川上史津子がクラブ(踊るほう)で短歌朗読パフォーマンスをするというので行ってみた。
六本木(東京)のBULLET'S http://www.bul-lets.com/
地下の扉を開けると、椅子やテーブルの他にマットレスが敷いてある。パフォーマンス時には、床(赤カーペット)に座って聴衆となる。特に演壇は無し。
3000円(1drink)
仮面をかぶるのが今日のルールですと受付で言われ、目だけを隠す仮面を渡される。視界が狭いというのは、結構ストレスだった。(あと顔に跡がつくんじゃないかと思うくらいチクチクした)
賢明な読者の方はお気付きかと思うがアヤしい集いです。基本的にクラブで、パフォーマンスも少しやるかんじで。
・最初のパフォーマーは音楽ライブ(「極楽」さんかな)。インド音楽をノイズにしたような感じ。結構トリップした。
幕間に落語とかも流れてたっけ。
たまよのダンスショー。SM女王様の格好で、ブッシュ大統領の写真などを調教してた。大統領の写真と傷病者の子供の写真のおもてを合わせてみたり。
川上史津子のエロきゅん短歌朗誦。散文を読んだ後でトドメの一撃で短歌を添える紀貫之ふう。(紀貫之じゃないっけ) 散文を読んでる途中、一場面のシチュエーションがカタカタと俺の頭で組み上がり、一番↑の短歌ができる(舌と口〜)。同じ短歌になるかな、とドキドキしたが、違う場面を詠んだものだった。
聴いてる人の頭が重くなるけど、短歌を次つぎに詠んでくほうが好き。ただ、短歌は意味の凝縮が濃すぎて、聴いてる人がついてこれなくなるのが難点。
あとのパフォーマンスは女性グループ(?)のダンスとか。たまよのニ公開目はストリップショー。
朝の5時か4時に、「おしまい、みんな来てくれてありがとー」的な挨拶があったけど、今夜のプロデュースは女性の人でした。
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店のチラシスペースに(勝手に)ここのHPの宣伝チラシを置いときました。良い六本木は死んだ六本木だけかと思ってたけど、いい店だった。

さかさま世界史 英雄伝 (角川文庫)
「さかさま世界史 英雄伝」寺山修司(図書館)を読む。面白かった。
偉人伝。文学・芸術方面を多くチョイスしてる。
おそらく、雑誌の連載をまとめたものだと思う。雑誌名を知りたいところ。
寺山修司の信条(「家を捨てろ」など)に合わないから、切り捨てられてる偉人たちもいて、「どっちもどっちなのになあ」と少し思った。
「関数」は「函数」と表記されてたり、少し時代を感じる。

「爆笑問題のススメ」

桜沢エリカ登場。登場といっても岡崎京子の粗悪コピーという印象があって読んでないけど。
映画「天使」(深田恭子主演)の原作者らしい。
さて、桜沢エリカのデビューのきっかけが面白かった。
エロ本を近くのコンビニみたいな店で買ってた桜沢エリカだが、その店で買うのが嫌になり、出版社に直に買いに行ったそうだ。リアル女子高生が来たのに感激した編集部は「何かやってみる?」と彼女に聞き、「絵描くの好きなんで、カット描きましょうか」とトントン拍子で決まったとのこと。
最初の本は、そこの女性編集者と二人で作って「同人誌みたいで、とても楽しかった」と桜沢エリカ

「井の中のカワズ君」

眞鍋かをり登場。ブログの女王のライバルは中川翔子と認めてた。
「IT社長って、けっこうキライなんですよ」
(杉村太蔵と結婚したらと言われ)「絶対嫌!」
「お金持ってる人って見下し方がスゴイじゃないですかっ」
などの吐き捨てかたが、相変わらずの男らしさだった。