読了本
今日のひとりごとに読書感想追加。
- 「都会のトム&ソーヤ(6)≪ぼくの家へおいで≫ (YA! ENTERTAINMENT)」竜也があそびにおいで、と言うから行ってみたら、そこは誰もいない街？しかもその家には、怪しげなモノがしかけてあって……。一見普通の男子中学生なのにサバイバル能力がばりばりの内人と、金持ちでトラブルメーカーな竜也のコンビがトラブルにとびこむシリーズです。な・ん・だよー。タイトルひどくない？（笑）つねにペースを崩さない内人くんはすごいなー。今回ちょっと涙もろかったけど（笑）。ちなみに、挿絵は西炯子（にしけいこ）さんです。コメディタッチな本文中のイラストもいいですが、四コママンガとかもあるので、ファンはチェックしてみてはいかがでしょう。
「今日は、三分間クッキングにふさわしく、台所にあるもので手軽にできるテロ対策に挑戦しましょう」
内藤内人「都会のトム&ソーヤ(6)≪ぼくの家へおいで≫ (YA! ENTERTAINMENT)」（はやみねかおる・講談社YA!Entertainment）p151より
- 「夢は枯れ野をかけめぐる」五十代手前で、優秀な成績をおさめた会社を自主退職した羽村裕太は、天涯孤独なこともあり、貯金をくいつぶして生きていこうかと思っている。そんな暇人の彼に、ある「バイト」を持ちかけた旧クラスメイトの目的は？優雅で質素な生活を送る羽村裕太の周囲の人々の日常の謎ものな話。西澤保彦さんの新作。著作は奈津子シリーズ以外はほぼ読んでいます。今回は老人介護、ぼけの問題などをいろいろな角度から描いていて、珍しく社会的な問題が中心でした。うーん、自分が一人でぼけたらどうなるんだろう、と考えました。
