アンダースコアーズの来日公演は音源で聴く以上にロック色が濃くて最高だった! 最新作の『Wallsocket』はブルース・スプリングスティーンの『Nebraska』のストーリーテリングなどに影響を受けたというコンセプト・アルバムだったが、ライヴでは映像を駆使して『Wallsocket』で描かれた「サバービアの青春物語」を再現していて、たとえばグリーン・デイの『American Idiot』に通じるものを感じたりもした。
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サブスクで聴いている時は画像が小さくて気付かなかったけど、アミル&ザ・スニッファーズの新曲「U Should Not Be Doing That」のジャケ写でエイミー・テイラーは小便をしているのか。それで「U Should Not Be Doing That(そんなことすべきじゃない)」というタイトルなんだから洒落が利いていて最高。
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6月1日に開催するサム・フリークス Sで上映する『シュガー』と『ドント・シンク・トワイス』はどちらも「チーム・プレイ」についての映画だ。チームから脱落していく者、出世して別のチームへと移籍していく者、映画の中で描かれるそういった「集団と個のせめぎあい」は、映画という集団芸術の本質とも二重写しになって楽しめるはず。
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レッド・クロスの新曲「Born Innocent」は彼等の1stアルバムのタイトル(元ネタはリンダ・ブレア主演のTV映画『汚れた青春・非行少女クリス』の原題。アルバム『Born Innocent』は、そのリンダ・ブレアについての歌「Linda Blair」から始まる)から名付けられているわけだが、どうやらリンダ・リンダズも出演している映画『Born Innocent: The Redd Kross Story』の主題歌として使われているみたいすね。つまりレッド・クロスのキャリア総まとめ! 盛り上がってまいりました!
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昨年の初来日公演も素晴らしかったアミル&ザ・スニッファーズの新曲「U Should Not Be Doing That」は、これを理解できないんだったらもうどうしようもないという感じの「わきまえない女」についての歌。痛快で完璧です。
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エジプトでもセントルイス・カージナルスのキャップを被って地元をレップするメトロ・ブーミン(セントルイス出身)。ファンの鏡や。カージナルスの主催で同チームの試合とメトロ・ブーミンのライヴが一緒に楽しめるメトロ・ブーミン・ナイトなんてイベントも。