ファームウェアバージョンアップ (1) Exif
PENTAX K100D のファームウェアが 1.01 にバージョンアップされた。 追加機能は、PENTAX のサポートページを見ると、
ということだった。
- SDHCメモリーカードに対応しました。
- 焦点距離情報が自動で取得できないレンズの使用時に「手ぶれ補正」画面で手入力した焦点距離が、ファイルのExif情報に反映されるようになりました。(手ぶれ補正スイッチ オン時のみ)
自分は SDHC メモリーカードは持っていないので、二つ目の “焦点距離のExif情報への反映” の方を確かめてみた。 ( 後日、SDHC メモリカードを入手して検証してみました。 → ファームウェアバージョンアップ (2) SDHC)
使用レンズは TAMRON SP 90mm F2.5 52B。 手持ち撮影。 「手ぶれ補正」 画面では “90mm” がメニュー上に無いので、 “85mm” を選択している。
- 手ぶれ補正 ON 時
- 撮影時焦点距離が記録されている。
次に、そのまま手ぶれ補正だけを OFF にして ( = 電源 ON 時に K100D に入力した焦点距離情報はそのまま ) 撮影。
- 手ぶれ補正 OFF 時
- 撮影時焦点距離は記録されていない。
確かにサポートページに書かれている通りの機能追加がなされていることを確認できた。
でも、自分がこのレンズを使うときは、三脚 + 手ぶれ補正 OFF で撮る事がほとんどなので、せっかくバージョンアップしたけど焦点距離は記録されないことになり、ちょっと悲しい。
( まあ、どっちにしろ “90mm” とは記録されないんだけど〜。 )
なぜ手ぶれ補正 OFF 時は焦点距離情報が Exif に記録されないのかの考察
SR ON の時は、少なくとも K100D はユーザが入力した焦点距離の情報を使って手ぶれ補正してるから、そういう意味で Exif に記録する。
しかし、SR OFF 時のユーザ入力焦点距離情報というのは、K100D としては撮影のためには全く使っていない。 さらに、正確でもない ( 90mm レンズ付けてるのに 85mm と認識している) 。 だから、撮影時の情報として Exif に残す意味が無い、と PENTAX さんは考えたのではないだろうか。
本当のところはそのうち PENTAX さんが説明してくれるかなー?