万年筆のインクでは、モンブランのレーシンググリーンという色の人気が高いですが、インクの混色 (混合、調合、調色、インクブレンド) でも濃い緑色を目指す方が多いようです。それから、ブラウンやセピア系、ブルーブラックの微調整などの事例も多いようです。ちなみに、レーシンググリーンっぽい色は、青と黄色の混合で作れます。モンブランの処方は、ペーパークロマトグラフィーで分析してみると、青緑に黄色と黒という感じ?
混ぜたインクの種類や比率
- セーラーのインク混ぜ混ぜ作戦 1 セーラージェントルインク ブルー:グリーン(1:1) = アボガド
- インク研究会-7 こだわりのGreen Conway Stewart Green:Orange:Black(40:35:7) 4週間1/3まで熟成 = モスグリーン
- インク調合:AI★JIANな日々?ユルい日常とアートなお仕事? セーラージェントルインク ブラック:グリーン = 深緑
- 万年筆が好きである:■今日は娘と神田神保町の三省堂と金ペン堂に行く予定 セーラージェントルインク ブラック:ブラウン
- インク研究会-12 密かな夜の楽しみ(その2)ペリカン ブラウン:ブラック(30:8)
- 茶色を作るにはどうしたら良いですか? 赤+黄+緑、赤と黄、もしくはオレンジ、青と緑、赤と緑を2:1
- das Notizbuch 混合インク ブルーブラック:ロイヤルブルー(3:1)
- インク研究会-19 インクの王道ブルー・ブラック−光と影− その2 ウォーターマンブラック:ブルーブラック
- WATERMAN 黒インク | Blasted ウォーターマンブラック:ブルーブラック
- インクの混合:bung!bung!bung! シェーファー レッド:ペリカン ターコイズ
- natural curiosity: インクって・・・ セーラージェントルインク ブラウン:グリーン (コメント欄にて)
- 8000mの上と下 インキ セーラー イエローオレンジ:モンブラン ルビーレッド (8.5:1.5)
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- インクブレンド「青孔雀(仮)」 - RemのDigitalCaravan パイロット系インク (色彩雫含む) のブレンド
インクの熟成、濃縮やインクフロー等
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セーラー インクブレンダー石丸さんの技
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- SOLA:インク工房は楽しい。 ブラウンブラック
- セーラー万年筆インク工房 ロディアオレンジ
- 万年筆探検隊日誌: インク工房で作ったインク 蒼竹、秋生まれ
- 不定期刊行かわら版:セーラー インク工房 レポ 若い草の色
- モノオト: 石丸氏によるオリジナルインク
- 万年筆のインクの色 - ぶなやかたのブログ ぶなやかた
色の理論的なこと
古典系のブルーブラックインクについて
ブルーブラックインク
タンニン酸第1鉄が空気中の酸素によって酸化され、1週間ほどでタンニン酸第2鉄に変化し黒色に変わる化学変化をインクに応用したもので、 この第2鉄は耐水性、対光性に非常に強く、永久的にその筆跡を残す。
ブルーブラックインクは、第一鉄イオンが酸化して第二鉄イオンになり黒色沈殿を生じる酸化作用を利用しており、これに染料や硫酸を加えて書きやすくしたもので、ブルーとブラックのインクを混ぜたインクではありません。
特に、現在ではあまり使われなくなった、酸化第二鉄を含有した2色を含んでおり、
記録保存のできるインクもラインナップされております。(スカビオサ、サリックス)
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Rohler&Klingner ローラ&クライナーのインク、色見本を見る限り、スカビオサとサリックスは私の古典10色の中だと、赤色2号とアシッドブルー92に近いかな。
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