世界一のサイズダウン by AK

車や自転車、パソコンやデジカメなど、以前はちょっと邪魔だったり場所を
取っていたものも、最近では生活をよりスマートにするためにどんどん小さく
なってきています。今回はそういった利便性のサイズダウンだけでなく、どこまで
小さくできるのか突き詰めたユニークな「世界一」のサイズダウンアイテムたちをご紹介。

先週限定販売がスタートしたのは、なんとフリスクと全く同じ大きさの
新型携帯電話「ストラップフォン2」!
世界一小さく、軽いのだとか。

ボタン操作を誤るどころか、なくしたら簡単には見つからなそうなこのサイズ。
(ポケットにいれたまま忘れて洗濯機で洗ってしまいそうです...)
以前にもフリスクサイズの「ストラップフォン」が登場していますが、
今回発売された新型は「可動式アンテナ」や全角10,000文字まで受信可能な
「Eメール機能」を装備するなど、大きくバージョンアップ。このサイズで
立派に携帯電話の役割を果たすというから驚きです!カメラやメモ帳など、
携帯に色々な機能を持たせることで荷物自体をコンパクトにするという考え方
ではなく、携帯自体小さくしてしまったというところが面白いですね。

さらに、携帯電話と言えば、マストなのが充電器。
スマホ用充電器「Devotec Fuel Micro Charger(Fuel)」は、以前このブログ
でもご紹介したクラウドファンディングkickstarter」を通して製品化が実現した
世界一小さな充電器。

25セントコインと比較すればその小ささは一目瞭然。
キーホルダーに取り付けて、常に持ち歩くことができます。
フル充電はできないそうですが、20〜30分程度の通話や、数時間程度のスタンバイ
ができる程度の充電は可能だとか。震災後、携帯の充電器を持ち歩く人が増えました
が、充電できない環境に置かれた時、非常用のバックアップとして持ち歩けるのが実用的。

最後は、世界一小さいマイクロブック「四季の草花」。

凸版印刷が超微細印刷の技術を応用し今月完成させたもので、そのサイズなんと
0.75ミリ!全22ページのこのサイズの本の中に、草花12点のイラストと文字のほか、
絵柄の中に線幅0.01mmの極小隠し文字が印刷されているのだとか。
凸版印刷では1964年からマイクロブックを製作しているそうですが、年々そのサイズ
は小さくなり、今回は現在ギネス認定されているロシアの世界一小さい本(0.9mm角)
を超えた究極のコンパクトサイズ!キンドルなどデジタル書籍も登場している現在、
最先端技術を駆使すれば、重くて分厚い本もとことん小さくして持ち運べるという
「紙好き」には嬉しいニュースなのかも?!(印刷博物館ミュージアムショップで
ルーペとセットで販売中だそうです。)

小容量化やウェアラブルアイテムなど、技術の進化でコンパクト化され続けるアイテムたち。
今後はどんな「世界最小」が登場するのでしょうか?