Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝:荒川でジュニアエイト乗艇

今朝は、略無風のコンディション。風が無いので、先週末の台風増水で発生した水面の流木やゴミなどが水面にチラホラ漂っていた。
でもこういう時には水面が鏡の様にフラットとなり、水上のクルーや空が水面に映し出されて綺麗な絵となる。巻頭の写真がその一コマ。
さて、今朝は秋が瀬M字往復でのバラエティーメニュー。
特に、W.Up後、最初のパドル30本 X 10については、ダイナミックに強くドライブして艇速を上げる事にフォーカスして取り組んだ。
実際、見ていても高めのレートをキープし、キャッチから良くドライブ出来ている様に見えた。しかし、SpeedCoachの艇速をコックスにに聞くと期待した艇速ではなかった。台風増水以降、それまでの水温(28度)から一気に20度〜22度と水温が下がり、インペラーが回り難くなって艇速表示が遅くなっている模様。
続く秋が瀬からの5km AT漕でも、通常なら笹目橋上流のプレジャーボート係留施設辺りで終わるところが、笹目橋下流100m付近まで掛かった。この時間帯、満潮に至る上げ潮の時間帯で流れは余りなかったので、やはりSpeedCoachのCAL値が整合していない模様。明日の早朝、ポンドでCAL値補正を行うこととした。
その後、2000mシミュレーションを行い、メニュー終了。
7時30分過ぎに揚艇したが、丁度その時間帯に、多くのクルーが荒川に出艇し、岸蹴り場は大賑わいだった。
 パドル30本短漕開始
 秋が瀬鉄橋へ向けて5本目
 折り返して残り5本
 
 AT漕 5km



2000mシミュレーション

 車検を終え綺麗になったトレーラー

午前:無限号のリギングとビデオセッション

この所、なかなかエイトの艇速が出ないこともあり、気分転換も考え、レース艇の無限号への乗り換えをしてみる事にした。そこで今日の午前は無限号の整備とリギングを実施。
ジュニア諸君は艇の整備・リギングに慣れてきた様で、30分程度でテキパキと整備・リギングを完了。
 無限号リギング・整備

時間が余ったので、今朝の乗艇ビデオを見ながらビデオセッションを実施。
漕手一人一人の漕技課題を明確にすると共に、お手本クルー(豪州NSWエイト)の漕ぎを見て、良い漕ぎのイメージを再確認した。

午後:ジュニア全クルー、荒川で乗艇。

午前中に小艇(1Xと2+)組のビデオセッションを実施。ポンド乗艇では、水中強度が十分に上げられず、追い込んだ練習になっていなかった。
そこで、1Xの2名をエイトより1時間早く出艇させ、パドル短漕で2名に並漕さて強度を上げてみた。
この2名、エルゴの体重換算値はほぼ同等であり、パドル短漕もほぼ同等の艇速で良い並漕となった。
 並漕開始
 折り返して、また並漕
 S村
 S藤 翔

岸蹴り場に戻る途中で、ジュニアエイトが上がってきたので、折り返してエイトに付いた。時間差は1時間程度が丁度良い模様。
午後のエイト乗艇は無限号。船尾から出る曳波を観察したが、Empacher K84では船尾からハの字型の曳波が出るが、無限号(Sykes M40)では船尾の曳波は殆どない事を再確認した。
 無限号とその航跡
要するにバランスをキープし、確り乗りこなせば、圧倒的に抵抗が少ない高性能船型である事は間違いないということ。クルーの希望で無限号への乗り換えは来週末とする。
東商戦や京大戦では乗り換え時にバランスが安定せずバタバタしたが、今日の乗艇では、それほどバタバタすることは無かった。まあ、クルーも漕ぎが上手くなったという事だろう。
 UT中

エイトで秋が瀬で折り返し、下る途中、外環自動車道辺りで2+艇が折り返すところだった、岸蹴り場までの残りを2+クルーをコーチングした。
今回はBowに卒業したてOBのY内君が乗り、概ね真っ直ぐ進んで良い練習になっていた。


17時30分頃、笹目橋方向を振り返ると綺麗な夕日が見えた。

以上