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最近愛読している本は、
「マッコルリの旅」(東洋経済新報社)2007/08/09発行
いや、もう素晴らしすぎる。マッコリ好きの著者、鄭銀淑*1が韓国各地のデポチプ*2(マッコリを出す酒場)や醸造場*3を尋ね歩く。土地の歴史、宴の風景、醸造所でのインタビュー、酒母*4(女主人)の身の上話。旅情たっぷりで、読んでいるとマッコリが飲みたくなる。
この本に「マッコリバー てじまぅる新宿店」が紹介されているので、鎌倉帰りに寄ってみた。32種類のマッコリが、ポジショニングマップで比較してある。
- 横軸が「フルーツ系 / 薬効系」
- 縦軸が「生系 / スタンダード系」
店員さんが「こういう本があるんですけど」といって出してくれた本が「マッコルリの旅」。『それ持ってます・・・』。この日は、韓国直輸入系の安城マッコリ、済州マッコリ辺りが余り無かった。
何のかんのいいつつ、最もポピュラーな二東マッコリ(紙パック)が乳酸菌を感じさせる味で、一番旨い様な。山城マッコリは飲み口がニュートラルで、酸味と甘みが後から来る。これも悪くない。つまみに「平牧金華豚 博多風モツ炒め」を頼む。ここの店は、平田牧場直送の豚肉を使っている。
モツが澄んだ味で異様に旨い。特筆もの。