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ある難民一家を支える会 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2012-07-30

カンパをありがとうございました

このブログでカンパ要請を行っていた難民一家7名に、公的な支援が開始されることになりました。これまでのカンパや情報拡散にご協力くださり、心より感謝いたします。これにてカンパ募集を打ち切らせていただきます。ほんとうに ありがとうございました。

2012-04-27

引き続き窮地にある難民一家に支援を!

  • 日本に戻ってきました

 私たち「ある難民一家を支える会」が支援していた家族は、去年の8月に日本を出国し、第三国で無事お母さんが赤ちゃんを出産しました。しかし、日本での人権侵害への保障はいっさいなく、当地での福祉を受けることもできず、一家はやむを得ず入国元の日本に送還されることを選びました。

  • 再入国後も続く困窮

 一家は一時成田入管に収容されていましたが、お母さんや長女の病気などをうったえつづけていると、保証人もないまま仮放免となりました。政府や政府系団体からの生活支援は一切ありません。また、一家は難民支援や外国人の人権を保障する団体にも連絡をとりましたが、今回は支援を受けることが難しいようです。
 私たち「ある難民一家を支える会」も実質的に解散しており、ご一家にはたいへん申し訳ないことですが、何らの支援もしておりません。ただ、以前カンパの呼びかけ元となっていたこと、さらに上記の事実を知るにいたったことから、私たちは再びカンパ先も含めて情報提供することにしました。

  • カンパをおねがいします

 一家のお父さんが ゆうちょ口座を持っており、以下に送金いただければ本人に直接とどきます。

ゆうちょ銀行
口座番号:10270-67335881
口座名義:ナシル モハメド クァドリ

※他銀行からの振り込みの場合
店名:ゼロニイハチ(028)
預金種目:普通預金
口座番号:6733588

連絡先
元「ある難民一家を支える会」
http://d.hatena.ne.jp/refs/
0107refugee@gmail.com



 いくつかの偶然がかさなって入居できたアパートの家賃を払うことができず、一家は先週末から公園での野宿状態を強いられていました。そのうち数日間は、関東地方では雨が降っていました。重症のヘルニアを患うお母さん、生後七ヶ月の赤ちゃん、歩くことができない長女を含む一家7人。
 幸い、心ある皆さまからのカンパのおかげで、家賃の支払いはできて、アパートに戻ることができました。しかし、難民事業本部(RHQ)からの支援がうちきられて以降、一家に経済的な収入のあてはありません。
 どうか、一家へのカンパをお願いします。

カンパをありがとうございました - ある難民一家を支える会

2011-08-31

ご支援ありがとうございました

これまでこのブログで支援を呼びかけていた難民一家は、8月23日に出国されました。ご関心・カンパに心より感謝いたします。前エントリーにあるように、8月22日をもちましてカンパの受け付けは締め切らせていただきました。

より詳しくは、近日中に報告文を公表いたします。

2011-08-19

【最後のお願い】出国する難民家族の緊急医療費支援カンパのお願い

 私たち「ある難民一家を支える会」が関わってきた難民の一家が、とうとう日本から出国することになりました。

 一家は、2009年に来日して、入管に難民申請をしたものの、不認定となり、その後異議申し立てを続けていました。

 日本での定住も就職も困難ななか、4人の子どもをかかえた難民一家に、外務省外郭団体の「難民事業本部(RHQ)」は、最低限の生活費に充てるための保護費を支給してきましたが、今年2月になって突然支給を停止しました。

 驚くべきことに、理由は「妊娠検診」を費目に含む医療機関の領収書を提出したというものでした。しかも、このような瑣末な理由だけで、それまでに支給した保護費全額の返還を迫るという蛮行にすら出ました。

 私たちは、日本のあまりにも低い難民認定率に対して、日本社会の一員として怒りを感じずにはいられません。また、このRHQの行いに見られるような恥ずべき差別や、外国人に対する強権的な扱いは、決して許すことができません。

 一家の4人の子どもたち、お父さん、お母さん、それぞれに病気をかかえ、貧困のなか、健康状態は悪化の一途にあります。

 また、お母さんは第五子の出産予定日が迫っており、一家としてはこのまま日本にいても何の展望もないと判断し、ついに今月、日本から東南アジアのある国へと出国することになりました。

 一家はほとんど資金を持たずに出国します。私たち「支援する会」としては、一家の今後の医療費の足しとするために、皆様の暖かいご支援を、せつにお願いする次第です。金額はいくらでもかまいません。どうか下記の口座に、お振り込みをおねがいします。

 なお、出国日の関係で、今回のカンパの締切りは8月22日(月)到着分までとさせていただきます。急なお願いで申し訳ありませんが、なにとぞ、ご協力のほど、よろしくお願いします。


ある難民一家を支援する会 一同
2011年8月19日

振込先
ゆうちょ銀行
口座番号:10270-67335881
口座名義:ナシル モハメド クァドリ


※他銀行からの振り込みの場合
店名:ゼロニイハチ(028)
預金種目:普通預金
口座番号:6733588

※そのほか、ゆうちょ口座への 振り込み方法についての案内→
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tukau/sokin/koza/kj_tk_sk_kz_index.html



連絡先
http://d.hatena.ne.jp/refs/
0107refugee@gmail.com

2011-07-30

「え、難民は妊娠しちゃいけないってことですか?」——困窮状態に陥った難民一家(『インパクション』)

 引き続き、困窮する難民一家への経済的支援をお願いいたします。志ある方々からのカンパにより、呼びかけ開始当初は一月につき約10万円が寄せられておりました。しかし最近になってそれも減少傾向にあります。栄養のある食事はおろか、電気・ガス・水道もこのままでは停止されるとのことです。私たちは光熱費について各供給会社に事情を説明したうえで支払いの延期を求めてきましたが、それにも限度があるとのことで、供給停止通告が来ています。
 以下は、『インパクション』誌に掲載されたカンパ呼びかけです。編集者のご厚意により転載の許可をいただきました。記事末尾の口座までご送金くださるよう、心よりお願い申し上げます。

「え、難民は妊娠しちゃいけないってことですか?」——困窮状態に陥った難民一家
常野雄次郎(つねの・ゆうじろう)
「ある難民一家を支える会」


 本誌2月号でも報じられたように、1月7日に東京入管で無抵抗の難民が公務執行妨害容疑で不当逮捕された。彼は約20日間勾留されたのち、不起訴処分を受けた。しかし、6名からなる難民一家の苦境は続いている。
 2009年8月に来日した一家は、翌月には難民申請を行った。10月には、外務省人権人道課の認定を受け、難民事業本部(RHQ)による経済的支援が開始された。RHQは、難民申請者に経済援助を行う外務省系財団法人である。
 ところが、今年3月になって、その支援が完全に打ち切られたのだ。RHQはさらに、これまでに受給した援助金を全額返却せよとまで通知してきた。一家は、来日以来あてにしてきた生活基盤を突然失うことになった。
 なぜだろうか? 一家に対しては、母親の妊娠検診の領収書を提出したからだ、という説明がなされた。一家はこれまで、医療費の支援を受けるため、病院の領収書を提出してきた。具合が悪くなってクリニックにかかり、妊娠が判明した際も、これまで通りのことをしたまでだ。外務省人権人道課(!)の管轄下にあるRHQは、妊娠は援助の対象とはならないのに妊娠検診を費目に含む領収書を提出したことは不正にあたるので、一切の援助を打ち切ることを決めたと説明する。この外務省・RHQ側の言い分は、一家の委任を受けた鈴木雅子弁護士による照会によっても確認された。
 結果として、一家は困窮状態に陥っている。光熱費や家賃の支払いは数ヶ月にわたって滞り、食べ物を買う現金もほとんどない。極めて重篤な医療問題を抱えている一家6人は、水と米などだけで数日間を過ごすこともある。
 彼らは、しきりと自殺をほのめかしている。私たちは「死なないでほしい」と伝えているが、一家の絶望の方にむしろ客観的根拠があるのかもしれない。
 難民申請中で、正規の滞在資格のない一家は、RHQの他に頼る先がない。生活保護国民健康保険などの可能性について相談するため、私たちは地元自治体を訪れた。
事情を説明すると、担当係長は「え、難民は妊娠しちゃいけないってことですか?」と当惑した表情を見せた。その上で、一家への保護はしないとのことだった。
 妊娠は生活費の打ち切りによって罰せられるべき犯罪なのだろうか? 難民申請者は妊娠したら死ねということなのか? これは、国家による生殖の管理であり、性的権利の侵害だ。繰り返そう。「え、難民は妊娠しちゃいけないってことですか?」。そして今や、一家の生存が脅かされている。
 一家が生活を維持し、権利回復のためたたかっていくためのカンパを呼びかける。

ゆうちょ銀行
口座番号:10270-67335881
口座名義:ナシル モハメド クァドリ

※他銀行からの振り込みの場合
店名:ゼロニイハチ(028)
預金種目:普通預金
口座番号:6733588

連絡先

「ある難民一家を支える会」
http://d.hatena.ne.jp/refs/
0107refugee@gmail.com


 ブログ担当者(常野)は、ジャパンタイムズでも報じられた1月の不当逮捕事件翌日より、ご一家と交流してきました。そのなかで、断言できることがあります。この6人は人間です。その人権はおろか、命がいま危機に瀕しております。