ラインバレル/鉄腕バーディー/ソラカケ

鉄のラインバレル21話。モリツグさんの過去と現在。彼の行動原理はもうちょっとハッキリしないが、とにかく彼も「正義」っちうモンに一家言はあるようだ。それにしても復活→速攻死亡の速水さんの役割は謎のまま…副官さんの思惑はどこにあるのか。


ヤマシタさんとの会戦シーンはいかにも「何故だ! 何故お前もJUDAを去るんだ!」てな裏切りフラグゥいシチュエーションだったのだけれど、土壇場でコーイチさんが割って入ったことで判らんなったな。次週はコーイチさんを交えて戦闘会話ってとこか。モリツグさんの主張に理が通るかな?


…とまあメインの流れの合間にハーレムゲー展開を忘れない(いやハーレム展開の合間に本筋か?)この作品のバランス感覚は実に安い。「戦闘後の精密検査」てな事態までエロ展開にするのだなあ…んー、良いことです。あと司令、会話パターンを収録するのに何ヶ月かけたんだ? もう本人人格のシムに近いぞ、あれ。良いことです。


鉄腕バーディー DECODE:02・8話。ショウコちゃんの子供らしいラヴ暴走話…を通じて、バーディーとナタルの関係性を語る。とは言えこれはその関係性喪失を前提とした仕込み話、ではあるなあ。ラストで銃撃される静かでショッカーな引きがなかなか。


二回ある「転ぶのを助ける」シーン、それぞれの持つ物語的な意味の違いが面白い。杖を棄てて歩きだすショウコちゃんのシーンといい、肉体的な行動で心情を表すやり口が印象的な回ではありました。…ショウコさんもナタルさんと一緒には居られないってことは、本心では気付いてたってことなのだろうね。


先週がアレだった反動としてか割とおとなしめな回だったが、んー…バーディーにはこういう青臭い雰囲気のエピソードが必要だよな。ヤクザさんのバカカーチェイスとかも含め、楽しかったっすわ。


宇宙をかける少女8話。承前、せかいのひみつはかくの如し。自律型コロニーは人類に反旗を翻して大惨事、それを救う運命を持つのが獅子堂一家ですよ、っちうお話。…どのくらい前の出来事なのかは知らんが(ナウシカっぽい壁画として語られるほどの昔、なのか?)、それにしてもここまで完璧に隠蔽できる規模の事件かェ? これ。話の後半では「数十万規模の神隠しが誰にも信用されなかった」とか言うてるし、この世界の人々はのほほんウィルスにでも感染してんのか?


とまあ、そんな話の根幹部分はまァ置いといて(置いとくの? うん。)とりあえず温泉があったのでサーヴィスしつつキンタマエストの開始である。冷却装置だから玉袋クエストか? まいいや。かなり絵に描いたようなおつかいエピソードの連鎖ではあるのだが、いちいちのディテイルが割とバカで結構楽しい。自業自得のムダ話としてはエエ感じのニギヤカシだったのではないでしょうか、ね。


尊大引きこもりのレオパルドに対し、仕切り属性のS気味長女さんは…んー、一旦かみ合えばエエコンビのような気もするが、初回顔合わせは上手くいきませんでした、っちう。「一筋縄ではいかないわね、まあ彼の説得は後にして」…ってお姉さん、特に説得とかはしてなかったように思うのですが…。主に説得相手のコレクションを廃棄していただけのような。いや、気持は判る。判る…お互いにな。


んでもって、一番ワシがウケたのが予告のボトムズパロディでした。銀河万丈サイコー。いやあ、ワシもやっすいのーォ。