アトランタももう4日目!

いきなりですが、今まで僕は買ったもの・出てきたものは物理的に無理がない限り全部食べきってきましたが、アメリカには「もったいないおばけ」が出ないという伝説を信じて、残り少ないアメリカ生活では口に合わなかったり多すぎたりしたものは捨てようと思います。日本では絶対にそんなことしません。まずくても多くてもがんばって食べきります。なので、今日から食べ物を捨てたりしてますが怒らないでください。アメリカ限定です。では4日目の日記です。
4日目の朝、前日の昼から大して食べていないにもかかわらず食欲がない。胃もたれしているわけでもなく、12時間睡眠のあとなのですこぶる元気である。でもこの状態でバイキング朝食に16ドル近く費やすのはとても癪だったので、日本から持ってきたフリーズドライ食品を消費することにした。別に和食が恋しいわけでもなくローテンションで食べ進める。

まずは低カロリーをうたうおかゆ

味がない。メチャクチャ気をつけるとみつばっぽい香りがするような気がする。味がない。まずい。今回の旅行で一番まずい。どうしよう。お湯の量が多かったのかもしれないが、本当にどうしようもないものを食べてしまった気がした。次に気を取り直して味噌汁を飲む。

まあ、まずくはないけど味が薄い。お湯が多かったのかもしれないけど薄い。本当に和食への感動がなくてどうしようかと思った。
そんなダウナー朝食を終えて服を着替え、ホテルの部屋を飛び出した僕をこんなものが待ち受けていた。

廊下であわててしゃがんで写真を撮ったので暗い上にブレブレで見えにくいけど、「錻力の太鼓 Tin Drum」と書いてある袋が捨ててあった。ググると古い名盤のタイトルのようだが、紙袋である。なんだろう。わからない。
今日はあまり暇ではなかったため、余った少ない時間で何をしようか色々考えたが、美術館などに行っても明らかに得るものが少ないと思ったのでスーパーマーケットに行くことにした。publix super marketという店で、本当に期待したとおりのアメリカのスーパーだったのでかなり満足した。途中で目がとても悪いおじいさんに呼び止められ、知らん異国のスーパーでカシューナッツを探すクエストが発生したが、無事に買い物をすることができた。これが戦利品。

なかなかアシッドな買い物ができたと思うので解説を入れたい。

やたら高い1個3.59ドルのゴディバチョコとよくわからないミント菓子。ゴディバはおみやげにする予定で、ミント菓子は食べてみたら粉っぽくておいしくなかった。ミンティアの完成度が光る。しかし本当にまずい。この旅行で2番目にまずい。薬みたいなのは見た目だけにして欲しい。1個食べて捨てた。

こちらも相当やばい。右が「梅緑茶」と書いてある謎の飲み物で、まだ開封していない。左は一番辛いプリングルスだそうである。

ジャーキー。この辺りを買い始めた頃に、夕食はホテルのルームサービスでもレストランでもなく、このスーパーの総菜&調理せずに食べられる食品で済まそうという方針を決めた。まずは肉だろうということでジャーキー。電子レンジがあればhugry manという有名なクソ冷凍食品(Swanso Hungry-Man Boneless Pork)に突撃したいところだったのだが、あいにく電子レンジがないためにジャーキーで我慢。しかもよく見るとTERIYAKI BeefとTurkeyである。なかなかの異世界に僕を連れて行ってくれることだろう。

寿司。なんとこのスーパーには寿司コーナーがあったのでつい手に取ってしまった。倒れてしまっているのは僕の運搬能力に問題があったからであり、陳列していたときにはきれいに並んでいた。それにしても寿司である。見た目は文句なしにいいので味に期待が持たれる。というか、スーパーの寿司なんて人が握っているわけでもないだろうし、どこかに寿司マシーンでもあるんだろうか。それはそれですごい。でも6貫で9ドルは高いと思う。しょうがないか。
最後にワインとチョコレートドリンクを買った。チョコレートドリンクはおいしいけど半分飲んだら気持ち悪くなったので捨てた。

ワインは3日目のワールドオブコカコーラでもらったコーラと一緒に冷やしたが、コーラの栓抜きはない。

ワインはひねって開くタイプなので安心。