キビのオムレツ風(になるはずだったもの)

ptth-garden2006-02-19

http://www5.hokkaido-np.co.jp/pocket-book/zakkoku/10.html
「玄米・雑穀レシピ」から、モチキビを使ったレシピにトライ。

ー手順ー
1)モチキビ1カップを、水2カップ+塩少々で鍋で炊いておく。
2)長ネギはみじん切り、ニラとキクラゲは粗く刻む。
3)(2)にすったショウガ(チューブのもの)をサラダ油で軽く炒め、塩コショウする。
4)(1)と(3)と混ぜ合わせ、形を作って両面を焼く。
5)ケチャップ+ウスターソースのミックスをかけて召し上がれ。

モチキビの作るモチモチ感も楽しく、味は文句なしだが…「オムレツ」というよりは「ハンバーグ」な一品となった。原因はおそらく単純で、僕が長ネギとニラとキクラゲを入れすぎたということだろう。ソースはオリジナルのようには気合いを入れなかったが、XO醤で作ったらおいしそうだ。
ところで…根本的なことなのだが、今回僕が使った雑穀が果たして本当に「モチキビ」なのかどうか、確信が持てずにいる。僕が中国系スーパーで買った今回の商品の表示は「大黄米」で、モチキビってこんな外見だったわね、と思いながら買った。が、インターネットで「大黄米」で検索をかけてみると、
http://www.shapla.jp/shop-china01026.htm
↑このサイトだと「モチキビ」として出てくるのだが、
http://www.chuka-ichiba24.com/shop/shop.cgi?p=2&id=7&kid=1
↑このサイトだと「モチアワ」になって出てくる。どっちやねん!?あぁそうだ、買ったものの英語の成分表示(ingradient)欄見ればいいやんと思って見てみると「millet」と書いてあり、英和辞典を引いてみると…

millet:もちきび、もちあわ

…超使えねぇ…。という訳で、本当に僕の手元にあるものがモチキビなのか、それともモチアワなのか、分からずにいる。粒粒だけ見て判別できる手段があると良いのだけれど、調べた限り種判別の方法を分からずにいる。写真でみると、どっちもよく似ているし…。

ビールで煮込むパエリア

http://d.hatena.ne.jp/reikon/20051203/1133574488
はてな」社長夫人近藤令子さんのブログにあった料理。どうやってここにたどり着いたのか記憶がないが、酒にあうご飯料理ということで作ってみた。

ー手順ー
1)あたためたスキレットにオリーブオイルをたっぷりとひき、ニンニクを炒める。
2)次いで、解凍したミックスベジタブルと水で戻したキクラゲを炒める。
3)あらかじめ炊いた玄米雑穀飯を投入。
4)ビールと水(ビールの分量は1/3ぐらい)を注ぐ。火を強める。
5)煮立つのを待つ間に、洗ったプチトマトを適当に放り込み、野菜ブイヨンを加える。
6)ぐつぐつ煮立った後、蓋をして少し蒸らしたら、パセリをざっくり混ぜて完成。

具材はミックスベジタブルを使って超簡便化。キクラゲを使ったのには深い理由はなく、単にお昼に作ったキビのオムレツで使わなかったものが余ったから。近藤さんがお書きのように、ビールで煮込むと味わい濃くなって良い感じ。案外ポイント高いのはプチトマトで、熱して微妙にやわらくなったプチトマトを噛み切る時の崩れ方が結構よい感じ。酒との相性も確かに良くて、ビール飲みながらパクパクいただいた。
ただ、実は今回は普通の料理として食べるには苦かったかも。僕はもともと濃い&苦いビールが好きなのだが、アメリカに来てからは日本よりも数段手軽にPale aleなどのその手のビールが酒屋で買える。今回もSierra Nevadaというお気に入りのPale aleを料理に使ったのだが、ale系はちょっと料理には苦すぎるかも。普通にライト系かラガーを使ったほうが、料理自体の味としてはまともかも知れない。とはいえ、aleのかもしだす苦さのパエリアが、また酒によく合うんですけどね。