金曜日は、タワーレコード渋谷店に行ってきました。
今回は、ギターウルフの新譜「ジェット サティスファクション」のインストアイベントでした!
会場のタワーレコード渋谷店に会場時間の10分遅れくらいで到着すると、ちょうど自分の整理番号まで入場できたので、着いて早々入場しました。
地下の会場は、ちょっとしたライブハウスみたいな感じで、ステージには液晶テレビとビデオデッキが置かれていて、フロアにはイスが4列(60席)くらい並べられていました。僕は、2列目の左側に座りました。
席は全部埋まって、立見のお客さんや関係者の方も含めて100人くらいは来ていた感じでした。
開演時間の5分遅れくらいで、いつもの“仁義なき戦い”のテーマに合わせて、学長のセイジさんと、ゲスト講師の吉田豪さんが登場!
セイジさんは登場するやいなや“今日はジェットカレッジ、来てくれてありがとう!でもロックなんて勉強しなくていい!”と言っていて、僕はトークイベントは初めてで変に緊張していたのですが、気楽に楽しむことができました!
フライヤーにあるとおり、“学長:セイジとゲスト講師:吉田豪による、ロック講座。2人秘蔵のロックで衝撃的な映像を見ながらのタメになる爆笑トーク満載!!”ということで、内容は、だいたいこんな感じでした。
エルヴィス・プレスリー
セイジさん曰く、エルヴィスは両親が聞いていて、レコードジャケットのぽっちゃりしたエルヴィスの顔を見ても最初はカッコいいと思わなかったみたいです!
しかしある日、初めて動くエルヴィスをビデオで観て、ほっぺたの動き(0:12頃)にビビったみたいです!このほっぺの動きがロックンロールの歴史だと語っていました!
そして、30代の油の乗ったエルヴィスの腰の動きも絶賛してました!
ジョーン・ジェット
セイジさん曰く、ロックンロールの歴史の中で、全くと言っていいほど評価されておらず、ロックンロールに固執している姿勢がカッコいいということです!
他にも、ファンの前で革ジャンのファスナーを開けて、腰に手をあててカッコつける姿や、PVで家のドアを後ろ手で思いっきり閉める姿がカッコいいと絶賛していました!
そして、ジョーン・ジェットが出演した映画「愛と栄光への日々」で、弟役のマイケル・J・フォックスが“いつも黒い革ジャンが似合う姉貴に憧れていた”というセリフがきっかけで、革ジャン・革パンでライブをやるようになったみたいです!
ランナウェイズ
ジョーン・ジェットが在籍していたバンド、ランナウェイズ。
セイジさん曰くランナウェイズ時代のジョーン・ジェットは、まだカッコよさが開花しておらず、ボーカルのチェリー・カーリーがマイクを振り回す姿(1:10頃)にシビれたみたいです!これが、ギターウルフのライブでやるヌンチャクの元になったみたいです!
ジョーン・ジェット関係の映像が多くて長かったです。セイジさんは本当にジョーン・ジェットが好きみたいです!
マイケル・ジャクソン
セイジさん曰く、服の脱ぎ方が完璧ということです!
ブルース・リー
セイジさん曰く、脱いだ服を投げつける姿がカッコよく、ライブでも真似しているそうです!
ここで、1本目のビデオが終わって次のビデオが準備される間に、吉田豪さんによる注目の本の紹介もありました!
キャロル 夜明け前
元キャロルのジョニー大蔵さんの自伝で、ブルース・リーに似ていることがきっかけでモノマネを始めたら、どんどん上達してウケるようになって、ブルース・リーの遺作のオーディションに応募したら書類選考を通ったという内容が注目で、吉田豪さん曰く、ブルース・リーとキャロルがつながった瞬間ということです!
リンク・レイ
セイジさんが、ギターを始めるきっかけになった人だということです!
セイジさん曰く、“俺のギターはこの人の真似、それだけで十分。新しいことなんてやらなくていい!”と言ってました!
すごく感動しました!
ジミ・ヘンドリックス
セイジさん曰く、上手いだけじゃなくアクションもカッコいいということです!
これからギターを始める人がいれば、テクニックだけじゃなくてカッコいいアクションをやれとも言ってました!
ここで、終了時間になりました。
最後にセイジさんが、“ロックンロールは、1にルックス、2に気合い、3にアクション!自分がカッコいいと思ったアクションを自分のライブでやって、意思表示をしているだけだ!”と締めの言葉を残して終わりました!
すごくいいイベントでした!
特に、映像を見て、“ここだよ!ここ!ここがカッコいいんだよ!”と少年のように喜んでいるセイジさんがものすごく良かったです!
またやってほしいです!