Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

AM:1Xで秋が瀬M字往復22km:

9時前に艇庫到着。出艇準備をして9時10分頃に荒川の岸を蹴った。1Xで荒川に出艇するのは、今年初めて。水温を計ると19℃だった。もう既に初夏の雰囲気。下の写真は岸蹴り時の一コマ。

先ずはノーフェザーでフィニッシュワークから始めた。途中でウェイクとすれ違い、少々曳き波を食ったが、今日はユッタリ漕ぐ事が目的なので、気持ちに余裕があり、曳き波も苦に感じなかった。ノーフェザーフィニッシュワークで2km程漕いだ後、パドル短漕と静止スタート練習を実施。静止からハイピッチでは、トップスピードで1'35"/500mの瞬間艇速が出た。オールを2cm短くしたが、トップスピードに問題は無い様だ。むしろ、水中が軽くなった分、ドライブとフォワードの時間的なコントラスト、即ちリズムがエイトに近くなり、漕ぎやすくなった。また、SRDの設定変更により、キャッチ角を以前より大きく取れる様になった点も良い感触だ。大曲まではノーフェザーで漕いだ。大曲から先はフェザーを付けてLSD漕。風浪や曳き波の無い美しい水面で気持ちよく漕ぐことが出来た。荒川は水も澄んでおり、ポンドで漕ぐよりずっと気分が良い。
秋が瀬に到着した時に水温をチェック。秋が瀬では17℃だった。笹目橋のすぐ上に汚水処理場からの処理水が合流するが、この影響が2℃程度ある模様。下の写真は秋が瀬の一コマ。新緑が美しい。

秋が瀬で折り返してから大曲までの2.5kmでSR24〜26の軽めのAT漕を実施。南東の風が少し吹いているので下りは逆風となるが、HRモニターでHRをチェックしながら漕いだ。SpeedCoachだけだと、逆風では艇速が落ちるのでやる気が萎えるが、逆風では、艇速を無視してHRにフォーカスして漕ぐとモチベーションをキープ出来て良い。HR管理という意味では、逆風の方が良いトレーニングになる様な気がする。HRモニターを買った成果を逆風で確認出来た。
大曲で折り返し時に、MY生命の小艇船団とすれ違った。モーターボートが伴走していたので、先に行って貰おうと思ったが、おやじを抜かずに待っていてくれた。少々申し訳ない気がしたので、秋が瀬までのレストを少し頑張ってSR21程度、艇速2'20"/500m程度で漕いだ。秋が瀬到着後、2度目の2.5kmAT漕実施。少し体が暖まったのか、SR26までスッとレートが上がった。HRも160を直ぐに超え、AT漕っぽくなった。AT漕後、2kmのLSD漕でレストを取り、笹目橋から3度目のAT漕を実施。強めの逆風だったが、HR重視で漕ぐことにより、モチベーションをキープして漕ぐ事が出来た。1Xで荒川出艇する際には、HRでトレーニング負荷を管理するのが良いという事が分かった。

午後は川浚い:

昨年の川浚い以降、この1年間は大雨・濁流が無かったので、荒川の岸けり場付近には、大物のゴミ・流木などは殆ど無かった。そういう意味では今年の川浚い作業は極簡単なものになった。今年の川浚い作業の主な内容は以下の通り:

  1. 地震津波で下から流れて来たと思われる大きな石やブロックの撤去。写真は撤去した石や瓦礫の整理作業:
  2. 川底の埋もれ木の撤去:下の写真は埋もれ木の撤去作業 (最後はロープを掛けて皆で引っ張り抜いた)
  3. 川底のゴミ拾い 
  4. 岸蹴り場草地のゴミや石ころ撤去 
  5. 岸蹴り場の石段のゴミ拾い 

皆が集まる前に少人数で川底に転がっていた大きな石やコンクリートブロックの撤去を先行して実施。その後、埋もれ木の撤去を実施。埋もれ木は、かなり根深く埋まっていたが、アンカー・ロープを掛けて大人数で引っ張り撤去。そうこうしている内に参加者が序々に増え、総勢100人近くになってきた。13時半には概ね作業完了。拾ったゴミの袋詰めなどを行い、作業完了。下の写真は、川浚いに参加した方々の全員集合写真や今回拾い集めたゴミなど。




今年も川浚いで岸蹴り場が綺麗になった。来年も春先に川浚いを実施する予定。
以上