいわ。

20:40頃、BBQ店を出て帰宅。最後の荷詰などする。23時頃だったかな、家主の友達のお手製プリンが、魔法のように目の前に! いつの間に作っていたの? なんという心遣い……よく冷えたプリンが疲れた体にするりと入り、最後の夜の雑談。お名残惜しいが、23:45に解散して明日に備える。午前零時半就寝。