pentaxx備忘録

2012-08-14 謝れ職業人

 ちょっとツイッター主体になってこちらの更新は一年以上ぶりになりました。

 以前2ちゃんねるで拾った匿名の詩があまりに傑作だったので、拙著『家族の痕跡』(筑摩書房)などで引用させてもらいました。最近作者の方からメールを頂き、お名前を引用して良いと許諾を頂いたのであらためて掲載します。

 作者は松岡宮(松岡恵子)さんと言う方でした。ご自分のHPもお持ちです。

 http://homepage1.nifty.com/MIYA-MATSUOKA/

 ここで読める他の詩にも傑作がたくさんあります。

 


謝れ職業人   松岡宮

「ああ、今日も会社に泊まりこみで仕事だよ」

疲れた声で言う

職業人は

謝れ

全ての「だめなヤツ」に

細い声で

謝れ

「ああ、忙しい忙しい」

朝早く出てゆくひと

乗り換えの駅で朝食をかっこみ

後続列車に乗ってゆく

職業人は

謝れ

手をついて

謝れ

「俺はやっとやりがいを見つけた」

なら

謝れ

仕事にきちんと就くことは罪なのだから

それをきちんと謝罪せよ

そう、あなた

今日も働いて働いて

上司に怒鳴られてもがんばって

同僚とのおしゃべりで気晴らして

ときどき仕事でも嬉しい事があるんだよ・・・

それなら

足下を見ろ

そこに横たういくつもの白い腹を見ろ

白いブヨブヨした腹を踏みつけてサーフィンしているあなた

イエイ♪ゴーゴー♪しているあなた

内臓破裂の暖かさに包まれている

あなたは

すべての弱いものに謝罪せよ

あなたの強さを謝罪せよ

仕事

 仕事

  仕事

取引

 連絡

  申し送り

あなたがそうやって一生懸命生きる事で壊してきた

そしてそうやって一生懸命働くことで壊している

すべてのダメなもの弱いものアホなもの

恥ずかしいもの腐ったもの古くなったもの

謝罪せよ

 あなたが彼らの年金を払ってやることに対して

 謝れ

 あなたが彼らの医療費をまかなうことに

 謝れ

 あなたが彼らを保護しいたわり慰めることに

 謝れ

3月15日くもり

自分がたまたま頑丈であり

毎朝おはようと笑って出かける

そのことに

ごめんな

さい

2011-04-10

[告知]ニコ生トークセッション 

「いま、「キャラクターと日本人」を考える 東浩紀×斎藤環」

 こんなおりですが、新刊に絡めてこんなイベントをやります。東さんと話すのはかなり久しぶりなので楽しみですね。

 で、その新刊なのですが。諸般の事情から二冊同時刊行になってしまいました。

[新刊]「キャラクター精神分析

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

 企画から出版まで8年がかりという難産でした。

 最終章では「キャラクター(というか「キャラ」ですが)とは何か」を定義づけています。自分でもびっくりの結論ですが、たぶんこれが究極です。これを超える定義は向こう10年間は出てこないでしょう。むろん出てきたらいくらでも謝る準備はありますが。

[新刊]「『社会的うつ病』の治し方」

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書)

 「社会的うつ病」なるネーミングは、半分以上ネタです。治療上における、いろんな意味での「人薬」の意義について書いています。実用性は高いと思います。

 というか、すでに売れゆきで明暗が…

 「社会的うつ病〜」は、いわゆる「たちまち重版」でしたが、キャラ本はいまひとつ…こんなところにも震災の影響が?

2010-12-22 英訳

[告知][英訳]

Beautiful Fighting Girl

Beautiful Fighting Girl

 "Beautiful Fighting Girl"の予約、いよいよ開始しました。

 イイ感じの装幀ですね。なんかちょっと感無量です。

 Keith Vincent氏の解説がまた素晴らしい。

 自分の本ながら、これがアメリカでどう受容されるか興味津々です。

 来年にはもう一冊、『社会的ひきこもり』の翻訳も、同じくMinnesota Univ. Press から出る予定です。こちらの翻訳者はJeffrey Angles 氏です。

 

2010-12-21

[告知][イベント]

 

 朝日カルチャーセンターでアーティストの村上隆さんとのトークイベントを行います。

 出版記念・ニコ生ライブ・芸術闘争論

 日時:12月21日 19時〜20時30分 

場所:新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター

当日はニコ生の中継が入る予定です。ニコ生放送は19〜20時15分まで。この講座については、twitterなどでの実況もOKとのこと。余裕があればメールでの質問にも答えられるかもしれません。

 『芸術闘争論』は画期的な本です。以前私は岡崎乾二郎さんとの対談で「悪い場所」の循環構造はマーケットの論理で打破するしかない、と述べましたが、この本を読んでますますそれを確信しました。

※しかし考えてみたら、意外にも村上さんとの対談はたぶん10年ぶりくらいです。ちょっとびっくりしました。

f:id:pentaxx:19800101000048j:image

びっくりしたのです。

2010-11-22

[][]

そういえばNHK-FM北山修さんの番組でお喋りしてきたんでした。北山さんとも10年ぶりくらいの再会でしたが、愉しいひとときを過ごさせていただきました。第一回はすでに放送済みですが、ちょっとリラックスしすぎ>自分

 だいたい朝日の書評で「精神分析は二度死ぬ」(トッド・デュフレーヌ『死の欲動現代思想』)とか書いた人間が、元・日本精神分析学会会長の前で気分良く語ってしまうこと自体が…いや「二度死ぬ」ってのはもちろん高度な逆説なワケですが。

 ところで第二回「戦闘美少女」篇は11月22日の放送です。ちょっと選曲がアレですがまあ気にするな。

NHK-FMきたやまおさむのレクチャー&ミュージック」

放送日:2010年11月22日(月)

放送時間:午後11:00〜23日午前0:00(60分)

f:id:pentaxx:20101118210032j:image

2010-11-11 近況、告知など

諸事情によりツイッターができない身の上なので、だいぶ世間がせまくなりました。

ひさびさに告知とかしてみます。

[告知][講座]朝日カルチャー新宿 セミネールを読む

地味ながら順調に続いています。

今期のテキストは「精神病」。このセミネールは、ラカンの原著では、たぶん一番わかりやすいでしょう。

第二回は12月14日、午後7時からになります。

今後も翻訳のあるセミネールはすべて精読していく予定なので、お楽しみに。

単行本化も予定されているぶん、レジュメも超充実! 

受講生からの質問は、メールで受け付けています。すみませんが受講生限定です。

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=86503&userflg=0

[告知][TV]

 10月から報道ステーションの金曜コメンテーターをたまにやることになりました。

 次回は12月3日の予定です。

[告知][CD]

 幻のベーシスト濱瀬元彦さんの新作CD「"The End of Legal Fiction" Live at JZ Brat(タイトルが吉本隆明!)」のライナーで菊地成孔さんとの鼎談に参加しました。

"The End of Legal Fiction" Live at JZ Brat

 濱瀬さんは私の“デビュー作”『文脈病』の初版、幻のダーガー・バージョンをお持ちで、ラカン理論の音楽的展開という途方もないことを企まれています。

 四の五の言う前に聞いてみましょう。

D

この音はなんとまあマンドライブテクノ、すなわち「手弾き」なのです。

 びっくりしましたか。

ならばすぐ買いましょう。そして12月6日のライブへ!

[エッセイ]猫と私 あるいはなぜ猫は二次元に対抗できる唯一の三次元なのか

ユリイカ2010年11月号「特集 猫」

猫特集に猫エッセイを掲載しました。猫文章だけにツンデレです。妙なタイトルですが別に釣りではありませんよ。ちゃんと真面目に考察しています。

f:id:pentaxx:20100912232745j:image

チャンギ2さい

[論考]「AKB48」キャラ消費の進化論 

ボイスプラス掲載中 http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=359 

 パリに向かうルフトハンザ機内でAKB総選挙資料を読み込んだのも今は良い思い出。

[論考]狂気としての贈与、あるいは平和への欲望

 柄谷行人世界史の構造』をラカン理論から読み解いた書評です。

 柄谷行人氏とラカンとの親近性は、おそらく『日本精神分析』(「去勢の排除」)から顕著になり始めていましたが、『世界史の構造』(ボロメオの環)で決定的になりました。この論考では、『世界史の構造』では触れられていない第四の環を中心とした論考です。

[病跡学会賞]

ちょっと前になりますが、『関係の化学としての文学』(新潮社)が、2010年の病跡学会賞を受賞しました。賞と名のつくものをはじめていただいたので喜んでいます。

2010-08-25 追悼・今 敏監督

[]

 今 敏監督とは面識がありました。

 2003年の暮れにWOWWOWで放映された「最新オリジナルアニメ情報〜『妄想代理人』のすべて…は教えられない〜」での対談でした。

 同世代の気楽さで、ついいろいろとぶしつけな質問をしてしまいましたが、監督はユーモアをまじえてひとつひとつ、丁寧に答えてくれました。思えばあの時からすでにワーカホリックで生き急いでおられる印象がありましたが……それにしても、まだこれからという時に、本当に残念です。

 

 ご冥福をお祈りします。

 以下の文章は「妄想代理人」DVDの解説原稿です。


物語職人・今 敏

 今敏は僕の同世代人だ。このひとの描く世界は、斬新なのに身体にぴったり合った服のように居心地がいい。それは今さんの資質にも関係がある。彼の出自は漫画家だ。ということは、世間の誤解とはことなり「オタク」よりも「サブカル」に近いということだ。だから今さんの発想は、僕のサブカルのツボをノスタルジーとは別の方面から刺激してくれる。

 先日ある番組で今さんとお話をする機会があった。その席で、僕は聞かずにはいられなかった。「『千年女優』って、戸川純の『遅咲きガール』、入ってますよね」と。もう誰も知らないだろうが、この中野裕之が監督した傑作PVは、映画女優に扮した戸川純が、出演した架空の映画をワンカットずつつなぎあわせたという設定で、そのコスプレ七変化ぶりがこのうえなく楽しかったものだ。だから、このぶしつけな質問に、今さんがあっさり「そうですよ」と答えてくれた瞬間に、僕は心から納得した。今さんは僕の同時代人なのだ、と。いや、そもそも平沢進を音楽に起用している時点で、とうに気付くべきだったのだ。互いにP−MODEL以来のファンであることを確認し合うまでもなかっただろう。

 今さんの映画は、リアルタッチの絵柄を活かして、現実と幻想の入れ子構造が巧みに描かれている。なんでこれをアニメで?とよく聞かれるそうだが、アニメだからこそ、現実と幻想が継ぎ目なくブレンドできるはずではないか。別の場所でも書いたのだが、アニメの快楽とは「媒介されること」の快楽でもある。現実そっくりの絵が、現実とは別の文法で動くから楽しいのだ。だからこそ、今さんの映画は、アニメじゃなくてはダメなのだ。

 しかし、今敏アニメは、いかにも「アニメ的」ではない。例えば今さんは、まるで時流に逆らうかのように、キャラクターを作品の中心におこうとはしない。昨今の萌えキャラアニメ作品ばかりになじんだ目には、これもまた新鮮な姿勢にみえる。なにせ宮崎駿ですら、萌え磁場から自由とは言えない時代だ。しかし今さんは、萌えよりも物語を描きたいと明言する。この言葉は、僕にはひどく新鮮に響いた。

 良く動くキャラクターよりも、良く動く物語を。今さんの描くキャラクター達は、成長し、年を取る。そもそも萌えキャラというものは、年を取らないし、成長もしないのがお約束だ。あの可憐な千年女優が、おそらく「萌え」とは無縁なのは、老年の藤原千代子がいきなり登場するからだろう。加齢はあきらかに、萌えの成立を阻害する。今さんは萌えのリアリティを犠牲にして、リアルな物語時間を発動させようとする。

 その姿勢は最新作『東京ゴッドファーザーズ』においても、ますます健在だ。ジョン・フォードの『三人の名付け親』に由来するタイトルを持つ本作は、明晰な細部とウェルメイドとしかいいようのない物語性を兼ね備えた傑作だった。

 今さんは、変化や成長も含めた「物語」を通じて、ひとつのキャラクターをリアルに描き出す。そういえば今さんは、どこかのインタビューで、ジョージ・ロイ・ヒル監督の『スローターハウス5』の名前を出していた。ここで僕は、ふたたび膝を打ったものだ。過去も未来も現在も、すべては決定済みで同時に眺め渡すことができるトラルファマドール星人の悲喜劇は、「歴史の終わり」以降を生きる僕たちのそれを先取りしている。だからこそ今さんは、歴史(=物語)の終焉に抵抗するためのワクチンとして、ただ黙々と、僕たちにリアルな物語をつきつけ続けてくれるに違いない。

 今さんがはじめて手がけるTVシリーズ作品「妄想代理人」も、どうやら主役は「物語」のようだ。その恐ろしいほど完璧な絵コンテを眺めながら、僕はあらためて今敏という同時代の物語職人に、畏敬と親しみの入り交じった期待を覚えている。それにしても、どうやら今さんは僕と同じくワーカホリックの体質みたいだ。新作が次々とみられるのは嬉しい限りだけれど、くれぐれも身体には気を付けて。


 

2010-07-11 出版関係者の方々へ

[お願い]

 4月から朝日新聞書評委員を担当するようになり、出版社から御献本いただく機会が急増しました。たいへんありがたいのですが、もう診察室にすら本の置き場所がありません。

 ただし、新刊情報は歓迎します。お勧め本は勘所をメールでお伝えいただければ当方で検討対象にします。よろしくお願いします。

[告知][講演]

 またしても直前ですが、多摩美術大学講演会をします。

 なんかタイトルがちょっと違ってますが…

 私としては「多重化する世界とキャラクター」のつもりでしたけど、どっかで誤配が…


アーカイヴ設計企画 斎藤環氏 講演「多重化性の世界とキャラクター」

日時:2010年7月13日(火)

   14:40開演

場所:多摩美術大学八王子キャンパス 芸術学棟3階25-312教室

お問合せ先:芸術学科研究室 042-679-5627

2010-06-29

[告知][新刊]


家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)

家族の痕跡 いちばん最後に残るもの (ちくま文庫)

 文庫化されました。解説は荻上チキさんにお願いしました。

 荻上さんには以前、単行本が出た際に、読書会チャットを開催していただきました。合わせて読めばそれはもう面白さ爆発。

 あと「家屋は家族を幸福にするか?(ビフォーアフターについて書いた章)」は私の文章としては日本一入試出題頻度が高い。受験生必携。は冗談としても、その後の本につながるアイディアがたくさん詰まった本なので、妙に愛着があります。

※あと「謝れ職業人」の作者さん! ここみていたらご連絡ください。


ひきこもりから見た未来

ひきこもりから見た未来

 以前やっていた雑誌「Voice」の連載と、いま毎日新聞でほぼ毎月担当している連載コラム「時代の風」をまとめたものです。

 おすすめは「アテネ市長インタビュー」とか「非実在青少年」のとことか。

 表紙は昨年「アートフェア東京」でもっともツボだった作家、高松和樹さんの作品です。

2010-03-16 連載とか非実在とか条例とか

[][]

 ゲームラボの連載「おたく神経サナトリウム」のページがリニューアル

 なんとキレたオタクを描かせたら日本一すがわらくにゆき先生がタイトルを!

 ああっタイトルのみならず漫画イラストまで! 10年続けてきて良かったなあ。

f:id:pentaxx:20100316194630j:image

f:id:pentaxx:20100316194732j:image

 サブタイトル「委員会爆発しろ」とかあるのは、まあそういうことです。

http://mitb.bufsiz.jp/

 私は個人的にポルノは好みません。小さい子どもが陵辱されるようなコミックはとても最後まで読めません。掘骨砕三は「人間」じゃないのでセーフです。まあでも、そういったものはなくても大丈夫です。思春期前の子どもが読んでいたらすぐ取り上げます。パソコンの履歴もチェックしてフィルタリングもします。

 にもかかわらず、私はいかなるポルノ規制にも反対します。欲望と表現だけは、いかなる規制も免れるべきだからです。規制は「健全な倫理」を抑圧します。常に最大限の自由を背景にしなければ、倫理は意味を失うでしょう。

 法的環境の整備で「健全育成」はできません。個人を育成できるのは「関係」だけです。「この私」が「私の子ども」から「エロ本を取り上げる自由」を条例が代行することは、断じて認められません。

 …まあ、千葉都民なんですけどね。

2010-02-24

例の件は絶賛執筆中ですがなんとかギリギリで間に合う予定。おれ一晩で50枚とか普通に書くし(嘘)。

ところで、またしても講座の告知です。今回は少し余裕を見て、来週の火曜日。

[][]

男女論(2) 文学にみる男と女

− 「関係する女 所有する男」出版記念

精神分析科医 斎藤 環

作家 赤坂 真理

日時:3月2日火曜日19:00-20:30 全1回   

場所:朝日カルチャーセンター7F

受講料 学生 1,500円、会員 3,360円、一般 3,990円

赤坂さんとはひさびさのコラボです。彼女の政治やテクノロジーに関する言葉には、しばしばはっとするほど鋭いものがあります。この本でもずいぶん影響を受けています。どうやら執筆や対話からアイディアが湧いてくるタイプのようで、今回の講座でもさまざまな至言が飛び出すことが期待できます。ぜひご参加ください。


赤坂 真理(アカサカ マリ)

小説家1964年東京都杉並区高円寺生まれ。 1990年、別件である会社の面接に行ったら、社長が発行していたエロティック・アートの雑誌『SALE2(セール・セカンド)』の編集をなぜか任され、そこで自分に原稿を発注してみたら小説らしきものを書いた。主な著書に『ヴァイブレータ』(講談社文庫)、『モテたい理由』(講談社現代新書)など。趣味は瞑想、散歩、バイク、身体探求。

 あと、ついでのこんなのもやります。

ラカン「セミネール」を読む

4月6日、6月1日、いずれも 19:00-20:30 朝日カルチャーセンター7F

講座内容:

ラカンが30年近くにわたって行ったセミネール。その記録を読み進め、ソフトウエアとしての精神分析に今なお倫理的視座を与えるラカンの思考をたどります。

今期は「精神分析の4基本概念」を解説します。4期で4冊の予定ですが、好評ならば継続の可能性も…

事前に読んでおいていただければ理想的ですが、準備なしでもわかるように、詳細なレジュメをもれなくプレゼント。お楽しみに。

2010-01-16

[][][]

 

 朝日カルチャーは無事終わりました。金田淳子さんからはブロント語のレッスンを受けました。

 これで勝つる!

 さて、こちらは本業のイベント告知になります。

青少年健康センター・シンポジウム

“働くということ”と“希望”

 日 時:平成22年1月23日(土)午後1時00分〜5時00分

 会 場:千代田区北の丸公園 科学技術館サイエンスホール(地図)

               主催者受付  03-3212-8448

 参加費: 2,000円 当日会場でお払いください。           

 申込み・問い合せ:葉書または電話で

  〒112-0006文京区小日向4-5-8三軒町ビル102

  社団法人青少年健康センター (月〜金10:00〜17:00)           

  TEL03-3947-7636 FAX 03-3947-0766

 ゲストに「希望学」の玄田有史さん(東京大学社会科学研究所教授)、現場の就労支援の立場から工藤啓さん(「育て上げ」ネット理事長)をお招きしています。

 現代の日本は、さまざまな意味で就労に希望を見いだしにくい社会になりつつあるようにも思えます。人はなぜ働くのか。働くことは本当に義務なのか。そして働こうとするものに果たして「希望」はあるのか。今回は就労問題の専門家を二人お招きして、こうした問いについて掘り下げてみようと考えています。この面子が揃った以上、盛り上がることは確定的に明らか。

[][]

 そしてその翌日には副業的イベントが。私は24日の総合討議に参加する予定です。

国立国際美術館新築移転5周年記念シンポジウム

「絵画の時代ーゼロ年代の地平から」

1月23日(土)

 13:20-13:30 はじめに 島敦彦(当館学芸課長)

進行 岡村知子(コーディネーター)

セッション1 「絵画の継承 / 断絶」

 13:30-13:50 基調報告 「アナクロニックであるとは何か『モダニズムの絵画』再考」

    松浦寿夫東京外国語大学総合国際学研究院教授)

 14:00-15:00 討議 パネリスト

    尾信一郎(鳥取県博物館副館長)

    林道郎上智大学国際教養学部教授)

    松浦寿夫

 15:00-15:15 休憩

セッション2 「ポスト近代の絵画と具象表現」

 15:15-15:35 基調報告 「フレームを超えて混沌の時代を生きるための極小の方法」

    松井みどり(美術評論家)

 15:45-16:45 討議 パネリスト

    天野一夫(豊田市美術館チーフキュレーター

    金井直(信州大学人文学部准教授

    松井みどり

1月24日(日)

 10:25-10:30 進行 島敦彦

セッション3 「絵画のオルタナティヴ

 10:30-10:50 基調報告 「モードとしてのドローイング」

    保坂健二朗(東京国立近代美術館企画課研究員)

 11:00-12:00 討議 パネリスト

    池上裕子(大阪大学大学院人間科学研究科グローバルCOE特任助教)、

    神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)、

    保坂健二朗

 12:00-13:15 休憩

 13:15-14:45 総合討議「絵画の時代を語り尽くす」

パネリスト 

    斎藤環精神科医/爽風会佐々木病院精神科診療部長)

    建畠晢(当館館長)

    谷川渥(國學院大學文学部教授)

 14:45-14:50 おわりに 島敦彦

2010-01-09

[][]

 

 2年半ぶりの返信が来たりして(笑)注目度が高まっているようなので、この機に乗じて告知します。

 朝日カルチャーセンター講座のご案内です。なんと3日後。

男女論(1) − 「関係する女 所有する男」出版記念講座

精神科医 斎藤 環

法政大講師 金田 淳子

1月12日火曜日 19:00-20:30 全1回

会員 3,360円一般 3,990円

場所:朝日カルチャーセンター7F

 この本については、売れゆきからウェブ上の書評mixi含む)まで、かなりマメにチェックしていましたので、どんな読まれ方をしているかが良くわかりました。なかなか面白い体験でしたので、反省点や補足なども含めて、じっくりお話しできればと思います。フェミのえらい人からお叱りをいただいた顛末など、ちょっとした裏話も(笑)。

 とりわけ本書の腐女子パートについては、金田淳子さんという最強の論客をお招きしましたので、それはもう突っ込まれ放題の楽しい展開が予想されます。ふるってご参加ください。

※ パート2として3月2日火曜日には赤坂真理さんとの対談も準備中です。

〔追記〕例の件

 そんなわけで、あろうことか再開してしまいました、往復書簡。追加ルールは再開の条件として私が要求したものです。ますます論争っぽいノリになってきましたが平気です。クオリアと人生の意義をめぐって、比較的まじめな対話がかわされることを願っています。え? どうせ出版されない?

 …賭けましょうか?

2009-09-25

[][]「関係する女 所有する男」講談社現代新書

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

関係する女 所有する男 (講談社現代新書)

 新刊出ました。基本的にジェンダー本です。

 ただでさえジェンダー本は誤解や反発を受けやすいうえ、生物主義的なジェンダー理解への徹底批判に抵抗を覚える方もいることでしょう。

 主張したいことはおおむね書き尽くしたつもりですし、後付けで著者が意図を説明するのは反則かもしれませんが、念のために書いておきます。

 この本では、ジェンダーの差異がもたらす一定のリアリティをひとまずは肯定した上で、そのリアリティがけっこう無根拠だったり曖昧だったりもするという事実を検証しようと試みました。

 だから生物主義の批判は必然的な手続きなんですね。男女格差本のパロディというスタイルにしても、「関係原理」や「所有原理」という「フェイクの二元論」も、差異を肯定しつつ無根拠化するというアクロバットのためのギミックとも言えます。

 最終的には、ジェンダー・センシティブという「過激な折衷性」への理解を広めたいと考えてはいるのですが、むしろどう誤読されるか−−著者の意図が「正解」であるとして−−に興味津々でもあります。

 

2009-06-30

[][]「『文学』の精神分析河出書房新社

「文学」の精神分析

「文学」の精神分析

 ここ10年間あまりに書いた文芸批評系の仕事から厳選しました。

 お勧めは宮沢賢治論、三島由紀夫論あたりでしょうか。あと若気の至りで書いた(1)京極夏彦disりついでに日本の精神分析史を学ぼう編とか、(2)京極さんいいヒトだったんで今度は絶賛編という、著者の定見のなさが露呈した貴重な文章も収録。

 

以下目次。

「性愛」と「分裂」―宮沢賢治試論

他者としての「妻」―小島信夫抱擁家族』再読

逆説の同心円―三島由紀夫

超越性と情動の倫理石原慎太郎化石の森』

ヤコブの梯子、ジェイコブの路地―中上健次『十九歳のジェイコブ』

リアルで厳密で、すこし寂しい希望を―村上龍最後の家族』解説

精神分析」の呪縛―『狂骨の夢』批判的読解

京極堂との「会話」『狂骨の夢』再論

唯物論的ラブレター―中井久夫の「文体」

言語の谷間の夢の閾―多和田葉子

残虐記』の二つの謎―桐野夏生を読む

予告篇による二〇世紀―古川日出男

傷つく人形―金原ひとみ

距離と祈り、あるいは世界の多重化に関する覚え書き―米澤穂信

解離、増殖、そして加速せよ―清涼院流水

「キャラ」の戦争

キャラクターズ』じゃなぜ朝日新聞社を襲うのか―東浩紀桜坂洋の共作

 ※ 表紙の鴻池朋子さんは7月15日からオペラシティで大規模な個展を開催予定です。

[]

 

 「科学と非科学のあいだ ライアル・ワトソンとは何者だったのか」

 7月5日日曜日午後2時から、紀伊国屋サザンシアターにて。

 「何者だったのか」って、そりゃ詐欺師でしょう。とまあ、そんな文章を朝日に書いたら、なぜかこんなイベント依頼が。正気の沙汰とも思えない。「ワトソン批判しかしませんよ」って言ったのに。私なんかよりもはるかに適任者がいるのに。松●正剛とか松岡●剛とか松岡正●とかね。

 マイケル死すとも80年代は終わらない。シンクロニシティホロンガイア、形態因果作用…そういうものへの熱狂を解毒してくれたのもまた「ニューアカ」の一側面だったことは、意外に知られていない。

 イベント会場はきっとロハスピープルの動的平衡状態になること間違いなし。完全アウェイだ!

  

 しかし内田樹氏、モギケンときて福岡ハカセというラインナップをみれば、否認しようのない何かを感じるヒトがいてもおかしくないな。本人としては、単に逃げずに、公正にやろうってだけなんだけど。

 あ、でもみんなそう言うのか…。

2009-05-12 42000+1

[]とりあえず、遅まきながら…

最近めっきり邦楽は聞いてなかったし、もちろんRCもご無沙汰だった。ところが何を思ったか先月、iTunesで全アルバムを衝動買いしたばかり(持っていたのは全部LP)。まあ単なる偶然だろうけど。あといろいろ、個人的な感慨はゲームラボ(連載を私物化!)に書いた。

しかしいまさら「KING OF ROCK」とか言われると違和感がある。生前ホントにそう呼ばれてたっけ? まあそういうのはYAZAWAとか氷室とかでいいでしょう。

清志郎が天才であることは疑いようもないけれど、結局、誰も彼を継承できなかった。その意味で彼は影響したのではなく解放したのだと思う。だから彼は単独峰にとどまったまま、晩年はおとなしくキャラとして消費されていった。

それにしても…清志郎亡き後、ライブでスキャットを自在にこなせるヴォーカリストは? ディスコミュニケーションをリアルに主題化できる作詞家は? 連休中からずっと考えているが、日本人では彼以外にどうしても思い浮かばない。

彼の歌は情景的であると言うけれど、まったく同意できない。すくなくとも「描写的」でないことは確かだ。洗練された逆説とダブルミーニングに満ちた彼の詞は、意外なほどメタ視点が多くて単純な風景が浮かばない。

そもそも彼にとっての「ロックバンド」や「おいらのポンコツ」は、ビーチ・ボーイズの「サーフィン」みたいなものだ。

むしろ特筆すべき点は、彼の歌を聞いたときの「自分の情景」が一瞬でよみがえるということ。いわゆるフラッシュバルブ記憶。

受験の合格通知が届いて真っ先にしたことは、「雨上がり〜」を大音量で鳴らすことだった。つらい解剖実習は「BLUE」を聴いて乗り切った。はじめて「シングルマン」のLPを見つけた時の記憶は、捜し当てた店の名前から一緒にいた友人の声(「これ斎藤が言ってた曲じゃない?」)まで鮮明に覚えている。ラジオでたまたま聴いた「甲州街道は〜」に衝撃をうけてバンド名もわからないまま探していたのだ。ネットがなくて本当によかった!

病跡学的に考えるなら、清志郎古今亭志ん生、浮谷東次郎、石原慎太郎山田かまち北野武に連なる、中心気質者の系譜における天才だった(山田と尾崎を混同している人が時々いるが、この二人に共通しているのは若いのに死んだってことくらい)。

その生を特徴づけるのは、近景における喜劇性と、遠景における悲劇性。生の歓びに満ちた祝祭空間に、ふと死の衝動がよぎる。時に彼らは「限りなく優しい人でなし」にみえる。しかし彼らのかいま見せる含羞と愛嬌は、日本人に最も愛されるタイプのそれだ。ついでに言えば絵の才能も、彼らの多くに共通する。

ところで、私は以下のことをずっと確信しているのだが、これは事実なのだろうか。

  • 同じ意味で日本人に「イエー!」なる歓声をポピュラーなものにした最大の功労者(?)が清志郎ではないか。高島忠夫とは使用法が異なる、と思う、たぶん。



それでは良い旅を。あなたのゆく新しい道にも、数え切れない歌の断片が散らばっていますように。あなたの声がすべての星々を震撼させますように。さようなら清志郎

(参考:http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200502/

2009-04-18 新刊

[][]「関係の化学としての文学新潮社

f:id:pentaxx:20090418071942j:image

2年越しで雑誌「新潮」に掲載された渾身の連載に、さらに大幅な加筆修正を加えました。「関係の化学」という画期的な発見もさることながら、各章ごとに章の内容をまとめた{要約すると}を追加、加えて東浩紀氏推薦、と売れる要素満載の一作です。

 以下、「あとがき」より抜粋。

 私はときおり夢想する。おそらく一九世紀における「小説」こそが、すべての虚構の王なのではなかったか。ゲーテディケンズバルザック、ブロンテ姉妹、フローベールトルストイドストエフスキーといった巨大な名前たちを思う時、今後いかなる表現者も、個人として彼らほど人々に愛され、あるいは高く評価されるということはありそうにない。映画にはじまる視覚表現の環境的発展が、表現スタイルの多様化を招くと同時に、一世紀をかけて、ゆっくりと「文学」を凋落させていったのではないか。

 おそらく「リアリティ」の八割は「諸感覚の階層的な同期」によって与えることができる。

 私の考えでは「まんが・アニメ的リアリズム」の構成成分のほとんどが、視覚と聴覚の階層的な同期によって成り立っている。このとき、「描かれたキャラクターが現実の人間に似ているかどうか」は、実はどうでもいい。人の形をしている必要すらない。

 重要なことは、絵の運動であり、これに音声、せりふ、擬音、その他の諸記号がシンクロして描かれることである。階層的に区分された感覚ブロックをシンクロさせれば、そこには必ず、一定量の「リアリティ」が発生するだろう(ちなみに、ゴダールのような「シンクロはずし」も、この原理をふまえなければ成立しない)。

 このシンクロ構造の環境を調整しつつ、なんらかの形で「能動感」のブロックを追加したものが、東浩紀氏による「ゲーム的リアリズム」である。「環境管理型権力」のアイディアを深めつつある東氏が、批評においても「環境」に注目した「構造分析」を試みるのは、その意味で自然なことなのだ。

 おそらくここで、「文学」に環境以上のものと求められるかどうかが、議論の分かれ目となるだろう。

 もし小説が、完全にサブカルチャー化してしまったと考えるなら、この議論にはもう結論が出されている。リアリズムのスタイルを他ジャンルに依存するほかなくなった「文学」は、とっくに死に絶えている。すでに脳死した文学を「文芸誌」という延命装置が何とか持たせているに過ぎない、というわけだ。

 しかし私は、そうした判定にくみしない。ジャンルの多様性は、むしろ「文学にしかできないこと」の位置をあきらかにしてくれるだろう。それこそが、本書で私が追求したテーマである「関係の化学」にほかならない。ただちに異論が出されるだろう。映画にも、漫画にも、関係の化学はあるはずだ。現にこの本でも、映画や漫画への言及は少なくないではないか。

 そうした異論に対しては、私は次のように応えるだろう。

 なるほど、確かに映画や漫画にも、関係の化学、すなわち関係平面の作動は起こりうるだろう。しかし、その作動は小説に比べて、はるかに多くの制約を被ってしまう。それは制作システムによる制約であると同時に、もっと本質的な違いによるものだ。

 関係の化学の作動を支えているのは、シニフィアンの運動である。もしそうであるなら、言語を直接の素材とする小説が、もっとも化学反応を呼び起こしやすいのも当然だ。おそらくここで逆転が生じる。映画や漫画は、こと関係平面の作動については、小説的リアリズムに依存せざるを得なくなる。例えば武富健治の漫画作品『鈴木先生』(双葉社)は、そのような意味で「文学的」な作品なのである。

 そう、どれほど衰退が叫ばれようと、小説が読まれ続けるのは、ひとつにはこうした「関係の化学」の享楽ゆえである。他ジャンルの追随を許さない関係性のリアリティゆえに、私はインフラとしての「文学」制度を擁護する。本書はそのためのマニフェストにして、いまだ探求の端緒に過ぎない。

[]

だいぶ前になりますが、茂木健一郎氏との往復書簡については、双風舎から終結宣言が出されました。返信を待ち続けている間に、2度ほど対談の申し入れがあったことをここに暴露いたします。そういった所作もふくめて、まあ茂木さんは「そういう人」なんだなあということが良くわかりましたので、個人的には思い残すことはありません。以後私が積極的に茂木批判を展開することはありませんが、コメントを求められればつい往復書簡をネタにしてしまう可能性はあります。ぜひ生暖かい目で見守っていてください。

2009-01-18 最近の副業と今後の予定

[][]

●朝日カルチャーセンター・新宿で、荻上チキさんとの対談が予定されています。

WEB時代の公共性 自意識のあり方を考える」

 2009.2.24(火)19:00-20:30 全1回



角田光代さんと母と娘の関係について語り合いました。

[][]

●Voiceのウェブ連載「『虚構』は『現実』である」もはじまりました。

 今回は第2回「あらゆる関係はS−Mである」日本橋ヨヲコ少女ファイト」を取り上げています。


書評ブログ書評空間」も更新しました。ようやく書評本数の最下位脱出です。

 今回の本は『発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい』綾屋 紗月、熊谷 晋一郎(医学書院)

 これは真に驚くべき本です。特に以下のくだり。

音声に手話がついて、『両方を同時に』表されたとき、不思議にも、情報が増えているのに感覚飽和にならず、急速な意味理解へとつながる。

 ここにはあるいは、あの「フレーム問題」を乗り越えるヒントが潜んでいるかもしれません。

[][]

朝日新聞で100アンサーズを担当しています。掲載率は約50%。次回は2月1日掲載の予定です。


●あと何冊か、文庫の解説を担当しました。

狂人三歩手前

狂人三歩手前

 ※中島さんの本は、文庫版がまだamazonに登録がないので、単行本の書影を上げておきます。

紀州 木の国・根の国物語 (角川文庫)

紀州 木の国・根の国物語 (角川文庫)

趣都の誕生―萌える都市アキハバラ (幻冬舎文庫)

趣都の誕生―萌える都市アキハバラ (幻冬舎文庫)

2009-01-15 インスパイヤ

[][]殻ノ少女

 西藤環です。

 現在は精神科を担当しています。

 私に協力できることがありましたら、何なりと。

 …委細「ゲームラボ」2月号「おたく神経サナトリウム」参照。


f:id:pentaxx:20081108065425j:image

2009-01-13

[][]心理学化する社会

心理学化する社会 (河出文庫)

心理学化する社会 (河出文庫)

 まずはリハビリ的に淡々と再開。

 心理学化心理主義化)が早くも終焉しつつある現在の状況をふまえて、大幅に加筆しました。「心理学化」のヒントをいただいた樫村愛子さんに解説を担当していただきました。

 この解説と加筆部分だけでも文庫版を購入する価値があります。

 すでにお持ちの方ももう一冊!

 

 

[][]

 NHK−BSの「名曲探偵アマデウス」に出演しました。

BShi 1月17日(土) 午後7時00分・ BS2 1月25日(日) 午後11時00分)

 マーラーの「交響曲第5番」について、脳科学的見地から…ではなくて、普通に病跡学的に喋っています。爆笑問題の時に露呈した診察室ならぬ汚部屋が再び!