Arcadion - More Petrol


音楽好きであるほど「好きなアーティストは?」とか「好きな曲は?」という質問はとても答えに窮するものがある。要するに「そんなのすげえいっぱいあっから!」なんだけど、好きなレーベルに関しては答え決まっているのだ。Depth ChargeことJ. Saul KaneのDC Recordings!。しかし同レーベル2010年はリリースがゼロ。そればかりかレーベルに名を連ねるアーティストたちが他のレーベルから作品を発表した例もあって、活動休止っぽい雰囲気なんとなくあったことに気をもんでおったのです。ところが過去にシングルを2作リリースしたことあるArcadionのデビューアルバムが久しぶりのリリースとして登場したもんで万々歳の一安心。しかもこれがとてもDCらしいちょっとドッスンドッスンしたビートとブリブリの太いベースorシンセリフが織り成すユーモラスでクールなビートミュージックときてるし。さらにヒップホップ、エレクトロ、ダブの他に70sから80sあたりのファンクやゴーゴーなんかのグルーヴを取り込んでるのが凄くゴキゲンで、パーカッションのセンスはDC Recordingsに限らず最近のビートミュージックでは珍しいかも。なんだかコレ聴いてたら今年はもう思い残すことないかな、くらい思えてきた。あと一ヶ月ちょいでもう一作アルバム出そうにないし!。せめて来年はリリース増やしとくれよ。
Arcadion - Paint Pots

ファニーかつドープ。ちょっと初期の頃のColdcutっぽいのもイイ。

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