あゆみ

あゆみ


あゆむってきっとほら 少し立ち止まること
今ここはどこ。何が大切。見上げた空がきれいなこと
あゆむってきっとほら 少し振り返ること
どこをどうやってここまで来たって 明日に確かめること

ここにいるよ ここにいるよ ここにいるよって 流れ星
手をのばしても もう今は 遠く遠く
ここにいるよ ここにいるよ ここにいるよって 流れ星
向こう岸で手を振る君へ、そっと

あゆむってきっとほら ひとつ諦めること
手に入るものだけが すべてじゃないと
気付き 探しはじめること
あゆむってきっとほら ひとつ失うこと
勇気を出して その過去を今 思い出に出逢わせること

ここにいるよ ここにいるよ ここにいるよって 流れ星
手をのばしても 届くはずのないひかり
ここにいたよ ここにいたよ ここにいたよって 流れ星
今そこから何が見えていますか

なくしてしまったものは少なくない でも大切なものもたくさんあるでしょう
今握った手のひら少しほどいて ぼくに見せて欲しいんだ
もう少しだけ話を聴かせて もう少しだけそばにいさせて
くしゃくしゃになった 夢のぬくもり ひとりじゃないよ

あゆむってきっとほら
今目の前にいる 大切な人が笑ってること
知らず知らず君がそうさせていること
めくるめく日々の中を そっと生きていくこと

あゆむってきっとほら 君が笑ってること
あゆむってきっとほら 君が笑ってる今



◎RAVE MYSPACE

http://www.myspace.com/ravesound



スタートライン

スタートライン

新しい季節のはじまり
いっぱいに風受け ひかり舞い上がる
何度も何度も手を振り 大きく息を吸い込んで言うよ
サヨナラ

長い長い時間をかけて 同じ景色 同じ空気
この先どんなことがあっても きっと色褪せたりしない
ひとりじゃ何も出来ないと気付くとき なぜ人はいつもひとりぼっち
ここからが本当のはじまり 君との本当のはじまり

種になり 深く土に埋もれ ただ春を待つ 若葉のように
雨にも負けず 風にも負けず いつか咲き誇る野花のように
君を想いたい

さよならバイバイまた明日 ひとつぶ 涙はかなしいね
さよならバイバイまた明日 ふたつぶ 涙やさしいね

それぞれのスタートライン その中に隠れてる後悔や傷跡
進む度 痛み合って 変わるため 捨て去って
それでもふたり 歩かずにはいられない

慣れ親しんだ街をはなれ 小さな荷物を心に抱え
いつか君がひとりぼっちになったとき今度はぼくがそばにいたいから

新しい季節のはじまり 
いっぱいに風受け 空に舞い上がる
違う場所 同じ匂いで いつかまたふたり巡り会うための
サヨナラ

何度も何度も手を振り ひとつ息をはいて
今歩み出した
サヨナラ


◎RAVE MYSPACE

http://www.myspace.com/ravesound




さよならイエスタデイズ

ただいまMy spaceでフルコーラス配信中の新曲『さよならイエスタデイズ』は聴いていただけましたでしょうか?

この曲が出来たのは2009年はじめのこと。
自分の中でポップなメロディー新記録を更新したいという明確な目標を立てて曲を書きました。
冬の終わりに一度吉祥寺でこの曲だけをレコーディングして次なるアルバムづくりへのスタートダッシュをはかろうとしていた矢先、いろいろな偶然が重なって映画『海の上の君は、いつも笑顔』にさよならイエスタデイズがイメージソングとして抜擢されます。
まだ出会ったことのない顔も知らない人たちに僕らの作品を聴いてもらえるチャンスを得た、それは4月も半ばのことでした。

映画の中で主演の谷村美月さんが『いつでもポジティブシンキングだよね!』というセリフを元気いっぱいに放ちますが、それは僕が数ヶ月か前に書いたこのさよならイエスタデイズの中でも歌われています。

ある言葉が
違う人間、違う場所から
異なる経緯と方法でもって
ひとつの作品の中で響くとき

そんな偶然のシンクロが、当初僕の思い描いていたポップであることの意味を

目に見える実感として捉えることの出来た、大切な瞬間でした。

ずっとポップなメロディーを心がけてきて、全曲シングルカットできるつもりで書いてきましたが
やっとあるひとつのボーダーラインを超えることが出来たというか、
藤田が書いて藤田が歌うだけで終止しない、この4人でしか鳴らせない伸びしろと不思議がしっかり詰まったポップチューンになりました。

やりたくてやりたくてでもずっと見つけられずにいたパッケージがやっと形になった気持ちです。

こんなにも自分自身の身近にある感覚なのに大分長いことさまよいました。

私の"いい"をあなたの"いい"にするためには
あなたに"いい"と思ってもらえるような"いい"ではなく
誰に何を言われようと自信を持って"いい"と答えられる私の"いい"を折れない矢にすること

時としてこんなにもシンプルなことが人間は難しいです。

たくさんの避けられぬ『さよなら』をかき集めた時、そんなセピアのイエスタデイズたちが少しずつ色を変えて未だ見ぬ明日への道を形どっていく。

この作品がそんなマイウェイを行くためのあなたにとってちょっとしたドライブソングになりますように。



さよならイエスタデイ

雲ひとつない空に 元気でやっていますか
駆け上る想い出 まるで昨日のことのように
ただ手を振ることしか それしか出来なかった
あれから何かひとつでも変われたのかな
あわただしい街を抜け 心に五月風
ハローグッバイ 出逢い別れ いつかまた巡り会えたのなら
さよならイエスタデイ 目一杯の助走をつけて
遠く遠くあの光まで 手を伸ばしたら ほら届きそうさ
さよならイエスタデイ ここからはじめよう
Life goes on そして新しい明日へ 飛び乗って行くんだ
いつだってポジティブシンキング 笑って泣いて ドタバタやって
二度と帰らない今を 精一杯生きていたい
ひとつまたひとつ ずっと探してる 欠けたままのワンピース
たとえコトバが見つからなくても まだ信じていたい この気持ち
今しか出来ない何か ここにしかないもの
奏でたいんだ希望のリズム 心に大切な人がいる
さよならイエスタデイ 目一杯の助走をつけて
遠く遠くあの光まで 今もきっとどこかで繋がってる
さよならイエスタデイ ここからはじめよう
Life goes on そして 行こう 未だ見ぬ明日へ
新しい明日へ

◎RAVE MYSPACE
http://www.myspace.com/ravesound

『あゆみ』マスタリング終了!!

rave20092009-10-29

RAVEにとって三枚目のアルバムとなる『あゆみ』のレコーディングがすべて終了しました。

噂には聴いていましたがPeter gibsonの仕事は想像以上に素晴らしく、本当に今回お願いして良かったなと思っています。
世界基準で闘える音になってます。

幸運なことに彼は次回もRAVEとやりたいと言ってくれているので、もっともっと僕らの表現を強く深いものに成長させて、Peter氏との化学変化をデッカいものにしたいし、さらに揺るぎない作品をつくるためにこれからまた前進していきたいと考えているところです。

『あゆむってきっとほら 少し立ち止まること』

っていう一行から始まったこのアルバムへの道のりはやはり単なる序章に過ぎないので、
いつだってそうですが
何かふとしたきっかけでチャンスが自分のもとにやってきて それをひとつのはじまりに変えることが出来たのなら
大切なことは
明日から一体何をするのかということであって

過程にまさる結果はない

ゴールはどこまでいっても"ゴールのようなもの"にしかならないから

人生はおもしろいなぁと思います。

ここからどこへでも行けるようなアルバムになりました。

今 手があるべき場所に手があって
目があるべき場所に目があります。

当たり前だけど結構大事なことのように感じるんです。

心が心として僕を僕たらしめているその時に
足が歩むべき場所に歩み出す

その地点をきっとスタートラインっていうのかな!


RAVE
3rd ALBUM
『あゆみ』
09.12.19 Release

1.スタートライン
2.さよならイエスタデイズ(映画『海の上の君はいつも笑顔』劇中イメージソング)
3.コイバナ
4.image training 〜妄想族のテーマ〜
5.ミスター・センチメンタル
6.あゆみ

music&words by 藤田竜史

produced by RAVE、ツネヨシリュウジ(color filter)、Peter gibson

sound engineerd.mixed.mastered by Peter gibson

exctive producer
東村昌紀(rendevouzs)