秋のG1戦線、第一弾スプリンターズステークスが中山競馬場・芝1200メートルで行われ、香港からの遠征馬1頭を含む16頭が参戦した。
非常に強い台風24号の接近で阪神競馬場は全レースが中止になり、中山競馬も影響が心配されたが、時折激しい雨が降るなか、やや重の馬場でレースは行われた。1番人気は高松宮記念を制し、春秋のスプリントG1連覇をめざすファインニードル。
レースは5歳牝馬ワンスインナムーンが飛ばして逃げ、3歳牝馬ラブカンプーが2番手。ファインニードルは中団の外を追走。
そして、最後の直線でラブカンプーが抜け出し、逃げ込みを図るが、ファインニードルが外から追い込んできてクビ差先着。見事に優勝し、スプリント王者の座を確かなものにした。11番人気ラブカンプーの2着も立派だが、悪天候で実力を出し切れなかった馬もいたのだろう。
第4コーナー手前で香港馬ラッキーバブルズが故障発生、競争中止。
ファインニードルはアドマイヤムーン産駒の牡5歳。G1は2勝目。
1着 ファインニードル(川田) 2着 ラブカンプー 3着 ラインスピリット
4着 ダイメイプリンセス 5着 レッツゴードンキ