panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

H氏への伝言------ナーナーは今日も晴れていた♪

  今日は皆さん口をそろえて、いい秋日よりだとおっしゃる。木陰は楽園であった。しかし長く歩くと、やはりやや汗ばむことは汗ばむ。そこは熱帯なので。しかもバンコクの木陰には蚊もいる。蚊は好ききらいが激しい。一番太り一番ぷよぷよし一番冷血でない我輩がいつも餌食になる。蚊に対してだけは日本のみならず人間界を代表する我輩。二人いても三人いても、いつも蚊に愛されるのは我輩だ。ち、ちき、、、チキバンバン。
  大の---というと語弊があるが---大人がナーナーに出かけるのがいつも太陽の下であるというのは気が引けるが、一人で行っても間がもてない。ナーナー一緒にどう?みたいなことはどうみてもいえるものではない。社会見学にはいいんだがなあ。加うるに、一人でナーナーにいると侘びしいよという元ナーナー在住者の声もある。しかし必要があって、今日も昼間、H氏愛好で名高いナーナーに行ってきた。その後、スーツケースが古くて重いので、白人の方々が使用している軽くて合成繊維でできた特大のを買う、というのを名目に少し歩いた。で、小路でなく小路の横道みたいなところに、山のように観光土産屋があることを知った。屋台状になった後ろも小道なのだ。そこに結構面白いのがある。ほう。我輩、もうすっかり住人面(ヅラ)してるので、ナーナーというかバンコクが観光都市だということを忘れていた。観光対象として歩くことをしなくなって久しい。それもまずいなあ。・・・バッグは買えず。誰かに一緒に来て買ってもらおう。タイ語で値切ってほしいし。
  外に出るといえば、プロンポンにいる分には室内みたいなもので、箱庭にて一日過ごすと手帳に記入される。ただエンポリのフードコートがああいう状態になってから、たまにアソーク駅前の中華に行くのであった。家から一駅だが、バスでは7か8バーツ。違いは市営か民営かにあるようで、バス番号は同じでも違う。7バーツ出し、車掌の目をみて1バーツ足したりしている。ふふふ。上級者ですなあ(民営が高い)。飲茶系のテイストの入った広い庶民的な店内は、いかにも中華的な開放感があって、気に入ってる。安くて実がある(H氏だからといって、みのるではない。みのるはとうにいない)。給仕も丁寧なので、あげなくてもいいチップもあげている。さすが蓄財する方々は違う。こちらでは四川省のように日本人だからといって迫害されることもなく、食事中にプラカードを掲げられることもない。といって、一人の食事である。黙々である。プラカードは出されているかもしれないが、下向いてるから分からないのである。醜いはずの日本人食いも、たまには平和に通じるのであった。ふふふ。・・・実際はあたりほとりを睥睨(ヘイゲイ)して食ってるんだが。菅も仙石も及び腰なので、我輩だけは毅然と食い、ここで中国人デモ隊に踏みつぶされるつもりなのだ。ただエビシュウマイを残しては死にたくない。食べた後に、ってどこが毅然?。、、、では食事に。
  今日のナーナー。