首相の国民年金未加入問題

やはり首相も未加入期間がありましたね。
ただ、テレビニュースを見ていると、未加入であったこと自体とか、嘘をついたとか、公表を遅らせたことについての追及が多いような気がします。まあ、人誰しもミスはありますから原因がミスなら、首相とはいえ未加入議員の one of them です。

しかし、学生時代のことは置くとして、国会議員在職中の未加入について、86年までは国会議員は任意加入で、加入義務が無かったことから、「法律上、問題がないことを確認して加入しなかった」と説明してます。

これは、他の、制度の無知や誤解による未加入議員と異なり、
「私は強制加入になったからやむなく国民年金に加入したが、任意加入であれば国民年金になんか加入する気は無い」
ということを公言したに等しく、首相である人が国民年金加入についてそういう意識であるという、そちらの方が問題が、「わざとじゃないんでしょう」と首相自ら言った他の議員連と違って大きいと思うし、そういう意味で、「未加入はミスでなくわざとだ」と発表してしまうあたりにも意識の低さがうかがえますね。これにはかなり驚きました。いずれ野党やマスコミもそのあたりを突いて来るでしょう。