panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

スマイリー小原の時代

  しばたはつみのユーチューブを見終わったら出てくる静止画のところに変な外人みたいな人がいた。スマイリー小原。懐かしくて、釘付けになった。
  いろいろ調べ写真も乗せようとしたが自宅のパソコンの調子が悪くて掲載できない。明日だね。にしても早く亡くなっていた。なぜポキが亡くなったことを知らなかったかといえば、それは死んだときには初めてのロンドン生活をしていたからだ。でなければ、この伝説的な踊る指揮者が死んだことを忘れるわけはない。
  なぜかおとなしい弟も好きだった。というかよく笑っていた。一時代の歌番組の後ろには、いつも彼がいた。気持ち悪い踊りを踊りながら。なつかしくて涙が出そうだ。


  なお、動画の1分15秒前後から出てくる藤木孝はいま連続老人昼ドラマ「やすらぎの郷」で、年老いて詐欺にあい、自殺を図った(未遂)老人として出てくる。ポキのイメージはこっちなので(つまりこの動画)、月日の残酷さをおもっていたのである。

  この映画は1962年。スマイリーは41歳。これが当時の40男だったのである。何という成人ぶりであろうか。なかに出てくる父親と思われる、うーん、名前の出てこない有名な俳優(酒を飲んでる)もなんという大人な人物であったろう。・・・成熟することができないというのが21世紀なのである。