野田弘志展 日本橋高島屋

野田弘志展


野田弘志先生の個展が日本橋高島屋(5/2-14)で開催されていましたので見てきました。徹底した写実で具象画壇を代表する作家です。2日にオープニングしたばかりで2日目,先生はすでにお帰りになったところで,お会いすることはできませんでした。静物画はいろいろ見てはいましたが,人物,ヌード,それに風景画は初めて見ました。ゆったりと鑑賞でき,近づいて,精密画の深淵をのぞくこともできました。

初期の黒いバックに浮き上がるような静物,手でつかめそうな立体感,写真ではないかと思わせるリアルさ。それからバックが金箔に人物,静物が描かれ,まるで日本画と洋画のコラボ。人物を描いたことがない氏がヌードにも挑戦。白のバックに静物,鉛筆のデッサン。新聞小説「湿原」の挿絵画。
新たな境地を迎えて北海道での風景画にいたっています。これから氏はどこへ行こうとしているのか,興味が残るところです。非常なワイン好きな先生ですが,あまり飲みすぎないでご自愛されてのご活躍をお祈りいたします。

新丸ビル

日本橋に来たついでにまたまた4/27にオープンしたばかりの「新丸ビル」に行きました。途中に佐藤忠良先生の彫刻(「女・夏」日本橋プラザビル前)があり,一目で分かる人物だけに意外なところにあるなあと思いながら歩いて行きました。また護憲を訴えてのデモに遭遇,今日は「憲法記念日」なのです。これは翌日の新聞にも載っていました。


東京ミッドタウン」がオープンしているので,「新丸ビル」は混んでいないだろうとのいつもの甘い考えで行ったら,人人人でごった返し。B1から7階までがShopping&Restaurantで9-37Fが商業スペース。和食も充実しているようなので改めてくるようにしたいと思います。他もゆっくり見ることもできず,休憩する店もなくてしかたなく,隣の丸ビルに行き休憩。「精養軒茶房」にてケーキセット(ショコラケーキ)をいただきました。ここは目の前に東京駅を見ることができます。東京駅も建て替えの話があったかと・・どんどん様相が変わってくる丸の内でした。

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