“インテント”が素晴らしい件


AndroidタブレットであるNexus7を日常的に持ち歩くことにもすっかり慣れてきました。
今日はiOSに無くてAndroidにある“インテント”について触れたいと思います。すごく便利なのです。


インテント”とは何なのか、簡単に言うとアプリ間の情報連携をする為のAndroidの仕組みのことです。
『情報自体が意味を持つ』というと少し前のセマンティックコンピューティングみたいですが、だいたいそんな感じです。


例えばAndroidバイスで、
『メールに記載されているURLをタップして、指定したブラウザで表示させる』みたいなコトができるワケです。


これがiOSバイスだと、
『メールに記載されているURLをタップすると、標準ブラウザであるSafariが起動する』となります。


他にも『ファイラーアプリから画像ファイルを選択し、ビューワーアプリで画像を表示させる』みたいなことがAndroidでは当たり前にできるんですな。
Windowsでいうところの『拡張子と関連アプリケーション』みたいな感じに近いですが、日付なりアドレスなりのデータ自体が意味を持っていて、その用途に応じてアプリケーションが関連付けられるのです。


今なお話題のiPhoneGoogle MapsアプリもiOS的には『標準以外のアプリ』なワケで、例えばメールやらWebやらにある住所情報のリンクから起動するのは、やはり『標準マップアプリ』になるのです。
これを標準マップアプリ以外にしようとすると要脱獄なワケで、この辺がiOSバイスの小回りの利かないところです。


今日はまぁこんなトコロで。