ついにこの時が・・・
きちゃいました.
塩につけた魚をわざわざ腐らせた(?)物体を納めた缶詰.
思いっきり発酵しちゃってて,今にも缶が張り裂けそう・・・
ある意味爆発物.
皆に恐れられ,数ヶ月冷蔵庫に放置されていたこいつを
開ける瞬間がやってきてしまいました.
食べてみることにしました
水で塩を洗い流し,お皿に盛って食べてみることにしました.
缶から魚を出し,網に載せたとき,作業をしていた秘書のHちゃんが叫びました.
「臭っっ!!」
なんというんでしょうか,
某氏いわく「夏のドブの香り」が,あたり一面に漂いはじめました.
それ以降,記憶がはっきりしませんが,
携帯でビデオをまわしつつ,
風上を求めて逃げ惑っていたように思います.
頭の中にはファブリーズのCM(冷たいと臭わないけど暖めると臭うでしょ?)が
繰り返しリフレインしていました.
中ボスのタバコのにおいで気を紛らわすことを試みたりしました.
「魚アレルギーだから」と無理矢理な言い訳をつけ,
試食を拒み続けました.
まさに地獄絵図.
Bさんだけは「おいしいよ」と笑いながら食べていました.
彼は白ご飯にイチゴジャムをかけて食う人です.
そんな人の味覚は信用できません.
「中国には臭豆腐あるから平気」
というのが彼の言い分です.
でも日本にも鮒寿司があります.
豆腐姜もあります.
でもだめなんです.
臭豆腐も鮒寿司も豆腐姜もこの缶詰も,
キムチも納豆も甘酒も,
とにかく発酵しているものはだめなんです.
(でもパンとヨーグルトは好き)
缶詰は地獄のような臭いと,
みんなの叫び声の中,
ちょっとだけはみんなの体の一部となり,
残りは冷たい土の下へ還っていきました.
オヤスミハニー.安らかに・・・