ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

凧揚げ

北千住北千住へ。外者が言うのも何なのですが、ここは謎な場所です。ここは時空がねじれているのでは思うのです。今日は立ち寄らなかったのだけれどれニューあわやというレストランのキッチュな風貌には毎度やられます。
りんりんという中華そば屋でラーメンと餃子をいただきました。300円のラーメンは鶏がらメインの普通の醤油味、餃子は200円。安い。テレビもアナログ。地デジやBSを変換して映しているのでしょう。そのテレビからどこの放送かはわかりませんが吉田拓郎の「イメージの詩」などフォークソングばかり流れています。やはりこの辺は時空がねじれています。
公園には目があっちこっち向いているタコが!


荒川河川敷 千住フライングオーケストラいい天気です。散策日和です。
荒川河川敷へ。「大友良英 空飛ぶオーケストラ大実験 ー 千住フライングオーケストラお披露目会」が行われるのです。凧など空を飛ぶものから発せられる音と地上の楽器隊の音を響かせ合うというのです。道にはフライングオーケストラのポスターも貼られています。地域と一緒になって行われるイヴェントであるようです。
一部、二部にの構成になっておりました。まず一部では遠藤一郎の鈴が付けられた連凧と地上部隊オーケストラとの共演です。鈴の音は小さいけれどいい感じです。大友良英の指揮によるオーケストラの即興はここ、河川敷でも素敵に鳴っています。
二部は音の出る空飛ぶもの使ったかなりの実験。風船の噴射を利用したものは滞空時間が短くてあらららな結果に。毛利悠子のサーキュレータの風で凧を浮かせる作品は、実際の風が吹かれると落ちてしまうという野外ではどうにもこうにもです。梅田哲也の風船に付けたポテチの袋、上空にいくに従って膨れてはじけて音を発するというもの。糸が500メートルをこえたあたりで「切れた」という声、風船はポテチをつけたまま上空高く飛んでいってしまいました。しょぼいのもあったけど、とにかく楽しい実験でした。
連凧は見事に飛んでました。空からの音と地上の音のアンサンブルはというと、きっとこれから改良が重ねられ、面白いことになっていくのでしょう。
そして3年B組な荒川土手をNHK-FMの「渋谷系三昧」を聴きながら散策。3年B組、観てなかったな。