らかぁ4挺

4行日記

イタリア娘、京都に感激

チャオ、フランチェスカです。私が生まれた街、フィレンツェは歴史のある街なの。今日の授業で、日本に、フィレンツェと同じくらい重要な歴史を持つ街があるって聞きました。アントーニオは「フィレンツェにかなう街はないんだぞ、ばっちゃが言ってた」なんて言うけど、アントーニオはお祖母ちゃん子だから。きっとお祖母ちゃんの作るパスタにメロメロなのね。あ、アントーニオは私の友達でクラスメートなの。ポンテ・ベッキオが見える丘がお気に入り。え、何でそんなこと知っているのって?フランチェスカの地獄耳、なめてもらっちゃ困るわ。えっと、何の話だっけ?そうそう、日本の歴史の持った街の話だよね。確か、キョートって名前だったかな?そう、妙に気になったの。なんか懐かしい響きなのよね。キョート。キョート。キョート。声に出してみると、体の心がジーンとするの。だから、何かあるのかな、と思って、図書館で調べてみたのね。図書館といえば、ルイーザに聞けば何でもわかるんだから。本を読む速さは先生よりも早いんだけど、普段は眠ってばかりだから、テストの点は平均以下なんだけどね。それでルイーザに聞いて、キョートについて調べてみたの。キョートってとっても素敵な街だってわかったわ。木で出来た金ピカの建物があったり、銀ピカの建物があったり*1、ブタイといわれる、飛び降り台があるってそうよ。それでそれで....

というわけで*2、某都市で行われている、奥の院御本尊開帳記念 京都 清水寺展」に行ってきました。ライジンが鉄アレイを持って鍛えていたよ。小生、ゆえ*3のような神社仏閣マニアではありませんが、なかなか楽しめました。特に、書道に感動。

*1:注:ありません!

*2:どういうわけだ!?

*3:綾瀬夕映

イタリア娘、コンビニで発見

チャオ、フランチェスカです。昨日、マンマのお遣いで、牛乳を買いにコンビニに行ったら、こんなものが売ってたよ。

昨日見たテレビ番組でやっていた、トーフという日本食だって。健康・美容食としてフィレンツェでもブレイク寸前なんだって。でも私は既にこれだけの美貌を持っているから、別に興味はないんだけど。お腹がたるんできたマンマには必要かもね。それでそれで、トーフ自体にあんまり興味がなかったけど、なんだかここに書いている文字、ニホンゴで書いてあるから読めないんだけど、なんだかキュンときちゃったんだ。思わず買っちゃった。あーこれで今月の小遣いもなくなっちゃったなぁ。アントーニオのばっちゃのニョッキ、もっと食べたかったのに....

というわけで、「男前豆腐」食べてみました。豆の風味と味をとても強く感じました。大豆感が強いだけに醤油との相性も抜群。食感は、どちらかというと軟らかめだけど、食感はしっかりある、とても不思議な感じでした。

イタリア娘、伝統を重んじる

チャオ、フランチェスカです。うちのマンマは最近お腹がたるんできたけど、パスタを作る腕前だけは誰にも負けないんだ。私もその血を受け継いでいるはずだから、おいしいパスタを作れるはず。決めた、私、フィレンツェで一番おいしいパスタを作るんだ。そのためには、まずマンマのパスタと、アントーニオのばっちゃのニョッキを盗まないとね。あー、今月のお小遣い、もーなかったんだぁ。あー、どうしよう。よし、ニョッキはあとまわし。まずはマンマの手打ちパスタからやっつけてやる。マンマ〜!パスタ作ってぇ〜!!

というわけで、だれかさんの「大人の趣味持とうよ〜」発言で、あー人に言える趣味ないなぁと思って、勢い余ってこんなものを購入。

パール金属 ピアッティー パスタメーカー C-119

パール金属 ピアッティー パスタメーカー C-119

んでもって、ハンズでセモリナ粉買って、手打ちパスタに挑戦。

まず、粉と全卵を適当に混ぜて、少量オリーブオイルを追加。ネットで見たら塩も少々加えるという情報も多かったんだけど、パスタマシーンの説明書に「絶対入れるな」って書いていったんで一応入れずに。ひとまとまりになるまでこねる。セモリナ粉を使うと、相当硬くなります。多分バールのようなものくらい...さすがに言いすぎ。とにかく捏ねて捏ねて捏ねまくって、表面のざわざわざらざら感がしっとり感に変化したら、捏ね終了。正直、ここは忍耐。その後、暗冷所で数時間寝かせる。ここでのネットの情報も、冷蔵庫がいいという意見と、あまり冷やさないほうがいいという意見があったので、あまり気にせず放置プレイ。その間に、詩を紡いでレベル上げとか、巨大ロボでアーカムシティの平和を守ったりとか、寝たりとか。数時間後、寝かしが完了したら、やっとパスタマシンのお出まし。生地が思ったより硬いので、伸ばし作業は最初は大変だけど、薄くなっても切れにくいし、そんなに神経を使う作業じゃないと思う。いい薄さがどれくらいかわからなかったので、適当な段階でカット。太麺と細麺のカッタがあるんで両方試してみる。
こっちが太麺。フィトチーネ?

こっちが細麺。スパゲティ?

カットの後は10分くらい置いて、後は普通に茹でるだけ。塩加減は乾麺より薄め。茹で時間は短いって聞いていたけど、ちょっと厚めだったのか、4〜5分くらい。で、後は適当に作ったトマトソースをかけて出来上がり。

食感は、乾麺では出せない独特の食感。好き嫌いはありそうだけど。おいしくいただきました。

反省:こんなことに時間かけているから、色々な進捗が滞るのですよ。そりゃフランチェスカもご立腹だぁ。

ちなみに、日本パスタ協会(http://www.pasta.or.jp/association/greeting/index.html)によると、

パスタとは、粗挽き小麦粉を水で捏ね高圧で押し出して乾燥した食品です。

とのことなので、小生の作った麺は、乾燥していないので、パスタじゃないらしいです。残念、日本パスタ協会には入れないようです。ちなみに、これは今をときめくブログのような高尚なテーマを持たない、ブログとは言えないシロモノなので、日本ブログ協会にも入れません*1。変わりにフランチェスカ、入っておいてね。

*1:違った意味でも入れません