若草山に登って、奈良公園・東大寺などの奈良市街を一望する

先日の日曜日は、奈良にでかけた。
奈良市街からみる若草山は、芝生におおわれた丸い団子のようなかたちの小山である。奈良の代表的な景観のひとつとして親しまれているが、奈良市街を一望する眺望を楽しめることを知り、お山に登ってみることにした。
奈良訪問の際は、今まで地上から見あげるだけであったが、違った角度で見物するのも、面白いという訳である。ハワイ旅行でいえば、ダイヤモンドヘッドに登ってみるイメージか。


奈良公園からみた若草山

若草山の芝生、急斜面を登る子供たち


東大寺二月堂の東、旅館街の近くに登山口がある。
若草山は、地上から見るとひとつの山に見えるが、三つの山が折り重なって構成されており、別名三笠山。かつては、三笠山が正式名称であったらしい。
登山口から山頂まで、所要時間は30分程度。途中に急な坂道もあるが、5〜6歳の小さな子供でも登山可能なハイキングコースである。私が山に登った当日も、小さな子供をつれたファミリーが結構多かった。
簡単なゲートがあり、入山料150円を支払う。いつでも山に登ることができるわけではないことに要注意。開山時期は、春と秋の2回だけである。

山登りの途中や、山頂の見晴し台からみる奈良市街と大和盆地の風景は、なかなか見応えがある。多少俗っぽい東大寺あたりの喧噪と比較すると、古都・奈良の閑雅な風情を感じることができる。


若草山から一望する東大寺奈良公園


若草山の登山道

若草山の山頂付近

若草山の山頂付近

若草山山頂の展望台



登山の道中やお山の中腹、山上の展望台からの眺望については、写真&YouTubeの下記ビデオ参照。