「省エネ」から「創エネ」「蓄エネ」へ by CC

最近、電気の使用量を減らす「省エネ」より進化した、
「創エネ」「蓄エネ」の考え方が普及し始めています。

「創エネ」とは、電力会社に頼らないで電気を創り出すことですが、
有名どころでは、太陽光発電などがありますね。

「蓄エネ」というのは、昼間のピークを避けるために、
夜間に電力を貯め、それを昼間時に使うというスタイルです。
「蓄エネ」の主力であるリチウムイオン電池の2020年の市場規模は、
2012年からすると5倍の1兆1212億円に成長すると予測されています。
(富士経済調べ)

近年、住宅業界では、太陽光で「創エネ」し、夜間電力を「蓄エネ」する
スマートハウスが話題を呼びました。

参考:積水ハウスミサワホーム

さらに、太陽光で発電した電力を電気自動車にも充電できる
GLDK(ガレージ+LDK)スタイルのスマートハウスも注目されています。

太陽光発電といえば、個人ではなかなか購入できないイメージがありますが、
実はポータブルサイズの商品も登場しています。
このトランクような物体は、アマゾンで人気のソーラー発電システムSL-12H
約12時間の太陽光充電で、ノートパソコンなら2時間、
DVDプレーヤーでは5時間の使用ができます。


ガスパワーを利用した発電・蓄電システムもあります。
備えつけるだけのエコウィルプラス」(ホンダ)は、
停電時にも起動でき、ガスを利用して発電することができます。

なんと・・・
資源を一切使用しない手動発電機もあります!
ソニーから発売されている「手回し充電式バッテリー」
120回/分を3分回せば、スマホでは1分の通話が可能だという。
う〜ん、これは普段使いではできないですね。

利便性が高い電気を完全になくすことは難しいかもしれませんが、
「創ること」や「貯めること」で、環境に配慮した電気との
うまいつき合い方が考えられるようになりました。
2013年はエネルギー、特に電力への意識が変わる年なのかもしれません。
よりよい生活を送るための「発電・蓄電」システムの普及を
これからも見守っていきたいと思います。

私もまずは、手動系の発電機から始めてみようかな。