槍ヶ岳登頂記(1)

 何とか無事に、槍ヶ岳頂上にたどり着いてきました。先ほど帰ってきたばかりですので、つづきは明日(もう日付が変わっていますので後ほど)書くことにします。


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おはようございます。槍ヶ岳付近の写真を数枚、選んでみました。さっそく写真だけでも並べてみます。



こちら、槍ヶ岳です。



岩登りに挑戦してみました。下を見ると、本当に怖い。私より年配の方も頂上目指してどんどん登られるのにびっくりし、勇気をもらって夕方の5時頃頂上を目指しました。思い出すだけでも心臓に悪いくらいですが、祠をしっかり撮影してきました。



頂上より槍ヶ岳山荘を見る。



夕日を見ようと人が集まってきます。半そででは肌寒いくらいの気温の中、西の空をじっと見ていました。(8月15日、午後6時50分頃)


一夜明けて、朝日を拝みました。(8月16日、5時10分)


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槍ヶ岳登山(2)

◇苦しい時に◇


 頂上を目指して歩く時、足が止まりそうになります。1歩でも前に、先へ進まなければと思う時、「1歩。1歩。」と心の中でかけ声をかけながら歩きました。何か目標がないと動けない、でも今回しんどい時には、2・3歩先ではなく1歩先がちょうど私にはぴったりのようでした。それと、槍ヶ岳の頂上が見え出してからは、その姿がとても励みになります。
 帰りは、下の写真の真ん中あたりに、富士山の頂上が、雲海の上にほんの少し見えているのですが、この姿が不思議なくらいのパワーをもちました。(形あるものに頼りすぎてもいけないのかもしれませんが。)
                      ★この下あたりにかすかにみえます。

 筋肉痛で帰りは足は上がらず、ふらつきながらでしたが、あまりの遅さにおどろく夫に、
「このペースだとバスに間に合わなくなるよ。」と言われ、途中からの行程10キロは(横尾山荘から上高地のバスターミナルまで)、「1歩」のかけ声を、「となりのトトロ」の「あるこーあるこー」のかけ声に変え、10キロ3時間のペースへと、私にしては大変身して帰りのバスに間に合わせる事が出来ました。


 この経験から、かけ声の大切さと、励ましとなる何かを持つ事の大切さをしみじみと感じました。